重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

輪っか。

2007-02-01 | つれずれ
さて、
これが何か、
お分かりですか?



お分かりになりませんかあ。


それでは、
ズームを引いて、全景をお見せしましょう。
こんな感じです。



そう、
酒屋さん――といっても飲食店向けにお酒や飲料を卸す問屋さんの配達車の、
サイドミラーのアームにぶら下げられている、プラスチックの「輪っか」です。

写真では見えませんが、右側だけでなく左側のアームにも、ぶら下げられています。


かなり前から、気になっていました。
あの「輪っか」は、一体何なんだろう?
どうしてあんなふうにアームにぶら下げているんだろう?、って。

それに、
こうやって「輪っか」をぶら下げて走っているのは、
この問屋さんの配達車だけじゃないんですよね。









全部別々の、酒問屋さんの配達車です。

これって、
名古屋だけで限定的に見られる光景なんでしょうか?


ともあれ、
考えていても答えが見つからないので、
今日、会社の指定喫煙場所である外階段の踊り場で一服している時、
たまたま近くの飲食店に来た配達車を見つけたので、
荷下ろしをしているお兄さんに、
聞いちゃいました。
「これって、何?」

「これかい? 業務用ビールのアルミ樽を、上に重ねて積んで運ぶ時、樽と樽の間に嵌(は)めて使うのさ、ガタつかないように」

ほほう、納得。

「で、この輪っか、何ていう名前なの?」
「名前かい? リング」

なるほど、
またまた、いたく納得です。


納得するにはしたのですが、
ただ――、

「輪っか」を、あえて洋風に「リング」と呼ばなければならない特別な理由はなさそうなのに、
「輪っか」を、あえて洋風に「リング」と呼んでいる不可思議さが、
旧世代人間の私には、
新たなる「???」として、
残ってしまったのです。


さて、
満月まで、



あと2日です。


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