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美味しいカニの研究

お歳暮や贈答品で人気のカニ。通販でも大人気です。このカニについて、いろいろ随時更新していこうと思います。

蟹をさばくのは難しいものです。活蟹のさばき方

2020年09月20日 | 日記
蟹をさばくのは難しいものです。


活蟹のさばき方を簡単にご説明します。


腹から「解体」するのが基本ですから、蟹のお腹が上になるようにしてください。


「ふんどし」と呼ばれる、お腹の三角形の部分を引き剥がします。


割と簡単に剥がれます。


次いで、包丁の手元の部分を使い、お腹の真ん中に切れ込みを入れます。


腹に入れた切れ目を中心に、足を甲羅から外します。


ここは結構力が要ります。


ここで忘れず、エラや薄皮を指で外しておいてください。


これらは食べられません。


胴の蟹ミソは落ちやすいので、フォークやスプーンでかき出して甲羅に入れておきましょう。


最後に、食べやすくするため、足を関節の部分で切り離し、蟹スプーンなどで身をすくいやすくするため、表面に切れ目を入れるという手順です。


慣れれば早くさばけるようになりますよ。


かにのおいしい食べ方がわからない、という声もありますが、おすすめは「焼きがに」ですね。


殻付きのかになら、一番の調理法です。


おいしく焼くには、解凍に気をつけてください。


殻付きのかにをそのまま紙で包んで、冷蔵庫に入れるのがベストです。


半日程度のゆっくりした解凍を目指しましょう。


半解凍になれば包みを解き、殻付きで焼くと、仕上がりはみずみずしく、うま味も残っています。


うま味を含んだ水分が残るよう、焼きすぎないでください。


蟹を買おうとするときの注意点。


それは、選ぶ方法に注意すべきです。


一口に蟹といえどもいろいろな種類がいるので、選ぶ方法に違いがあります。


買いたい蟹がズワイ蟹だった場合には、どこを見ればいいと思いますか?それは、腹側です。


この時大事なのは腹側が白いズワイガニを避けることで、アメ色のものを見極めることが大事です。


他に挙げられものとしては、硬い甲羅をしている蟹も美味しいです。


蟹通販は便利ですが、欠点はないのでしょうか。


通販のデメリットは、購入時の事前情報が写真や文章しかない点であるといえます。


実際に店に行く場合は、じかに蟹の品質を確かめることができますし、店頭で味見ができる場合もよくあります。


茹でるときの塩加減なども個人の好みがあるので、色々なお店の中から、特に好みの味付けのところを「行き付け」にすることもできます。


通販にはない利点です。


蟹通販が便利でお得だといっても、万能ではなく、このような欠点もあるので、一概に実店舗より良いとは言えません。


蟹が大好きなのですが、店頭で買うのは大変なので通販で簡単に美味しい蟹が買えるのはありがたいです。


しかし、気をつけなければならないこともあります。


通販は届いてみるまで品物が見えないですから、何キログラム、何杯など、量の確認は入念にしましょう。


詐欺まがいの量ごまかしをやってくる業者もいます。


それ以外にも、蟹の解凍は難しいポイントです。


解凍にはコツがあります。


何より、時間をかけて慎重にすることを心がけましょう。


急いで解凍すると、せっかくの蟹も旨みが抜けて台無しです。