
自宅の近くに最近オープンしたイタリアン・レストランの駐車場。
「切り返し」をしたタイヤ痕が異様に多いことを不思議に思い、
私もとりあえず駐車だけしてみた結果、
その理由が分かりました。
3台分の車止めブロックが、ほぼ等間隔に置かれているため、
サイドミラーだけを見てバックすると、
隣りの駐車スペースとの区別が分かりにくく、
中途半端な場所に車を停めそうになってしまうのです。
たぶんこの駐車場には車を停めないのであろうお店のオーナーはそのことに気が付かず、
日に日に増えるタイヤ痕を見ながら、
首を傾げているのかも知れませんね。

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出勤途上に毎朝立ち寄る名古屋市北区「名城公園」で、
「小さい秋」を見つけました。
園内の「御深井(おふけ)池」畔に植えられた桜の木の
部分部分が、はや黄葉し始めています。

「童謡の『ちいさい秋みつけた』っていう歌、知ってる?」と知人に聞かれました。
「『ちいさい秋…』? もちろん知ってるよ」
「そう。じゃあ、歌ってみて」
「歌うの? いいよ。♪ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋見~つけた~……だろ?」
「ブブーッ! 違うよ」
みなさんは、正しく歌えますか?
サトウハチロー作詞、中田喜直作曲「ちいさい秋みつけた」の一番の歌詞は、こうです。
誰かさんが 誰かさんが
誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋 みつけた
めかくし鬼さん 手のなる方へ
すましたお耳に かすかにしみた
よんでる口笛 もずの声
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋 みつけた
プロの童謡歌手でさえ、うっかり「♪ちいさい秋 ちいさい秋~」と歌い出す失敗がごくまれにある――とネットの書き込みにはありました。

桜の葉の、
いまはまだ9:1ほどの緑と黄の割合が、
やがて半ばし、
さらに逆転するのは
意外に早かったりするものなんですよね。


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所用で隣市へ出かけた帰り道、
ずいぶん久しぶりに
県営名古屋空港の滑走路南端にある公園広場「エアフロントオアシス」に寄り、車を停めました。
北風の日が多い名古屋空港では、
着陸のために南から進入して来る飛行機を
数十メートルの頭上間近に仰ぎ見ることができる、ここが絶好ポイントです。
国際線が中部国際空港に移るまでは数多くの国内・国際便が離発着し、
その様子を見に来る人々が絶えず、駐車スペースがなかなか空かなくて苦労したものですが、
国内線だけの運航になり便数が極端に減ってしまった最近は、
いつでも車を停められます。

車を停めて数分も経たないうちに、
南から、高度を下げてアプローチしている着陸機を見ることができたのは、
1時間に数便の離発着しか見られなくなった最近としては
ずいぶんラッキーでした。
しかもさらに運が良かったのは、
その着陸機が、
着陸時の減速による揚力不足を補うため長く垂れ下げたフラップ(補助翼)の両端から、
「ベイパー」を2本、くっきりと曳いている様子を見ることができたことです。
この場所で、これほど長く鮮明な「ベイパー」を曳いている様子を見たのは
私は初めてでした。

「ベイパー」――。
飛行機の急旋回や離着陸時に
翼の先端など急激な気圧の差が生じる場所で、
大気中の水分が凝縮して出来る飛行機雲の仲間みたいなもの
――と言えば分かり易いでしょうか。
ただ、
離着陸時にはいつも見られるわけではなく、
空気中の湿度が高いことが、「ベイパー」が発生する条件の1つだそうです。
そう、
名古屋地方は今日も
激しい雨が時折降る梅雨空でした。
湿度は終日80%を超えていたはずです。
だからこそ見られたんですね、こんなにくっきりした「ベイパー」を。
梅雨空も、
たまには嬉しいプレゼントを
届けてくれるものです。

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5日前の拙ブログ「どんよりと…。@今日の一枚。」でアップした愛知県豊山町の大型ショッピングセンター「エアポートウオーク」の同じ5階展望デッキから、
今日は、雲はそこそこあったけれども
久しぶりに青空を見ました。
雨さえ降らなければ、
この時期らしく、さすがに夏っぽい爽やかな空の色ですよね。

中部国際空港ができたために、いまは「県営名古屋空港」に格下げになってしまった「旧名古屋国際空港」の
かつての国際線発着棟を改修してオープンした「エアポートウォーク」。
その広い駐車場の向こうには、現在も国内線などが行き交う滑走路が走っていますが、
同じ滑走路を使うのは
国内線の旅客機、貨物機だけではありません。

滑走路を挟んで向かい側には航空自衛隊小牧基地があります。
そして今日たまたま、
民間機の発着ダイヤの間隙を縫い、低空飛行による離着陸訓練を繰り返していたのは、
多くの方がテレビでご覧になったことでしょう、
水色に塗装した「イラク派遣」仕様の輸送機C-130Hでした。

日常生活品の買い物客で賑わうショッピングセンターのまさに目と鼻の先で、
なぜか似つかわしくない水色に塗られた軍機は、
次に世界のどの戦地に赴くために
こうして訓練を重ねているのでしょうか。
それを考えた時、
今日のブログのタイトルに「晴れやかに。」と付けてしまったことを
少し後悔しました。

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