いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

生きていることが環境をよくするオランウータン

2009-11-14 21:01:00 | Weblog
~オランウータンとの出会い~

オランウータンは生きていることが環境を良くする生き方です。
私の植林活動のキッカケは絶滅危惧種のオランウータンは、
「森の哲人」との出会いです。

オランウータンと人間は、98%同じ遺伝子を持っています。

オランウータンは、人間と類人猿の共通の祖先(ホミニッド)から、
800万年~1200万年前に分かれました。

オランウータンは7から8才になるまで母親と一緒に暮らし、
8~9才で親元を離れます。

オランウータンの子供は生まれてからの5年間、特に母親のオランウータン
に依存し、母親と強い絆を築きます。

オランウータンは、とても賢い動物です。

彼らは実をつけた樹がどこにあるか(空間の記憶)、
また実がいつなるのか(時間の記憶)を覚えているようです。

オランウータンは熟練した道具使用者でもあります。

例えば、葉を噛んでスポンジを作り、樹の穴に溜まった水を吸ったり、
大きな葉を傘代わりにしたり、昆虫やハチミツを採集するときに枝を
道具として使ったりします。

枝はこの他にも、蜂から体を守る、果物やほかの枝をたぐり寄せる、
体を掻くなど様々な用途に使われます。

また、大きな葉をポンチョのようにして使っているのも観察されています。

彼らはさまざまな果物を食べながら、歩き回って熱帯雨林の
適正な森づくりをしています。

自分の生活の場である森を生活スタイルの中で守っているのです。

そんなオランウータンは国連のレポートで、絶滅まであと1分と
言われています。

オランウータンの脅威は、DNAで2%しか違わない人類にとっても
大きな生存の脅威であることを認識する必要があります。

この事を実感するにはやはり「百聞は一見にしかず」です。

機会があれば、是非 現地ツアーに参加をして見て頂きたいと
思います。

今年のツアーは今月22日から27日までで間に合いませんが、次回
にでもご参加頂ければと思います。
ボルネオ オランウータン サバイバル ファンデーション 日本