高沖君---------------!!!!!!!!!
ここは三重県にある津競艇場。
初めての競艇場。
何もわからず入り口を入る。
文武
「‥‥‥すみません。どうやって入るんですか?」
お姉さん
「あ、ここに百円を入れて下さい。」
ゲートをくぐって奥へ進むと、そこにはいかにも金を持ってなさそうな人達が新聞片手にうじゃうじゃ‥‥‥
醤油がたれたようなTシャツ、寝癖まみれの頭、くたびれたサンダル‥‥‥‥
文武
「‥‥‥あの、券ってどうやって買うんですか?」
オッサン
「お!なんや兄ちゃん!!どれ買いたいんや!!」
文武
「全然わからないんです。」
オッサン
「よっしゃ!ほな2連単あたりからいってみ!!次のレースやったらなぁ2-5あたりが固い‥‥‥」
オッサンの言う通りにマークシートを黒く塗り、券売機に差し込む。
5通り。
百円ずつで5百円。
そして第8レースが始まる。
ボートが出てきた!!
競艇は6艇しか走らない。
わかりやすい。
いけ‥‥いけ‥‥いけ‥‥‥うお、すごい波しぶき‥‥‥あれがモンキーターン‥‥‥いけ‥‥‥
文武
「外れたじゃないですか。」
オッサン
「そりゃワシかていつも当たるわけやあらへんがな。ほれ、あそこの表示見てみ。今の2連単がきとったら百円が1230円になっとったんや。次のレースはな‥‥‥」
しばらくオッサンたちと一緒に熱くなる。
オッサン
「あんまりようさん賭けたらアカンで。百円の2枚くらいでええんや。」
11レースまで終わって4連敗‥‥‥なかなか難しい。
しかし買い方もわかってきたので、最後のレース、高沖君の走る優勝戦にかける。
オッサン
「あ-、高沖?高沖はアカン!!あれはいいとこ3位やな!!まぁ兄ちゃん、友達やから賭けたるっていう心意気が嬉しいやないか。高沖に聞かせたりたいわ!まぁわしらは高沖は買わんがな。ひょひょ!!」
おじさん、いろいろありがとうございました。
2マークのほうに行ってみると約束通りオレンジ色の帽子をかぶった黒さんがいた。
黒さんは高沖君のプロペラを作っている人。
以前みんなで飲んだときにここで待ち合わせしていたのだ。
黒さん
「文武君、今日のケンタはアカンわ!スポーツカーのなかにあいつだけ軽トラみたいなエンジンなんやわ!3位にもならんかもしれん。」
そうか‥‥‥
しかしここはケンタ君を信じる!!
ガチガチ本命の吉田選手の1位、ケンタ君の2位に千円!!
文武
「ケンタ君---!!!頼む-----!!!!!」
黒さん
「ケンタ-----!!!!!」
オッサン
「高沖----!!!!エンジンのぶんコースどりでカバーせなしゃあないやろぉぉぉぉ----!!!!」
最終レーススタート!!
文武
「いけぇぇぇぇ----!!!!」
黒さん
「よっしゃぁぁぁ---!!ええスタートや-----!!!!」
オッサン
「差さんかいボケェェェ---!!!!」
そして‥‥‥‥
2連単ゲット
配当530円
さすが高沖君!
それからみんなで焼肉。
高沖君、ベンツで颯爽と登場。カッコイイなぁ。
いや-、競艇面白いわ-。
安くちょくちょく買えるし、そんなに大負けもしない。
百円に賭けるオッサンたちのイってる目が人間くさくて楽しい。
また行こう。
ここは三重県にある津競艇場。
初めての競艇場。
何もわからず入り口を入る。
文武
「‥‥‥すみません。どうやって入るんですか?」
お姉さん
「あ、ここに百円を入れて下さい。」
ゲートをくぐって奥へ進むと、そこにはいかにも金を持ってなさそうな人達が新聞片手にうじゃうじゃ‥‥‥
醤油がたれたようなTシャツ、寝癖まみれの頭、くたびれたサンダル‥‥‥‥
文武
「‥‥‥あの、券ってどうやって買うんですか?」
オッサン
「お!なんや兄ちゃん!!どれ買いたいんや!!」
文武
「全然わからないんです。」
オッサン
「よっしゃ!ほな2連単あたりからいってみ!!次のレースやったらなぁ2-5あたりが固い‥‥‥」
オッサンの言う通りにマークシートを黒く塗り、券売機に差し込む。
5通り。
百円ずつで5百円。
そして第8レースが始まる。
ボートが出てきた!!
競艇は6艇しか走らない。
わかりやすい。
いけ‥‥いけ‥‥いけ‥‥‥うお、すごい波しぶき‥‥‥あれがモンキーターン‥‥‥いけ‥‥‥
文武
「外れたじゃないですか。」
オッサン
「そりゃワシかていつも当たるわけやあらへんがな。ほれ、あそこの表示見てみ。今の2連単がきとったら百円が1230円になっとったんや。次のレースはな‥‥‥」
しばらくオッサンたちと一緒に熱くなる。
オッサン
「あんまりようさん賭けたらアカンで。百円の2枚くらいでええんや。」
11レースまで終わって4連敗‥‥‥なかなか難しい。
しかし買い方もわかってきたので、最後のレース、高沖君の走る優勝戦にかける。
オッサン
「あ-、高沖?高沖はアカン!!あれはいいとこ3位やな!!まぁ兄ちゃん、友達やから賭けたるっていう心意気が嬉しいやないか。高沖に聞かせたりたいわ!まぁわしらは高沖は買わんがな。ひょひょ!!」
おじさん、いろいろありがとうございました。
2マークのほうに行ってみると約束通りオレンジ色の帽子をかぶった黒さんがいた。
黒さんは高沖君のプロペラを作っている人。
以前みんなで飲んだときにここで待ち合わせしていたのだ。
黒さん
「文武君、今日のケンタはアカンわ!スポーツカーのなかにあいつだけ軽トラみたいなエンジンなんやわ!3位にもならんかもしれん。」
そうか‥‥‥
しかしここはケンタ君を信じる!!
ガチガチ本命の吉田選手の1位、ケンタ君の2位に千円!!
文武
「ケンタ君---!!!頼む-----!!!!!」
黒さん
「ケンタ-----!!!!!」
オッサン
「高沖----!!!!エンジンのぶんコースどりでカバーせなしゃあないやろぉぉぉぉ----!!!!」
最終レーススタート!!
文武
「いけぇぇぇぇ----!!!!」
黒さん
「よっしゃぁぁぁ---!!ええスタートや-----!!!!」
オッサン
「差さんかいボケェェェ---!!!!」
そして‥‥‥‥
2連単ゲット
配当530円
さすが高沖君!
それからみんなで焼肉。
高沖君、ベンツで颯爽と登場。カッコイイなぁ。
いや-、競艇面白いわ-。
安くちょくちょく買えるし、そんなに大負けもしない。
百円に賭けるオッサンたちのイってる目が人間くさくて楽しい。
また行こう。