金丸文武の日本放浪ブログ

放浪の詩うたい 金丸文武の日本放浪での出来事

バンド名

2010-07-26 10:24:21 | Weblog
うちのベースマンは僕のいとこです。

大輔っていいます。

おとなしい男ですが、実はかなりイカレてます。

大輔の友達に駆け出しの総合格闘家がいるらしいんだけど、その格闘家が大輔にキャッチフレーズを考えてくれと言ってきたそうです。

『南海の黒豹 レイ・セフォー』

とかそんなやつね。
大輔が考えたのが、


『ゲスの代名詞』


その格闘家は大喜びでそのキャッチフレーズを使ってるらしいです。


そんな大輔とバンド名について話してたんですが、やつの提案。


『金丸文武とマザーファッカーズ』




もちろん却下。





マザーファッカーズ、仕上がりは上々です。

水神様の遣い

2010-07-16 12:27:49 | Weblog
美々津は由緒ある港町だ。

天尊降臨の山、高千穂峰に降り立ったニニギノミコト。その4代後の子孫が、この美々津から新天地へと向け、船を出した。
そして大和にたどり着き、初代天皇に即位した。



そんな歴史から、美々津は日本水軍発祥の地ともいわれている。
港には古代の舟のへさきをモチーフにしたモニュメントが空にそそり立っており、いつも子供心に不思議な思いでそれを見上げていた。


僕の家はこの美々津に代々伝わる金丸家。家系図を見たら鎌倉時代にまでさかのぼる。
ひいじいちゃんは病院をやっていたようで、じいちゃんは戦時中の貧しい時代に一人だけゴム靴を履いていたらしい。


親戚には学校の校長やらどこどこの社長やら。末っ子の末っ子である俺はこんな旅人。



金丸家、没落。



いやいや、これからだ。




そんなじいちゃんの家の裏には水神様を祭っている祠がある。
その脇には常にきれいな清水をたたえる小さな池があった。

藻の中に手を突っ込むとひょろひょろと姿を現すイモリ。
子供のころ、こいつをひっ捕まえてはいたぶりつくして遊んでいた。
柔らかなお腹の感触。

イモリを触った手で目をこするとすごく痛かった。



この前、じいちゃんちに行ってみた。
じいちゃんは10年くらい前に死に、ばあちゃんは老人ホームに入っていて、あの大きな家には誰もいなかった。

裏の水神様をのぞいてみたら、あの頃のままの清水が湧いていた。
ひんやりした水に手を入れ、藻の中をまさぐる。



ひょろひょろ



おらっ!!


いとも簡単に捕まった。
お腹の柔らかな感触。

なんだか泣きそうになって、そっと池に帰してあげた。

でもその前に写真をさんざん撮りまくったのでだいぶグッタリしていた。

イモリ、ゴメン。



昔はどこにでもこんな祠があったことだろう。
消えていく土着信仰。


でもこんな田舎の美々津だったら、きっとこの水神様は遺されていくだろうな。

俺がじいちゃんになってもひょろひょろ泳いでてくれよ。イモリ。




という思い出話。

バンド練習

2010-07-05 12:14:10 | Weblog
昨日は宮崎の凄腕ドラマー、ヨーさんのお宅にバンド練習に行ってきました。

ヨーさんのお宅のスタジオでベースの大輔とドラムのヨーさんとで3人で6時間みっちりやってきました。

久しぶりのバンドサウンドにドキドキしながら、でも慎重に意見を出し合い、なんとか形が見えはじめました。

次の練習までに鍵盤を探してきて一緒にやりたいな。



バンド練習って懐かしいよなぁ。高校生のころいきがってタバコ吸いながら駅裏のボロスタジオへ‥‥‥ってみなさん経験あるでしょうね。
久しぶりにバンドキッズに戻ったようで嬉しかったです。
おかげで夜、夢精しました。

ウケる☆




そいだけ。