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ふん転菓子の「き」

「き」になるもの。。
木・記・利・聞・気。色々な「き」があるけど、その「き」を書き込んでいきます。

コミミズク

2006-02-13 19:36:07 | 動物
鳥の名前:フクロウ科 コミミズク

何とか撮る事が出来ました。
コミミは2006/01/30の日に初めて撮影し、長時間採餌していたのですが、何故か殆ど
ピンボケ。。私の性能の問題ですね。

↓2006-01-30の画像
飛んでる時は、ビール瓶の底に「お面を被せた」感じと言えば解りやすいかも。
普通、鳥類は、空気抵抗を少なくする為、顔は尖がっています。
コミミズク等フクロウ科の鳥たちは平ら。

実は中学生頃に聞いた話では、耳の位置が左右で微妙に異なり、音の到達時間が
少しずれる事で、音源を特定しやすくなるそうです。(記憶が曖昧)
三角測量に近いかも知れませんね。



↓「田んぼの畦で一休み」


↓「飛んでますぅ~」


フクロウ科の鳥は、野ネズミなどを捕食する益鳥。
この場所も広い田んぼの中にいます。
風の弱い日に、田んぼにいると畦から、野ネズミの声が聞こえます。

そのんな中、突如として現れ、音も無く舞い、見事に野ネズミを捕る。
捉える瞬間は独特で、野ネズミの前を通過し、ヒラヒラと舞い降ります。


個人的な考察ですが、ネズミも生きる為に必死で田んぼの中を逃げます。
ネズミの泣き声も、人間が3mほど近づくと止まります。
コミミズクは音で方向を定め、眼で正確に把握。

ハクチョウやカモは飛んでいる時、私の目の前を通過すると、羽音が聞こえますが、
コミミズクは、音も無くヒラヒラと木の葉の如く舞い降り、ネズミの動きに
合わせるようです。
自分の位置を察知させない工夫では?と考えています。(私見)

Camera:CanonKissDN
Lens:55-200mm

RAWで撮影し、WBを「晴天」に合わせ、スタンダードで現像。
物凄いトリミングしてます。
でもこれだけトリミングしても、羽の模様など見えるから良い方ですね。