結局、今月は3週末連続で静岡方面へ出掛けることになってしまいました。
さすがに、少し疲れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
でも、
そんな疲れを忘れさせ、癒してくれるのが、
金色塗装の愛車「マツケン・サンバ」号を走らせながら見る、初めての町での風景や光景だったりします。
ただし、
緩やかとは言えスケジュールを立てて動いているため、
道すがら何かを発見しても、チラリと見たまま行き過ぎることのほうが多いのですが、
今回は、
いったん通り過ぎたものの、やはりどうしても気になって、
1kmほど走ってから引き返し、カメラに収めたものがありました。
これです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/5e/2db8464b775e19e88ba016d3bf77f28c.jpg)
行程の途中、奥浜名湖の山間(やまあい)の県道沿いに、
この建物は建っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
外観から察すれば、やはり廃屋なのでしょうね。
ただ、元は住居だったのか、納屋だったのか、それともそれ以外の用途の建物だったのかは、分かりません。
いずれにせよ、
いったん通り過ぎた後、バックミラーの中に見たこの建物から、
「おい、このまま行っちゃうのかよ」と話し掛けられたような気がして、
しばらく逡巡した結果、ブレーキを踏み、Uターンしたのです。
当然ですが、この建物は、
私が戻って来るのを待っていました。
こんなふうに――。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/88/73b4da3b03da9a7dd069b97db4599f62.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/1e/774aed5595bd481fccd65c827895c406.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/7d/8132229e630efb9d290671735ea82b9c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/22/636d5fa9a74368b7526547f9f7202f38.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
昔の建築物が、
基本的に「木」と「土」と「竹」で出来ていることがよく分かる廃屋でした。
たぶんだからこそ、
剥がれ落ち、
朽ちかけてもなお、
行き過ぎようとする人の足を引き留める「温もり」を残しているのでしょうね。
コンクリートと鉄筋・鉄骨で形作られた無機質な現代建築は、
果たして将来、その役割を終えた時、
こんなふうに、
行き過ぎようとした人の心を、
引き止めることができるのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/28/ffe21c7b9279285c43b8a96cf029a938.jpg)
奥浜名の山間では、
彼岸花がまだ
そこかしこで鮮やかな緋色を見せていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
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さすがに、少し疲れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
でも、
そんな疲れを忘れさせ、癒してくれるのが、
金色塗装の愛車「マツケン・サンバ」号を走らせながら見る、初めての町での風景や光景だったりします。
ただし、
緩やかとは言えスケジュールを立てて動いているため、
道すがら何かを発見しても、チラリと見たまま行き過ぎることのほうが多いのですが、
今回は、
いったん通り過ぎたものの、やはりどうしても気になって、
1kmほど走ってから引き返し、カメラに収めたものがありました。
これです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/5e/2db8464b775e19e88ba016d3bf77f28c.jpg)
行程の途中、奥浜名湖の山間(やまあい)の県道沿いに、
この建物は建っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
外観から察すれば、やはり廃屋なのでしょうね。
ただ、元は住居だったのか、納屋だったのか、それともそれ以外の用途の建物だったのかは、分かりません。
いずれにせよ、
いったん通り過ぎた後、バックミラーの中に見たこの建物から、
「おい、このまま行っちゃうのかよ」と話し掛けられたような気がして、
しばらく逡巡した結果、ブレーキを踏み、Uターンしたのです。
当然ですが、この建物は、
私が戻って来るのを待っていました。
こんなふうに――。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/88/73b4da3b03da9a7dd069b97db4599f62.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/1e/774aed5595bd481fccd65c827895c406.jpg)
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昔の建築物が、
基本的に「木」と「土」と「竹」で出来ていることがよく分かる廃屋でした。
たぶんだからこそ、
剥がれ落ち、
朽ちかけてもなお、
行き過ぎようとする人の足を引き留める「温もり」を残しているのでしょうね。
コンクリートと鉄筋・鉄骨で形作られた無機質な現代建築は、
果たして将来、その役割を終えた時、
こんなふうに、
行き過ぎようとした人の心を、
引き止めることができるのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/28/ffe21c7b9279285c43b8a96cf029a938.jpg)
奥浜名の山間では、
彼岸花がまだ
そこかしこで鮮やかな緋色を見せていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
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