軽音楽談話室(廃屋)

「琥珀色に魅入られてしまった人生・・」

SONIC WINTER/JOHANSSON

2005-01-14 07:30:04 | 音楽
ヤンス・ヨハンソン(イェンスと読むらしいが)という鍵盤弾きがいます。
ヨナス・エルボーグというベース弾きのアルバムでムチャムチャかっこいいキーボードを弾いていたのでファンになりました。

シルバーマウンテンという北欧のヘビメタバンドでデビューし、イングベイ・マルムスティーン(間違いなかったよな)のライジングフォースで一躍有名になりました。

親父さんはヤン・ヨハンソン(それじゃイェンと読むのか)という有名なジャズピアニストで、親子二代の鍵盤弾きです。

このアルバムはヤンス・ヨハンソンが兄で太鼓叩きのアンダース・ヨハンソンと組んだバンド「JOHANSSON」のファーストです。

ヨナス・エルボーグ絡みやソロ・JOHANSSONの他のアルバムを聴いた後、手に入れて聞きました。デジタルプログレ路線を期待して聞いたのですが・・・

「ネオクラッシックか」

確かにイングベイ・マルムスティーンが参加しているので当然といえばそれまでですが、軽い失望感にさらりと聞き流してしまいました。でお蔵入り・・・(印象に残るかは、その日の体調もよるのですが・・)

その後、お歩き通勤用MDの録音をしていて、すき間が空いたので「そういえばコレじっくり聞いてなかったな」と思い出し穴埋め程度で何も期待せず録音しましたが・・・

エニグマ組曲「ENIGMA SUITE」だけを延々繰り返し聞く事になってしまいました。

「何だこりゃ」です。聞き込めば聞き込むほどのめり込む。
イントロのキーボードが「ほらほら始まるでぇ。ちゃん聞きや。」と
ソロ回しの流れるようなピアノ、背筋がゾワゾワッとします。
短いドラムソロの後のイングベイのギターソロも適度でもたれなくてよろしい。
「終わったかな」と思ったらパイプオルガン風の音色でハープシコードで弾くような曲が始まり、しばらくしてからドッカンドッカンと響き渡るバスドラ・フロアタム・効果音(変な所が好きなだなあ)

プログレハードの大名曲です。(「ネオクラ・ハードロックの」でも良いかも・・・メタルではないな)

この1曲聞くだけでも買う価値大です。

日本盤の帯に「天才達の宴が始まる!」とありますが、この曲に関してはまさにその通りですね。






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