好きなことの1つに、「商店街ぶらぶら歩き」があります。
何かを買うというアテもなく、あちらを見たり、こちらを見たり、の~んびりと。
ただ、最近は商店街そのものがだんだん少なくなってしまいましたね。
商店街としての「たたずまい」は一応残っていても、シャッターを降ろしている店が多かったり、「貸し店舗」と書かれた、色褪せて剥がれかかった張り紙が風に揺れているのを見かけることもたびたび。寂しい限りです。
今日、中学時代に引っ越して以来ほとんど行っていない名古屋市北区のある商店街を、たまたま通り抜けました。
やはり空き店舗が多く、ずいぶん寂れた光景に沈んだ気持ちでいたところ、見つけたんですよ。
昔、母親の言いつけで空鍋を片手に買いに行った豆腐屋さんを。
まだこじんまりと店を開けていました。嬉しかったですねえ。
そんなお使いの帰り道、わずかな駄賃を握りしめて必ず立ち寄ったのは、いつもおばあちゃんが一人で店番をしていた駄菓子屋さん。
その後パン屋さんに変わったことは知っていましたが、そのパン屋さんが見つかりません。
たしかこの辺りと思ったけど……と、洋服屋さんの前を通り過ぎかけながら、一瞬上を見上げて気付きました。「やっぱり、ここだ!」
でも、「どうして?」とビックリ。そして、吹き出しました。
なぜ驚いたか、分かりますか?
その軒先を、さらにクローズアップすると――。
お店はどこからどう見ても洋服屋さん。
なのに、軒先の、<シキシマパン>と赤地に白抜き文字で書かれた看板は、そのままだったんですよ。
古い看板を取り外すのが面倒だったのか、それとも撤去費用がもったいなかったからか。
いずれにせよ、「看板に偽りあり」。
でも、こういうアバウトさ、嫌いじゃありません。
何かを買うというアテもなく、あちらを見たり、こちらを見たり、の~んびりと。
ただ、最近は商店街そのものがだんだん少なくなってしまいましたね。
商店街としての「たたずまい」は一応残っていても、シャッターを降ろしている店が多かったり、「貸し店舗」と書かれた、色褪せて剥がれかかった張り紙が風に揺れているのを見かけることもたびたび。寂しい限りです。
今日、中学時代に引っ越して以来ほとんど行っていない名古屋市北区のある商店街を、たまたま通り抜けました。
やはり空き店舗が多く、ずいぶん寂れた光景に沈んだ気持ちでいたところ、見つけたんですよ。
昔、母親の言いつけで空鍋を片手に買いに行った豆腐屋さんを。
まだこじんまりと店を開けていました。嬉しかったですねえ。
そんなお使いの帰り道、わずかな駄賃を握りしめて必ず立ち寄ったのは、いつもおばあちゃんが一人で店番をしていた駄菓子屋さん。
その後パン屋さんに変わったことは知っていましたが、そのパン屋さんが見つかりません。
たしかこの辺りと思ったけど……と、洋服屋さんの前を通り過ぎかけながら、一瞬上を見上げて気付きました。「やっぱり、ここだ!」
でも、「どうして?」とビックリ。そして、吹き出しました。
なぜ驚いたか、分かりますか?
その軒先を、さらにクローズアップすると――。
お店はどこからどう見ても洋服屋さん。
なのに、軒先の、<シキシマパン>と赤地に白抜き文字で書かれた看板は、そのままだったんですよ。
古い看板を取り外すのが面倒だったのか、それとも撤去費用がもったいなかったからか。
いずれにせよ、「看板に偽りあり」。
でも、こういうアバウトさ、嫌いじゃありません。