重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

いつかは…。

2007-02-17 | つれずれ
体調もほぼ回復したので、
家の片付けを終えた午後からカメラを愛車に積んでどこかへ……
などと考えていたら、
雨が降り始めてしまいました。

調子に乗ってはダメ、たまには大人しくしていなさい、という神様のお咎めと思い、
外出を自重しました。


というので、
今日もまたブログに書き込む話題を欠くことになってしまったため、
昨日に続き、
外付けハードディスクに溜め込んだ写真の中から、
1枚だけをアップさせていただくことにします。

実は、
自分では気に入っているスナップの中の、
不本意ながら、目下のところ1位です。




借りた本を返しに出掛けた名古屋「鶴舞図書館」脇の公園で見かけた、ある日の昼下がりの光景です。


何を写したのか、
何を写そうとしたのか、
この写真を見ただけでは、
たぶんお分かりいただけないだろうと思います。

当然でしょうね。


でも、
たとえばこんな写真1枚を「見ただけ」で、
何を写そうとしたのかが分かっていただけるような写真を、
いつの日か、写せるようになりたい――それが私の願いです。


花や、
雲や、
空や、
山や、
川や、
そうした自然の美しさとはまた別に、

人間の、日々の営みを一瞬切り取った中から滲み出る、
楽しさや、
幸せや、
わびしさや、
切なさを、
一目見ただけで感じられるような写真――。


もちろん、
自分の感性や表現力や技術では、逆立ちしても到底無理と分かったうえで、
でもやはり、そんな大それた夢を捨て切れず、これからもファインダーを覗き続けていくのでしょうし、いきたいとも思っています。

……などと、年甲斐もなく恥ずかしいことを書いてしまいましたね。
この歳になってもまだ青臭い自分に、
我ながら呆れ返ること、しばしばです。


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