今日は、午後、金沢へ向けて出発。学生服関係の問屋さんを回ります。移動時間を利用して、DVDをつけながらお勉強。画面は運転していて見られないので、音声を大音量にして聴きながら行きました。
問屋めぐりを済ませ、片町へ。ライトアップが綺麗です。以前の勤務先は香林坊だったので、ちょっとこの道懐かしい。
今日は、相方のセミナーのお疲れさん会ということで、美味しい焼肉が食べたいということになり、片町の焼肉『崔清』へやってきました。
ここ、実は金沢での学生時代、友人Yちゃんと初めて『焼肉』というものを食べた、私にとって焼肉初体験のお店なのです。今から約19年前、当時はバブルがはじける少し前で、片町はすごい人で賑わっていたのを思い出します。そのとき食べたのは、たしか3千円くらいのレディースコースでした。
いつもは焼肉屋さんでは単品で頼むのですが、ここはお水のお姉さんたちが同伴出勤で来る高級焼肉店のため、思わぬ金額になっても怖いので一人4500円のおまかせコースにしてみました(ちなみにコースは3500円から)。コース内容は最初にキムチ、そして牛タンは、葱をくるんで焼くものと、普通の塩胡椒のと。そして、牛サシ(たれと山葵で)。どれも美味しい!
カルビとサラダ。カルビ、軽く3人前はあるよ~。お肉、どれもいいもの使ってます。サラダもナムルも一人づつ個別に来ますし、野菜が美味しい。あえていつもは頼まないナムルだけど、コースに入っているのが嬉しいです。
ハラミ。ロースは撮り忘れたけど、どちらも絶品でした。最後はバニラアイスクリームで。
19年ぶりでしたが、本当に美味しいお肉とボリュームのある内容で満足しました。近くに100円パーキングもあるので、あまり歩かなくても大丈夫。
このお店、以前もそうだったと記憶していますが、テーブルの敷き紙に室生犀星の詩が印刷されています(崔清だからかしら)。
これは有名な小景異情の一節。『あんずよ花着け 地ぞ早に輝け あんずよ花着け あんずよ燃えよ ああ あんずよ花着け』この詩、好きです。室生犀星は溺愛していた娘のことをあんずに例えていたそうです。
室生犀星・泉鏡花・徳田秋声は言わずと知れた金沢の三文豪ですが、犀星は不幸な生い立ちにより(私生児として生まれ、貰われた先でも養母の虐待を受けた)金沢にいた時期は僅かで、東京の自室に犀川の写真を貼っていたそうです。そして詠んだのが小景異情の有名な次の一節。
ふるさとは遠きにありておもふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて 異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさと思ひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
切ないですね。
ストーブの前に設置されたぺこの席。焦げるよ!
←応援よろしくお願いします! クリックしてね(^ ^)
問屋めぐりを済ませ、片町へ。ライトアップが綺麗です。以前の勤務先は香林坊だったので、ちょっとこの道懐かしい。
今日は、相方のセミナーのお疲れさん会ということで、美味しい焼肉が食べたいということになり、片町の焼肉『崔清』へやってきました。
ここ、実は金沢での学生時代、友人Yちゃんと初めて『焼肉』というものを食べた、私にとって焼肉初体験のお店なのです。今から約19年前、当時はバブルがはじける少し前で、片町はすごい人で賑わっていたのを思い出します。そのとき食べたのは、たしか3千円くらいのレディースコースでした。
いつもは焼肉屋さんでは単品で頼むのですが、ここはお水のお姉さんたちが同伴出勤で来る高級焼肉店のため、思わぬ金額になっても怖いので一人4500円のおまかせコースにしてみました(ちなみにコースは3500円から)。コース内容は最初にキムチ、そして牛タンは、葱をくるんで焼くものと、普通の塩胡椒のと。そして、牛サシ(たれと山葵で)。どれも美味しい!
カルビとサラダ。カルビ、軽く3人前はあるよ~。お肉、どれもいいもの使ってます。サラダもナムルも一人づつ個別に来ますし、野菜が美味しい。あえていつもは頼まないナムルだけど、コースに入っているのが嬉しいです。
ハラミ。ロースは撮り忘れたけど、どちらも絶品でした。最後はバニラアイスクリームで。
19年ぶりでしたが、本当に美味しいお肉とボリュームのある内容で満足しました。近くに100円パーキングもあるので、あまり歩かなくても大丈夫。
このお店、以前もそうだったと記憶していますが、テーブルの敷き紙に室生犀星の詩が印刷されています(崔清だからかしら)。
これは有名な小景異情の一節。『あんずよ花着け 地ぞ早に輝け あんずよ花着け あんずよ燃えよ ああ あんずよ花着け』この詩、好きです。室生犀星は溺愛していた娘のことをあんずに例えていたそうです。
室生犀星・泉鏡花・徳田秋声は言わずと知れた金沢の三文豪ですが、犀星は不幸な生い立ちにより(私生児として生まれ、貰われた先でも養母の虐待を受けた)金沢にいた時期は僅かで、東京の自室に犀川の写真を貼っていたそうです。そして詠んだのが小景異情の有名な次の一節。
ふるさとは遠きにありておもふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて 異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさと思ひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
切ないですね。
ストーブの前に設置されたぺこの席。焦げるよ!
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