俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○五感俳句468・感情17(心)・寺澤慶信01・2020-03-04(水)

2020-03-04 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句468・感情17(心)・寺澤慶信01・2020-03-04(水)
○「心中の昏さに気づく雛かな」(寺澤慶信01)
○季語(雛・仲春)(「二十世紀名句手帖①愛と死の夜想曲」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきけこしすせそちつにぬねのはひふへむめもや~)】

【鑑賞】:掲句を「作者が気づいた」という配合句ととるか、「雛が気づいた」という擬人ととるか。後者を選択したい。箱の中にいて丸一年ほど光を見ていなかったのだから。


寺澤慶信(てらさわけいしん)※(「けいしん」は推測読み)
○好きな一句「朴の花空にさざなみしづまらず」02
○季語(朴の花・初夏)(→「藍生8月選評と鑑賞黒田杏子」より引用)

【Profile】:1949年福岡県出身。「藍生」同人。「藍生」賞受賞。

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