たかがパッチ、されどパッチ

写真左のパッチは、
ドイツ・ミュンヘン近郊に本拠地を置く、
1923年創業のシュタールグルーバー社製のパッチです。

タイヤ部修材をメインとする自動車用品部、
及び工業用超耐摩耗ゴムをメインとする工業用品部
の老舗です。

「レマチップトップ」はブランドの名称で、
ドイツならではの経験と技術に培われた商品は
厚い信頼を得ています。

チューブの伸びに合わせて自然に沿っている、
上の写真左のチップトップのパッチ。

これはチューブの最大の役目となる
「タイヤを形成すること」と
「路面の衝撃を吸収すること」を
妨げることなく、
見えないところで仕事をしてくれるということなのです。


下の写真のように重ね貼りが可能なのも、
薄いパッチならではです。

余談ですがチューブレスの修理は
どのメーカーが良いか
シュワルベ社に
聞いてみたところ

このメーカーだよ!

即答をされたことでした。

ドイツメーカー同士、お互いに尊重しており、
もちろん相性も抜群です。

この特徴あるオレンジのふちのデザインに

　　　　　「ん?」

っと思う方々もいらっしゃるでしょう。

これは「フラワーエッジ」と呼ぶ
特許を持つ形状で、
チューブに合わせて360度に
しっかりと伸びながら固着し
フィットするのです。

また
このパッチの薄さは他社が真似できない技術なので、
世界を代表するメーカーというのも納得です。

加えてサイズ展開に16mmが!

こちらはロードバイクなどの
細いチューブにぴったりです。

薄さも伴って、
乗り味を損なわないのが最大の魅力です。

さらに他の特色をまとめると

・強化ゴム内蔵の3層構造
・エンボス加工により接着面積が広い
・重ね張りができるフェザーーエッジ

です。

この品質の高さは、
作業効率や作業精度の向上にもお役に立てると思います。

たかがパッチですが

されどパッチと思って
こだわって常備品に加えてみては如何でしょうか。