俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句472・熱感13・近江満里子01・2020-03-30(月)
○「髪とけば微熱のにほひ春の雪」(『微熱のにほひ』2012)(近江満里子01)
○季語(春の雪・三春)(→「ふらんす堂」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:この句の主眼は「微熱の匂い」である。どうやら髪というものには、持ち主とは別の命が宿っているようである。それが微熱を発しているのだ。
○近江満里子(おうみまりこ)
○好きな一句「神様にふみ書くあそび金木犀」(『微熱のにほひ』2012)02
○季語(金木犀・晩秋)(引用同上)
【Profile】:1955年神奈川県相模原市出身。2005年実験的俳句集団「鬼」入会。2006年上智句会入会。2009年輪の句会入会。2012年「鬼」賞受賞。