俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句471・不明30・岡田史乃03・2020-03-23(月)
○「一枚をたたんでゐたる春の昼」(→岡田史乃03)
○季語(春の昼・三春)(「俳句201703」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:方法は「不明」の30回記念。さて、畳んでいるのは一枚の何か。気温が少しゆるみはじめた春昼のことである。今日は岡田史乃の忌日(2019)。
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■Pickup「春の不明」俳句9句(20200323)
2012/4/26「生き残りたる人の影春障子」(深見けん二)(春障子・三春)
2013/2/21「冴返る竹林ふかく羽搏つもの」(神尾季羊)(冴返る・初春)
2018/3/08「なほ告げることあり朧夜を追ふ」(江口喜一)(朧夜・三春)
2018/3/29「その先はどうだつたのかと春炬燵」(森澤とほる)(春炬燵・三春)
2018/4/26「逃水や尋ねたきことひとつあり」(品田まさを )(逃水・晩春)
2019/5/01「紐の端持たされてをり新社員」(岩永佐保)(新社員・晩春)
2020/2/10「遠く去るものへ風吹き蕗の薹」(桂信子)(蕗の薹・初春)
2020/3/05「啓蟄や両手に持つて食べるもの」(小川楓子)(啓蟄・仲春)
2020/3/23「一枚をたたんでゐたる春の昼」(岡田史乃)(春の昼 ・三春)↑