連休を利用して所用で静岡方面へ出掛けたついでに、
大回りの寄り道をして、
見てきました、
今年初め、静岡市「久能山東照宮」で見て、とても気に入ってしまった本場・稲取温泉の「つるし雛」を。
最近は関東各地に広まっている「吊るし飾り」ですが、
歴史的には
九州・柳川地方の「さげもん」
山形・酒田地方の「笹福」
そしてこの伊豆・稲取地区の「つるし雛」が、由緒ある風習として伝わっているのだそうです。
「江戸文化を今に伝える稲取温泉のひな祭り“雛のつるし飾り”。
母から娘へ、娘から孫へ…
小さな飾りものに、健やかな成長と幸福への願いを託し、
代々伝えられた、優しく美しい習わしです……」
――と、いただいたパンフレットにありました。
なるほど、手作りの、1つ1つの飾り物を間近に見ていると、
その暖かさに、心が和みます。
たとえば、こんなふうに――。
江戸時代は、お雛さまを飾れるような裕福な家庭は稀だったため、
せめてお雛さま代わりに、子供や孫のため、手作りの雛飾りを初節句を祝おうという、切ない親心から生まれた――と文献にはあります。
そうした発祥の由来に照らすと、
昨今の「つるし雛」はずいぶん手が込み、かなり芸術品化している傾向が見られるのはいかがなものかという気がしないでもありませんが、
とはいうものの、
可愛げで、美しく、とてもいいものです。
稲取地区では3月末まで「雛のつるし飾りまつり」を開いているようですから、
機会があれば「ぜひ」と、
お勧めします。
ところで、
自宅のある北名古屋市から伊豆・稲取温泉まで、
カーナビの計算によると313km、所要時間5時間10分を車で一気に走るのは、
いくらドライブ好きの私でも、ちょっとキツイ感じでした。
というので今回は、
金曜日の仕事を終えたその足で静岡・清水まで東名高速を走って泊まり、
翌朝、清水港から西伊豆・土肥港まで駿河湾をフェリーで渡るコースを選びました。
その土肥から、国道136号~414号を走り、
天城峠~河津経由で稲取へ。
その途中で立ち寄ったのが、ここです。
「浄蓮(じょうれん)の滝」です。
♪♪♪
寝乱れて 隠れ宿
九十九(つづら)折り 浄蓮の滝
舞い上がり 揺れ堕ちる肩のむこうに
あなた・・・ 山が燃えるゥ~
演歌を、あまり聴きません。
けれども、
好きなんですよねえ、石川さゆり「天城越え」だけは。
身震いしちゃいます。
ハイ、骨の髄までニッポンの「おやじ」には違いありませんから。
結構くたびれた、駆け足かつ大回りの「寄り道」でしたが、
行って良かったと、大満足しています。
それにしても、です。
♪♪♪
戻れなくても もういいの
くらくら燃える 地を這って
あなたと越えたい 天城越えぇ~!
あ~ぁ、誰かそんなセリフ、言ってくれませんかねえ。
。
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大回りの寄り道をして、
見てきました、
今年初め、静岡市「久能山東照宮」で見て、とても気に入ってしまった本場・稲取温泉の「つるし雛」を。
最近は関東各地に広まっている「吊るし飾り」ですが、
歴史的には
九州・柳川地方の「さげもん」
山形・酒田地方の「笹福」
そしてこの伊豆・稲取地区の「つるし雛」が、由緒ある風習として伝わっているのだそうです。
「江戸文化を今に伝える稲取温泉のひな祭り“雛のつるし飾り”。
母から娘へ、娘から孫へ…
小さな飾りものに、健やかな成長と幸福への願いを託し、
代々伝えられた、優しく美しい習わしです……」
――と、いただいたパンフレットにありました。
なるほど、手作りの、1つ1つの飾り物を間近に見ていると、
その暖かさに、心が和みます。
たとえば、こんなふうに――。
江戸時代は、お雛さまを飾れるような裕福な家庭は稀だったため、
せめてお雛さま代わりに、子供や孫のため、手作りの雛飾りを初節句を祝おうという、切ない親心から生まれた――と文献にはあります。
そうした発祥の由来に照らすと、
昨今の「つるし雛」はずいぶん手が込み、かなり芸術品化している傾向が見られるのはいかがなものかという気がしないでもありませんが、
とはいうものの、
可愛げで、美しく、とてもいいものです。
稲取地区では3月末まで「雛のつるし飾りまつり」を開いているようですから、
機会があれば「ぜひ」と、
お勧めします。
ところで、
自宅のある北名古屋市から伊豆・稲取温泉まで、
カーナビの計算によると313km、所要時間5時間10分を車で一気に走るのは、
いくらドライブ好きの私でも、ちょっとキツイ感じでした。
というので今回は、
金曜日の仕事を終えたその足で静岡・清水まで東名高速を走って泊まり、
翌朝、清水港から西伊豆・土肥港まで駿河湾をフェリーで渡るコースを選びました。
その土肥から、国道136号~414号を走り、
天城峠~河津経由で稲取へ。
その途中で立ち寄ったのが、ここです。
「浄蓮(じょうれん)の滝」です。
♪♪♪
寝乱れて 隠れ宿
九十九(つづら)折り 浄蓮の滝
舞い上がり 揺れ堕ちる肩のむこうに
あなた・・・ 山が燃えるゥ~
演歌を、あまり聴きません。
けれども、
好きなんですよねえ、石川さゆり「天城越え」だけは。
身震いしちゃいます。
ハイ、骨の髄までニッポンの「おやじ」には違いありませんから。
結構くたびれた、駆け足かつ大回りの「寄り道」でしたが、
行って良かったと、大満足しています。
それにしても、です。
♪♪♪
戻れなくても もういいの
くらくら燃える 地を這って
あなたと越えたい 天城越えぇ~!
あ~ぁ、誰かそんなセリフ、言ってくれませんかねえ。
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