俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句471・丹田1・笹本千賀子01・2020-03-24(火)
○「ものの芽の丹田呼吸してをりぬ」(『冬のキリスト』2018)(笹本千賀子01)
○季語(ものの芽・仲春)※丹田たんでん:へその下の辺の所。(→「ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「丹田呼吸」とは、へその下(丹田)を意識して呼吸をすることによって心を落着かせようとするもの。ものの芽たちも、はやる気持ちをおさえながら芽吹きの季節を待っています。
○笹本千賀子(ささもとちかこ)
○好きな一句「明日葉やいのちといふはまつ青な」02
○季語(明日葉・晩春)(「二十世紀名句手帖①愛と死の夜想曲」より引用)
【Profile】:1949年東京都出身。1998年俳誌「槙」(→平井照敏主宰)に入会。「槙」同人、「槙」編集長。「翡翠」創刊同人、編集長を経て「燕俳句会」代表。