金丸文武の日本放浪ブログ

放浪の詩うたい 金丸文武の日本放浪での出来事

北海道編

2007-03-27 16:39:06 | Weblog
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 ほの明るくなった外を見ると、やはり霧でびっしりと樹氷が発生していた。ドアを開け水辺に走る。
針を突き刺すような痛みが皮膚を襲う。霜どころではない!!凍りついたスノコの上でダッシュで丸裸になり、水辺に面した岩風呂に駆け込む!!氷が舌にくっつくように足の裏に石が張り付いて走りづらい!!
湯に飛び込むと、温度差で手足の端部にひびが入りそうなほど痛い。

・・・・最高

起きて10分以内の極寒の露天風呂。
これは夢か?
目の前に広がる凍りついた屈斜路湖は霧に煙っていて、その向こうから、ヒギャー!!ヒギャー!!と白鳥の鳴き声がする。
この霧の向こうでトランプの兵隊が行進とかしてないかな?動物たちが会議でもしていそうだ。
 湯に頭まで浸かると、髪が一瞬にしてバキバキに凍りついた!!滴ろうとする水滴が毛先で固まりまるで線香花火だ。
急いで服を着ようとするが、脱ぎ捨てたままの形で固まっていてなかなか袖が通らない。

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真冬の北海道東部。友達のゆうきと流氷を見に行くべく、毛布を車に積み込んでの移動だった。

この日、-25℃以上あったんじゃないかな?
本気でやばかった。
写真は屈斜路湖の湖岸にある24時間開放の無人無料露天風呂『コタンの湯』。


北海道の厳しい大自然の中で入る温泉。
最高。

遠藤ミチロウ

2007-03-26 01:06:43 | Weblog
知る人ぞ知るアングラの帝王、遠藤ミチロウ。
80年代初期にその過激すぎるライブで日本中の度肝を抜いた伝説のバンド『スターリン』は結構知られてるところだろうけど、そのヴォーカルのミチロウさんが今、アコギの弾き語りで全国のライブハウスを1人で周ってることはあんま知られてない。

旅中、色んなライブハウスに行った。そしてその先々で聞かされる、武勇伝と白塗りメイクのイッた顔して歌ってるミチロウさんのポスター。
「弾き語りするなら絶対見とけ。」



初めて見たのは去年の夏だったかな。

衝撃だったな。


俺の歌ってる曲が子供の童謡になった。



あれから1年経たないうちに俺の歌もだいぶ変わった。
自分の人間性を開放することこそがライブだと信じ、ステージに立っている。


今日この宮崎の片田舎、延岡の郊外の古い住宅地にある小さなライブバー『TAM』にミチロウさんが来た。

もち行った。

やっぱりすごかった。
俺もっとやれるって思った。


きれいにまたまったりなんてしないぞ。
もっともっと自分の中身を濃くしていくぞ。


中央公民館とか交流センターとかのコンサートもいいけど、ライブハウスにも見に行こう!!

たまには

2007-03-22 11:25:18 | Weblog
たまには自分の写真も載せてみたくなります。

つーか髪が多い!!
若い!!


旅ど真ん中。
北海道は上富良野町の山の中にある「ノルテポトシ」というライダーハウスでのイベントの一こま。

この日はベリーダンスの人が来てたな。
興奮しまくってたのを思い出す・・・

ベリーダンスやってる人って、いいよね。

松山レコーディング

2007-03-19 19:20:00 | Weblog
久しぶりの四国。
お遍路さんいっぱいいたな。
俺がやったみたいな、寝袋持った野宿遍路はほとんど見なかった。

あれは去年の5月、そんな野宿遍路同士ということで意気投合、3日ほど一緒に歩いた愛媛のヒッピー、サドゥ允君のとこに自主制作のCDの作りに行ってきた。

相変わらず伸びっぱなしのヒゲと髪、タイパンツ。
部屋には彼が描いたサイケな絵と、色んな民族楽器、怪しい本の数々・・・


2週間かけて、彼の部屋に閉じこもってひたすら格闘してきました。

曲目
・sunshine and music
・ばちあたりもん
・峠の地蔵
・黒い鳥
・タイトルなし(即興)
・渋谷


大自然の中でささやかに生きている、人間のちっぽけな思想。無力さ、力強さ。


フォークです。


ライブで持って行きますので、欲しい人は声かけてくださいね。



よっしゃ!!
今日からまた、日本一周の原稿書きだ!!