金丸文武の日本放浪ブログ

放浪の詩うたい 金丸文武の日本放浪での出来事

尾道~岩国

2009-09-28 23:19:43 | Weblog
目の前で喧嘩が始まった。

尾道のネオン街に響き渡る怒声。

「おう!しごうしちゃれ!!」

裸足のゲンの中でしか見たことのない方言が飛び交う。


初老のオッサンが看板を頭上に抱え上げ、アスファルトに転がった孫くらいの兄ちゃんに振り下ろす。



いつも思うが、路上の喧嘩で見応えのある内容のものはない。
いつも一方的。


「おう、兄ちゃん。ヤクザと揉めてんだ。武勇伝つくっていきなよ。」

「つまらんぞ。」

「なにぃ?」

「こんなことで怪我をするのはつまらんと言っているんだ。」



みたいな、堤城平がヤクザを一瞬でやっつける喧嘩が見たい。






尾道を離れ、一気に岩国へ。

音楽・旅仲間のNOBさんのライブへ。



よかった。



とてもよかった。



こんなに土臭いミュージシャンが今の日本にいるだろうか。


その佇まい。

オーラ。

一挙手一投足に命がほとばしっている。


はるかに続くNOBさんの日本一周の旅の途中、あの空間にいれたことを本当に嬉しく思う。




共演の唄鳥もよかった。

そしてスペースエッジディストーションも。


歌は生き様。
改めて強く感じた夜だった。






さて、そんな俺は‥‥‥‥






明日、競艇。





高沖くん-----------!!!!!!!!!!



頑張ってぇぇぇぇぇぇ-----!!!!!



でも怪我だけはくれぐれもしないでね。

古池さんの教えですもんね。


みんな明日の徳山競艇、
第4レースと第12レースに注目!!


そしてNOBさんの今後の動きにも!!

門池ラーメン!!

2009-09-26 17:01:28 | Weblog
尾道駅前の信号を渡ってまっすぐ海のほうに歩くと、3分ほどで派手な旗が列ぶラーメン屋さんが見える。


最近リニューアルオープンした尾道ラーメンの店、『門池ラーメン』だ。



尾道ラーメンといえば『朱華園』、『つたふじ』のツートップというのが長年の常識だが、僕は尾道に来たら毎回一度はこの門池ラーメンを味わいに行く。


従来の尾道ラーメンとは大きく違うスタイルだから。



看板メニューは「べっちゃあラーメン」。
ダシはもちろん、岩海苔の風味と細長く切ったネギの食感が絶妙にマッチ。
そして何より他店と違うところは、『やくみ』を入れるところ。
魚粉が入ったこの特製やくみを投入することで、爽やかな辛さがダシの甘みを引き出し、器の中が完成する。

尾道ラーメンの枠の中ににとどめるのが惜しいくらいに、独自のスタイルを確立していると思う。


値段も、地元に根付いた580円というお手頃な価格。



まだそんなに有名ではないので朱華園みたいに長蛇の列にならぶ必要もない。



ちなみに『べっちゃあ』というのは尾道に古くから伝わる奇祭『べっちゃあ祭』からとったもの。




ラーメン帝国尾道に新風を吹き込むニューフェイス『門池ラーメン』。

尾道に旅行に行った際はラーメンはしごの中に入れてみてはどうでしょう。

尾道ラーメン 『つたふじ』

2009-09-25 12:24:42 | Weblog
朱華園に並ぶ尾道ラーメンの名店、『つたふじ』へ。



うまうま



「金丸君!」



んあ(´~`;)




「NOBさん!」




歩いて日本一周しているNOBさんと奇跡の再会。

僕の持論、『ラーメンは人を繋ぐ』の実例ですね。


すみません、そんな持論ありません。
今思いつきました。




「やっぱつたふじですか。」

「やっぱりつたふじだよね。」



そんな彼は日曜日の岩国ロックカントリーでのライブにあわせて、今夜と明晩、広島市内で歌うようです。


僕は尾道で歌って日曜日にNOBさんを観に行きます。


NOBさん、いい笑顔だったよ!

灰になる前に

2009-09-24 23:08:20 | Weblog
特に書くこともないのでたまには歌詞を載せてみようかな。


あ、さっき笠岡の『萌』で歌わせてもらってきました。

ママ、いつもありがとうございます!

今度、早川義夫さん来るみたいです。ヤバすぎ。






日曜日の昼下がり
俺は火葬場に出かけた
すすり泣く声が聞こえる
点火スイッチに手が伸びる
灰になる前に
やることがあるはずさ

俺は通りを歩いていた
そこには色んな奴らがいた
マリファナ ハシシ
泥まみれの作業員
奴ら自分だけが
まともだと思い込んでる
お前の話はもう聞き飽きた
お前のアソコにキスをしよう
灰になる前に
やることがあるはずさ

日曜日の昼下がり
俺は火葬場に運ばれた
すすり泣く声が聞こえる
点火スイッチに手が伸びる
やがて火が放たれて
肉の焼ける臭いが立ち込める
そして僕は見るだろう
帰りゆく人々の背中を
灰になる前に
やることがあるはずさ





さて、明日・明後日は大好きな尾道だ。

ラーメンレポお楽しみに。

第7回『アコースティックな馬鹿たち』

2009-09-21 19:02:06 | Weblog
リハを終えてからチラシを描きました。

ストーンズのビガーバンをイメージしてみました。
誰がキースで誰がミック?



429さんが痔瘻により肛門から白い涙を流しながらキャンセル、もう一人の女の子も家庭の事情というやつで辞退。
そんな波乱の幕開けとなった第7回のアコ馬鹿!!

まずはこいつの登場!


1番手
『田中孝治』
今年の半ばに神戸に帰り、自主企画を立ち上げるなど精力的に活躍している孝治君。
初めて立ちの演奏見たな。
相変わらず勢いとキレは見事。
しかしもうちょっと膨らみが欲しいなぁ。


2番手
『加藤夏穂』
三重の若手、夏穂ちゃん。
歌うまい。尋常じゃなく。
アレサみたいにソウルフルに歌い上げてた。こんなん久しぶりに聴いたな。


3番手
『金丸文武』
送るあてのないラブソング。懐かしい-!!19の時に作ってから、ライブでやったの初めてだった。なかなかよい。
そしてぶっこわれた。


4番手
『樋口智美』
「次は樋口可奈子の登場だぁぁ--!!」
って思いっきり間違えちゃいました‥‥‥樋口さんごめんなさい‥‥‥
「爪を研ぐ」は近年稀にみる名曲。


5番手
『剛兵太』
いつも魂を削るような最大限のパフォーマンスを見せてくれる彼の本気の覚悟に触れると頭が下がる。
剛兵太ここにあり。そんなライブだった。





今年のアコ馬鹿参戦は今回でラスト。

10月18日のマクサが終われば三重県でのライブはもうない。

住み着けば馴染み、また離れて新しい土地に。
いつか忘れていくのかな。
遠い日々のかすかな記憶になるのかな。


いっぱい笑おう。いまのうちに。

みんなお疲れ!!!