俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○五体俳句469・頭6・富樫均01・2020-03-13(金)

2020-03-13 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句469・頭6・富樫均01・2020-03-13(金)
○「卒業の頭をのせる枕かな」(『風に鹿』2006)(富樫均01)
○季語(卒業・仲春)(→「ふらんす堂」より引用)

【鑑賞】:しみじみと思い出している。「卒業の頭」は半日前は学校の体育館にあった。現在、その頭を自宅の枕の上にのせている。時間と場所の面白みの際立つ俳句。


富樫均(とがしひとし)
○好きな一句「芋の露不器用といふ宝も」(『風に鹿』2006)02
○季語(芋の露・三秋)(「折々のうた(2006.9.21)」より引用)

【Profile】:1959年山形県鶴岡市出身。1978~2000年、俳誌「」に参加。1980~86年、俳誌「」に参加。1984年第4回岳俳句会賞受賞。1997年より長野県飯縄山東麓に住む。

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