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デニーレインの2曲はない方がいいというのが正直なところである

2014-11-05 22:17:14 | 音楽
「At the Speed of sound」のハイレゾ音源をダウンロード購入。財力の関係でスーパーデラックスエディションで買うのはVenus and Marsのみにしてしまった。
幸いなことにこのアルバムはあんまり好きじゃなかったので大して聴いていないため実に新鮮に聴くことができるのだ(笑)。

ハイレゾになってボーカルはクリアになったし、楽器の音も聞き分けやすくなったがメロディが変わるわけじゃないのでデニーの「君のいないノート」はやっぱり好きになれないしジミーの「ワイノジュンコ」は悪いとは言わないけどやっぱりポールの歌まだかなと思ってしまうのも当時と同じだ。
ハイレゾの効果を最も感じたのが「クックオブザハウス」のクッキング中の効果音だったのはここだけの話としたい。

ツッコミどころ満載だしシングル2曲と他の曲との格差が大きすぎるしでひさしぶりに聴いてもやっぱりぱっとしないアルバムなんだけどどうにも嫌いになれないのは時代の空気がパッキングされているからだと思う。

ポールのソロアルバムの楽曲は見事なまでに時代性がなくて、「マッカートニー」と[New]の収録曲を入れ替えても下手すれば気づかないぐらいだけれど、ウィングスの楽曲はバンドを組んでいたせいなのかいろんな場所でレコーディングしていたせいなのか1970年代当時の空気感が感じられる。

懐古趣味はないんだけれどその時代にきちんと根付いている楽曲群を聴いているとなんだか嬉しくなってしまうのだ。

でもこのアルバムもデニーレインの2曲さえ抜いちゃえばそんなに悪くないと思うんだよな。
だったらバンドのアルバムじゃなくなっちゃうだろと言われればそのとおりなんですけどね。



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