俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○次元俳句469・裏(空間)12・水野紀子01・2020-03-08(日)
○「裏山をこどもの通る雪解かな」(水野紀子01)
○季語(雪解・仲春)(「二十世紀名句手帖⑦海と山のラビリンス」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:雪解けが始まり、眠りから覚めて動きだしてきた裏山。こどもの声もまた、「山笑ふ」さまざまな音のひとつである。
○水野紀子
○好きな一句「たま風に吹き流されて鳶黒し」02
○季語(たま風・三冬)(→「水大歳時記」より引用)「たま風(たば風)」:冬に北日本の日本海側から北陸にかけて吹く北寄りの風をいう。 「たま風」の「たま」は魂であって、亡霊が吹かせるともいわれている(「きごさい歳時記」より)。
【Profile】:1940年京都府出身。「参」(→岩城久治主宰)所属。