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重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

おすすめカフェ/「野の花」(一宮市)

2009-07-05 | おすすめ


また1軒、
素敵なカフェに出会いました。



      

      店の名は「野の花」(0586-72-3733)。
      場所は、北名古屋市の自宅から車で15分ほどの一宮市西島町2-52-2。

      ただ、カーナビにピンポイントで案内させても迷うほど、
      住宅地の中に紛れていて、見つけにくい立地です。
      私も、目と鼻の先に車を止めたのに見つけられず、
      電話を掛けてやっと行き着きました。





とはいえ、
地元では知る人ぞ知るカフェだそうです。
なぜなら、
店のオーナーは、地元の料理学校の先生方の先生でもある大島八重子さんで、
もう20年も前にオープンしたお店だからです。

大正ロマンを感じさせる雰囲気の建物の、1階がケーキ工房、
2階が店舗、さらにその奥がカフェになっています。



      
      

      私が出掛けた3時半過ぎは、
      ケーキ売り場もカフェも、順番待ちの列が出来ていました。
      
      評判通りケーキもコーヒーも、とても美味しかったですよ。
      なので、機会があればぜひ立寄ってみてください
      ――とお勧めする声に、つい、いつもより力が入ってしまうのには理由があります。

      オーナーが、ご高齢のため、あと2年ほどでこの店を閉めると決めているからです。

      「それはもったいない」と、お出掛けになった10人中10人がおっしゃるんじゃないでしょうか。
      どなたかが後を継いでいただけないのかなあと、他人事ながら願いたくなる、
      とても良いカフェです。


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古都のカフェ/「パルロワ」

2009-06-24 | おすすめ



先週末、所用の帰りに足を延ばして出掛けた古都・奈良市で
ただ通りすがりに立寄ったカフェの窓ガラス越しに
思いがけなく薬師寺・西塔の姿を見たときは、
ちょっとした感動でした。






場所は奈良市六条町――と言うより、地元では「西ノ京」と呼んだほうが分かりやすいんでしょうか、
自家製パン&ケーキ・雑貨カフェ「パルロワ」です。

2005年3月に女性オーナーがオープンしたという、
とてもほんわかとした雰囲気が心地良いお店です。


カフェと伽藍――
普段味わうことのできない組み合わせの中に
自分もいま身を置いていることに気付いたときの感動は、
いままで味わったことがない種類のものでしたよ。

機会があればぜひ、とお勧めします。




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おすすめカフェ/「茶房 日々」(浜松市)

2008-11-25 | おすすめ



浜松市北区都田「茶房 日々」です。




私が先週末、このギャラリー・カフェでひと時を過ごすことができたのは、
とても幸運だったと言えます。




なぜなら、
住宅地の外れの、細くて曲がりくねった砂利道を進んだ行き止まりの、
雑木林の中にひっそりと佇む、お店の看板さえ掲げていないこのお店は、
「不定期営業」だからです。




つまり、
月に3、4日しか営業していません。

しかも、
営業日のスケジュールは、
前の月にお店に行ってみないと分からないのです。




それでも、無駄足を覚悟で出掛ける人が少なくなさそうなのは、
たまたま開いていれば、
それはもうとても落ち着いた、心休まる時間を過ごすことができるからでしょうね。




「機会があればぜひ一度」と簡単に言いにくいのは承知のうえで、
でもやはり「おすすめ」したくなる素敵なカフェです。




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晩秋 /朝と夕。

2008-10-29 | おすすめ


朝、
毎日立ち寄る名古屋市北区「名城公園」で写したこの1枚(↑)よりも、


夕、
自宅近くで写したこの1枚(↓)のほうが今の自分の気持ちにしっくり来るのは、
昨日ドン底に落ち込んだバイオリズムが、
まだようやく上向きかけたばかりだからなのでしょうね、きっと。





さっきまで、
「さよなら、青い鳥」というFlashを見ていました。

昔、「2ちゃん」の単独スレに立った名文が多くの共感を呼んで話題になり、
それをどなたかがFlash化してネットに載せ、
さらにその後、単行本にもなったそうですね。

私は最近知ったばかりです。


その「さよなら、青い鳥」を
何度も何度も、リプレイさせて見ながら、

状況は必ずしも同じではないけれど、

若かりし頃の自分も、そうだったのかも知れないと、
振り返っていました。


人それぞれに何かを感じさせる、たしかに名文だと思います。

もしまだご存知でなかったなら、
下記のリンクでご覧になってみてはいかがでしょうか。(BGMが流れますので音量にご注意ください)

「さよなら、青い鳥」Flash

BGMは、小谷美紗子さんの「STAY」(You Tubeはこちら) だそうです。


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都心の安らぎ/庭園「百花百草」(名古屋)

2008-10-25 | おすすめ
名古屋市東区白壁――名古屋城の東に位置するこの界隈は、
江戸時代は武家屋敷、
明治・大正以降は地元財界の名士の、豪邸と言うよりは「屋敷」がいまも残る高級住宅街です。

「その一角にある『百花百草』を知っていますか?」と
拙ブログによくコメントを残していただくSさんに訊ねられ、
知らなかったので、今日、行ってきました。




ここは、名古屋人なら誰もが知っている岡谷鋼機の創業家が大正9年に建てた旧邸宅で、



その和洋折衷の庭園と、書院、茶室、土蔵を、一部をホールにするなど改築し、
昨年4月、
名古屋市東区の公民館施設「百花百草」としてオープンしたのだそうです。




施設名「百花百草」の名は、
かつては岡谷家が所蔵し、現在は徳川美術館に寄贈されている江戸時代後期の画家・田中訥言(たなか・とつげん)の手による「百花百草図屏風」から取ったそうで、

屏風に描かれている四季折々90余種の草花のうち、現在は約70種が



この庭園には植えられているそうです。

たしかに、
それほど広い庭ではないにもかかわらず、
和種・洋種さまざまな木々、草花が目を楽しませてくれるので、



ファインダーを覗きながら歩いていると、あっという間に1時間が経ってしまいます。

こんなふうに、です。




    

    



入園料(500円)は必要ですが、
ホールでは無料のお茶やコーヒーもいただけますから、
決して高くはない気がします。

往時の面影がまだ残る白壁界隈の散策の途中、
都心の安らぎの場で、
ひと時を過ごしてみてはいかがですか?




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おすすめカフェ/「手づくり工房 風地蔵」(大垣市)

2008-10-22 | おすすめ


先週の日曜日、岐阜県大垣市の旧中山道「赤坂宿」にある「御茶屋屋敷」に出掛けた帰り道、
あらかじめネットでチェックしておいたカフェが、
また私の「おすすめ」の1つに加わりました。

手づくり工房 風地蔵(かざじぞう)」(大垣市馬場町85、 0584-73-0052)です。

8年前、民家を改造してオープンしたそうで、
「カフェ」「ギャラリー」に加え「エステ」も併設しているところがユニークです。



玄関で靴を脱ぎ、店内に入る時につい「おじゃましまーす」と言ってしまったのは、
作りがまさに民家そのままだったからです。

建て増し部分にあるらしい「エステ」を別にすると
3部屋ある内の1部屋が「カフェ」。



おしゃれなテーブルとイス、そして書棚などの調度がいい雰囲気で、
いただくコーヒーの旨さを一層引き立たせてくれます。


そして、ほかの2部屋が「ギャラリー」。



       



オーナーが熊本出身でいらっしゃるからなのでしょうね、
「ギャラリー」に展示販売されているのは九州に縁のある陶器や和雑貨が中心になっているようです。

展示された品が所狭しと並べられているため一見雑然とした感じがしないでもありませんが、
それがまたこの店らしさを醸し出しているようで、
こんなふうに見ているだけで楽しい「ゴチャゴチャ感」を、私は嫌いではありません。


アイスでいただいたブレンドコーヒーも美味しかったですし、
お近くにいらっしゃった時は立ち寄ってみてはいかがですかと、
おすすめします。




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おすすめカフェ/「Cafe Gallery 北堂」(土岐市)

2008-09-09 | おすすめ
先週土曜日、陶器の町・岐阜県土岐市下石町裏山地区で町起こしのキャラクター「とっくりとっくん」を探し歩いた帰り、
前もってネットでチェックしておいた評判のカフェに寄ってきました。

「Cafe Gallery 北堂」(岐阜県土岐市下石町304-528)です。
評判通り、隅々まで洗練された、素敵なお店でしたよ。



女性オーナーが6年前、自宅を改築してオープンなさったそうです。



     




それだからなのでしょうね、
店の雰囲気にとても温かみと親しみがあり、
くつろいだ気分でコーヒーやケーキ、軽い食事などを楽しむことができます。

私はアイス・カフェオレとサンドイッチを別々にオーダーしましたが、



両方とも、とても美味しかったですよ。



「Cafe Gallery 」の名の通り、
店の奥の和室がギャラリーになっていて、
この日は、陶器や和雑貨の小物などが展示販売されていました。



     




ギャラリーから望める手入れの行き届いた日本庭園を、
テラス席に座ってゆっくり眺めることもできます。




この日は、ハナミズキが、赤くて小さな可愛い実をつけていました。





たくさんの「とっくりとっくん」がいる裏山集落から車で10分足らずの場所でしょうか。
探し歩いて疲れた足を休めるには絶好のお店だと思います。

お出掛けの折りには、少し足を延ばしてみてはいかがですかと
お勧めします。




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ご近所カフェ/ポルトフィーノ

2008-08-27 | おすすめ



素敵なカフェなのですが、
たまたま自分の行動範囲を少し外れているため時々にしか行けない、というお店がありますよね。

私にとっては、自宅に程近いこの店「ポルトフィーノ」(北名古屋市宇福寺天神348)がそうです。


記憶が定かではありませんが、
オープンしてからもう10年前後になるでしょうか。

入口から左右の部屋に分かれる店内はゆったりと広く、
何より天井が2階の屋根の高さまで吹き抜けになっているため開放的でありながら
とても落ち着いた雰囲気が、私は気に入っています。

こんなふうに――。



      



      




入口左手の部屋には、中央にグランド・ピアノが置かれています。
オープン後しばらくは、どなたかが時折り生演奏を聴かせていましたが、
最近は鍵盤に触る方はいらっしゃらないようです。


行くと広い駐車場がいつもほぼ埋まっているのに、
ネットなどの「カフェ情報」にはほとんど登場していないのが少し不思議です。

その意味では知る人ぞ知る「穴場」なのでしょうか。


静かにひと時を過ごすにはうってつけのお店ではないかと、私は思います。
国道22号線「中之郷」交差点を東へ100mほどの場所なので、
近くをお通りの際は、ひと休みなさってみてはいかがですか?




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おすすめカフェ/「あおぞらcoffee店」(名古屋)

2008-06-21 | おすすめ


予報ではたしか「一日中、雨」のはずだったのに、
結局は夕方までほとんど降らず、どんよりした雲が垂れ込めていた今日の名古屋地方でした。

しかも昨日同様、じっとしているだけで汗が滲む猛烈な蒸し暑さ。
なので、坪庭の草むしりを途中でリタイアし、冷たいコーヒーを飲みに出掛けました。


出掛けた先は
今週月曜日にオープンしたばかりの「あおぞらcaffee店」(名古屋市北区萩野通1-35-3、サンシャイン黒川北、TEL.052-981-5151)。
過日の拙ブログで紹介した名古屋市西区のカフェ「かなぶんcaffee店」のいわば姉妹店です。


広さは「かなぶん」の半分近い、こじんまりしたお店ですが、

     
            


その狭さがかえって、ほのぼのとした温かみを感じさせるから不思議です。


それはたぶん、
姉貴株の「かなぶん」がそうであるようにこのお店もまた、
オーナーをはじめスタッフが、
楽しみながら店づくりをなさっているからなんでしょうね。

     
          
   


さらに「姉妹」を増やしてゆく計画もある、とも耳にしました。

こんな素敵なお店があちこちに生まれるのは、
カフェ好きの私にとっても嬉しいことです。

近くにお出でになった際は覗いてみてはいかがですかと、お勧めしたいお店がまた1つ増えました。




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民家カフェ/「雑貨屋カフェ HANA」

2008-05-27 | おすすめ
自宅から30分ほどの愛知県春日井市に「面白いカフェがある」と聞き、
先週日曜日の午後、車を走らせました。

カーナビの電話番号検索では特定できず、
住所検索で案内されて辿り着いた先は住宅街の一角。
そこには、ごくごく普通の1軒の住宅が建っていました。



家の壁には「大嶽」と、
個人名の表札が掛かっています。


(本当に、ここなの?)と、訝(いぶか)しげに家の前でウロチョロしていると、
玄関先の自転車にぶら下げられた
見落としそうな案内板に気付きました。



本当にここでよかったんですね。

「雑貨屋カフェ HANA」(愛知県春日井市穴橋町1552-29 TEL.0568-56-1486)です。


それでもまだ躊躇し、
引き戸の玄関を開けながら、つい恐る恐る小声で言っちゃいました、
「ごめんくださ~い…。……お、お邪魔していいですかぁ…」って。

すると
靴を脱いで上がった、家の中と言うか店の中は――



      



個人住宅の1階部分、3LDKの和洋室をそのまま使って
ソファや座敷でお茶をいただくスタイルです。

また一室では、
古布や和雑貨なども販売してもいます。


さらに、
傾斜地に建っているため、
外に出ると2階部分になるテラスもかなり広く、
女性オーナーが丹精込めたガーデニングを見ながら、
お茶を楽しめます。



      



オーナー手作りのケーキとコーヒーのセットで500円はとてもお値打ちで、
何より、とても美味しいんです。


「機会があればぜひ」とお勧めする「古民家」ならぬ珍しい「民家」カフェなのですが、
ただ一つ、ご注意していただかねばならない問題があると言えば、あります。

それは、
「営業時間」がAM11時~PM6時と比較的短いこと以上に、
「営業期間」が、毎月20日~月末までと、月10日ほどしか営業していないことです。
こんな「営業期間」を設けている店は、初めてです。


「なぜ20日から月末までなんですか?」とオーナーに聞いてみました。
すると、
「それ以上開けると、私が疲れちゃいますから」だそうです。
なるほど。


オーナーがそういう「ユックリズム」だからこそ、
訪れた人たちもまた心穏やかなひと時を過ごせるんでしょうね。

やはり、「機会があればぜひ」とお勧めしたくなります。




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