
Don Airey : Grand Piano, ARP Odyssey, Mini Moog, Solina String Ensemble, Fender Rhodes Piano
Rod Argent : Grand Piano, Mini Moog, Roland RS 202, Yamaha CS80
Gary Moore : Gibson Les Paul, Rickenbacker Electric 12 String, Guild Acoustic, Fender Stratocaster
Barbara Thomson : Flute, Alto Flute, Tenor Saxophone
Jon Hiseman : Arbiter Auto Tune Drums, Paiste Cymbals & Gongs, Percussion
John Mole : Fender Precision Bass, Hayman Fretless Bass Guitar
Julian Lloyd Webber : Cello
Dave Caddick : Piano
Phil Collins : Drums and Percussion
Herbie Flowers : Bass
Bill LeSage : Vibes
Andrew Lloyd Webber : Synthesisers
1.Introduction
2.Theme (Paganini Caprice In A Minor No.24) And Variations 1-4
3.Variations 5 And 6
4.Variation 7
5.Variation 8
6.Variation 9
7.Variation 10
8.Variations 11-15 (Including Tributes)
9.Variation 9
10.Variation 13-14 (Varied)
11.Variation 17
12.Variation 18
13.Variations 19, 20 And 5 (varied)
14.Variations 21 And 22
15.Variation 23
1977
「アンドリュー・ロイド・ウェーバー」が何者かは知りませんが、このメンツはいったい何なんでしょうか。コロシアム2にロッド・アージェントとフィル・コリンズ、そしてハイズマンの奥方。時期的にはロッド・アージェントのソロアルバム「ムービング・ホーム」と同時期、レーベルも同じでメンツも少し被っています。期待通りの音が出てくるとは思われませんが、まあ、とりあえず聴きましょうか。
1・2曲目
2曲つながっています。イントロはシンセサイザーが虚ろにフワフワと漂うだけ、夜明け前と言った雰囲気。クラビネットがテーマの断片を弾き始めチェロが奏でるテーマに突入、パガニーニの曲ですね。ベースがチョッパー風になりシンセ群が絡みつきファンキーポップな浮かれたテーマに、ムーアのギターも一瞬呻きますが、やはりメインはチェロ。締めはトムソンの美しいフルートが少しだけ、でお終い。確かにバリエーションですが・・・折角の素晴らしいテーマも台無し、ダレダレとした雰囲気も気に入りません。
3・4・5曲目
今度は3曲、優しいクラビネットの調べに乗って美しいフルートが天空世界を棚引くように流れます。この人の演奏って真剣に味わった事がありませんがとても素晴らしいですね。その他とをシットリとしたチェロが引き継ぎます、これも素晴らしい。桃源郷のような雰囲気からブワブワとしたシンセが場面を展開。ほのぼのしたシンセが漂うだけですが・・・・・同じテンポでも面白味がない。ピアノとギターが攻撃的に刺さり込み軽快凶暴なコロシアム2の演奏になりました。ザクザクと刻みまくり天空へと駆け上るゲイリー・ムーアのギターをバックの演奏が煽る煽る、いつものパターンですね。テンポが落ち着きドン・エイリーが作り上げる幻想的な雰囲気もコロシアム2。大変素晴らしい演奏が2つ繋がっていますが、各々もう少し長く演奏して頂きたかった。素晴らしい断片だけを繋げたって、その断片1つの魅力以上にはならないんだよ。
6・7曲目
哀愁タップリのサックスがゆったりと漂い、ギターも寄り添うように噎び泣く。バックはゆったりとリズムを刻み、雰囲気はまるで落ち着いたバーの雰囲気。フェードアウトし、一転悲しげなクラシカルナンバー、ゆったりと悲しげに漂うバイオリンと見守るような優しいピアノの音色、リードがフルートに変わり、聞き手の心を鷲づかみにします。ハイズマンの奥さんの演奏演奏、素晴らしいですね。
8曲目 過激なコロシアム2の演奏、攻撃的な展開から少しコミカルに、そしてチェロがリードをとりサックスも軽く噎び泣く。ピアノのコードが都会的な雰囲気を醸しだし、最後には西部劇風ゲイリー・ムーアのお馬鹿なギターが始まります。(彼のギター人世の中での最大の汚点だろう・・・)
9・10曲目
前半は重みのある一定のベースライン上をリード楽器が次々と変化しながらリフを刻んでいきます、基本コロシアム2パターン、面白味は無いけれど緊迫感はあります。後半はブルース・アコギとチェロが落ち着いた演奏を、サックスもゆったりと、ワルツですね。あああっ・・・・この人のサックス素晴らしすぎ、ツボにはまりますねぇ。
11・12曲目
前半は鬱々としたシンセが悲しげに漂うだけ、雰囲気が落ち着き素晴らしい演奏に変化します。優しすぎるピアノの音色、リードのチェロもとても優しく流れます。そして最大の聞き所ゲイリー・ムーアのギターが聞き手の心に優しくそっと触れるような演奏を、なんて素敵な美空間、涙が出ます。
13曲目
ピアノがテーマの断片で戯れるように、煌びやかなシンセもテーマを、ギターとベースもラインを・・・・攻撃的な演奏に変わるのを期待していたのに・・・天空世界パターンから最後はドラマチックな演奏に・・・・
14・15曲目
「そう来なくっちゃ」とプログレファンが狂喜するようなコロシアム2の激しい演奏から(短すぎだぁ・・・・この野郎!!!)・・・混沌とした音空間へ・・・チェロがリードをとる最後の見せ場に、バックのリズムが少し西部劇風なのが馬鹿らしい。激しいチェロの演奏を聴いているとダリル・ウェイを思い出しました。 ・・・・・何が言いたかった作品なのか最後まで分からない・・・・・
「バリエーション」・・・・つまり「まとまりがない」と言う事ですね。折角素敵な演奏が散りばめられているのに、短い断片ばかりのつながりで全然脈略を感じ取れない。
唯一の収穫は素晴らしすぎるバーバラ・トムソンの管楽器群、この人の作品今まで一度も聴いた事無かったので大収穫でした。
*プレビューで見ると文字化けしていましたので「コロシアム2」とさせて頂きました。カッコ悪・・・


Rod Argent : Grand Piano, Mini Moog, Roland RS 202, Yamaha CS80
Gary Moore : Gibson Les Paul, Rickenbacker Electric 12 String, Guild Acoustic, Fender Stratocaster
Barbara Thomson : Flute, Alto Flute, Tenor Saxophone
Jon Hiseman : Arbiter Auto Tune Drums, Paiste Cymbals & Gongs, Percussion
John Mole : Fender Precision Bass, Hayman Fretless Bass Guitar
Julian Lloyd Webber : Cello
Dave Caddick : Piano
Phil Collins : Drums and Percussion
Herbie Flowers : Bass
Bill LeSage : Vibes
Andrew Lloyd Webber : Synthesisers
1.Introduction
2.Theme (Paganini Caprice In A Minor No.24) And Variations 1-4
3.Variations 5 And 6
4.Variation 7
5.Variation 8
6.Variation 9
7.Variation 10
8.Variations 11-15 (Including Tributes)
9.Variation 9
10.Variation 13-14 (Varied)
11.Variation 17
12.Variation 18
13.Variations 19, 20 And 5 (varied)
14.Variations 21 And 22
15.Variation 23
1977
「アンドリュー・ロイド・ウェーバー」が何者かは知りませんが、このメンツはいったい何なんでしょうか。コロシアム2にロッド・アージェントとフィル・コリンズ、そしてハイズマンの奥方。時期的にはロッド・アージェントのソロアルバム「ムービング・ホーム」と同時期、レーベルも同じでメンツも少し被っています。期待通りの音が出てくるとは思われませんが、まあ、とりあえず聴きましょうか。
1・2曲目
2曲つながっています。イントロはシンセサイザーが虚ろにフワフワと漂うだけ、夜明け前と言った雰囲気。クラビネットがテーマの断片を弾き始めチェロが奏でるテーマに突入、パガニーニの曲ですね。ベースがチョッパー風になりシンセ群が絡みつきファンキーポップな浮かれたテーマに、ムーアのギターも一瞬呻きますが、やはりメインはチェロ。締めはトムソンの美しいフルートが少しだけ、でお終い。確かにバリエーションですが・・・折角の素晴らしいテーマも台無し、ダレダレとした雰囲気も気に入りません。
3・4・5曲目
今度は3曲、優しいクラビネットの調べに乗って美しいフルートが天空世界を棚引くように流れます。この人の演奏って真剣に味わった事がありませんがとても素晴らしいですね。その他とをシットリとしたチェロが引き継ぎます、これも素晴らしい。桃源郷のような雰囲気からブワブワとしたシンセが場面を展開。ほのぼのしたシンセが漂うだけですが・・・・・同じテンポでも面白味がない。ピアノとギターが攻撃的に刺さり込み軽快凶暴なコロシアム2の演奏になりました。ザクザクと刻みまくり天空へと駆け上るゲイリー・ムーアのギターをバックの演奏が煽る煽る、いつものパターンですね。テンポが落ち着きドン・エイリーが作り上げる幻想的な雰囲気もコロシアム2。大変素晴らしい演奏が2つ繋がっていますが、各々もう少し長く演奏して頂きたかった。素晴らしい断片だけを繋げたって、その断片1つの魅力以上にはならないんだよ。
6・7曲目
哀愁タップリのサックスがゆったりと漂い、ギターも寄り添うように噎び泣く。バックはゆったりとリズムを刻み、雰囲気はまるで落ち着いたバーの雰囲気。フェードアウトし、一転悲しげなクラシカルナンバー、ゆったりと悲しげに漂うバイオリンと見守るような優しいピアノの音色、リードがフルートに変わり、聞き手の心を鷲づかみにします。ハイズマンの奥さんの演奏演奏、素晴らしいですね。
8曲目 過激なコロシアム2の演奏、攻撃的な展開から少しコミカルに、そしてチェロがリードをとりサックスも軽く噎び泣く。ピアノのコードが都会的な雰囲気を醸しだし、最後には西部劇風ゲイリー・ムーアのお馬鹿なギターが始まります。(彼のギター人世の中での最大の汚点だろう・・・)
9・10曲目
前半は重みのある一定のベースライン上をリード楽器が次々と変化しながらリフを刻んでいきます、基本コロシアム2パターン、面白味は無いけれど緊迫感はあります。後半はブルース・アコギとチェロが落ち着いた演奏を、サックスもゆったりと、ワルツですね。あああっ・・・・この人のサックス素晴らしすぎ、ツボにはまりますねぇ。
11・12曲目
前半は鬱々としたシンセが悲しげに漂うだけ、雰囲気が落ち着き素晴らしい演奏に変化します。優しすぎるピアノの音色、リードのチェロもとても優しく流れます。そして最大の聞き所ゲイリー・ムーアのギターが聞き手の心に優しくそっと触れるような演奏を、なんて素敵な美空間、涙が出ます。
13曲目
ピアノがテーマの断片で戯れるように、煌びやかなシンセもテーマを、ギターとベースもラインを・・・・攻撃的な演奏に変わるのを期待していたのに・・・天空世界パターンから最後はドラマチックな演奏に・・・・
14・15曲目
「そう来なくっちゃ」とプログレファンが狂喜するようなコロシアム2の激しい演奏から(短すぎだぁ・・・・この野郎!!!)・・・混沌とした音空間へ・・・チェロがリードをとる最後の見せ場に、バックのリズムが少し西部劇風なのが馬鹿らしい。激しいチェロの演奏を聴いているとダリル・ウェイを思い出しました。 ・・・・・何が言いたかった作品なのか最後まで分からない・・・・・
「バリエーション」・・・・つまり「まとまりがない」と言う事ですね。折角素敵な演奏が散りばめられているのに、短い断片ばかりのつながりで全然脈略を感じ取れない。
唯一の収穫は素晴らしすぎるバーバラ・トムソンの管楽器群、この人の作品今まで一度も聴いた事無かったので大収穫でした。
*プレビューで見ると文字化けしていましたので「コロシアム2」とさせて頂きました。カッコ悪・・・


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