重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

知多「佐布里の梅」。

2007-02-18 | おすすめ
目覚ましを掛けなければ起きられない私です。
それが昨夜、セットし忘れて寝たために……

友人からの電話で目が覚めた時、
時計の針はもう11時半を回っていました。
やれやれ、久しぶりの大寝坊です。


朝食兼用の昼食を食べ終わってから、
あまりの上天気に我慢ができず、
カメラを積んで車を出しました。

行き先は、当ブログのお友達(と私は勝手に思っていますが )に先日「梅園がありますよ」と教えていただいた知多市の「佐布里(そうり)緑と花のふれあい公園」、



通称「梅っ花(うめっか)そうり」です。


満開でした。



北名古屋市の自宅から高速を走り継いで1時間余。
日頃足を向ける方向ではないため、こんな間近に梅の名所があるとは知りませんでした。
教えていただいて、本当にありがとうございました。


「佐布里梅」という独得の品種を初めて見ました。




明治の初め、佐布里の住人・鰐部亀蔵さんという方が、桃の木に梅を接ぎ木して作り出した品種だそうです。
五輪で、白梅と紅梅の中間あたりの美しい色合いの花です。




一時はこの佐布里地区一帯に咲き誇っていたそうですが、
昭和34年の伊勢湾台風で多くの木が倒れたり、
愛知用水の調整池「佐布里池」の建設で水没したため、
ずいぶん減ってしまったそうのだですが、

地元と愛知県が協力し、現在はこの公園内を中心に植栽が進んでいるようです。


3月11日まで「梅まつり」が開かれている園内にはいま、
「佐布里梅」のほかにも、



△「寒紅梅」や、
より紅色が鮮やかな「鹿児島紅梅」▽などが咲き誇っています。




まだしばらくは見頃と思いますから、




機会があればぜひと、
私からもお勧めします。




そして今日は、
たまたまこんな光景も見かけました。



可愛いですよねえ。
こんな子供時代が、私たちにも、あったじゃないですか。



園内の一角に、温室「梅の館」もあります。




例によって、
何枚かシャッターを切ってしまいました。



















いつも写真を載せすぎじゃないの?とお叱りを受けそうなのは分かっています。

でも、
せっかく撮ったのだからもったいない、というより、
可哀想になっちゃうんですよね、
撮らせてもらったのに載せない花たちが。
だからなので、ご容赦を。


園内の「佐布里池」は「湖」と呼んでもよいほどの広さがあります。

風が強かった今日は、
吹き寄せた風が時折り、湖面に独得な文様の細波(さざなみ)を残しながら、渡っていました。



そんな水面(みなも)を、
何も考えずにただ見ているのも、
私は好きです。


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