加賀女あっちゃんの晴れときどき着物

石川県加賀市で呉服店を営むあっちゃんのブログ。
きもの、お茶、お筝、そして犬も登場。

うまく座れた

2009年02月11日 | お茶
 今日は自分が所属している裏千家淡交会石川南支部の初茶会でした。午前中は晴れてよかったっす! 



 私は朝から美容院でセットをお願いしました。ニューハーフにも、宇宙人にもならないように、いろいろ注文をつけて仕上げていただきました




 自宅にて、ニット帽をかぶり黒澤年男みたいになっている相方に撮ってもらった後姿(相方と黒澤年男は暑苦しい感じがよく似ています)。


 頭小さくて肩幅広くてバランス悪く、男か女か迷う後ろ姿です・・・頭が小さいと恐竜みたいだわ




 会場は能美市の八松苑。昨年も同じ会場、使いやすくてお食事が美味しいからなのかしら? ここは結婚式場としても人気がありますね


 

 金屏風を借景に。ちょっと自分には若くなったつけさげに黒地の七宝の袋帯で。このつけさげ、毎回もうリミットだなあと思いながら着ておりますが、会場で呼ばれるとき『そこのピンクのあなた、あなたよ』と言われてしまいました。ちょっと恥ずかしかった・・・


 お道具類も素晴らしく、初茶会にふさわしいおめでた尽くしで見事でした


 お茶のお道具は、会記に詳しく紹介されていますが作家さんは下のお名前だけが書かれているので、予備知識もない私は全然ピンときません


 もっと目も肥え、知識も身について、聞いてすぐ、『ああ、浄清でございますね』などと全てのお道具が理解できるようになれば、また面白みも増すのでしょうね
 今回、青年部の方々、お手伝いできなくてごめんなさい・・・



 お菓子も行松さんがその場で作ってらっしゃるということでとても美味しかったです。ご銘は『松の雪』。
 そして今回、お干菓子の吉祥結びはおみくじがついていて心憎い演出。私のおみくじは『あきらめなさい』と出ました。う~ん、ダイエットのことかしら。天からは私の食べっぷりが見えているようです




 今回、私たちの目標は『場所取り』でした
 毎度、マダムの皆様の意外に素早い動きに圧倒され、出遅れて上の方の席に高上がりして冷や汗をかいてしまうので、今日はじっくりと場所を見定め、ここという場所から動かなかったことで席の確保に成功しました。よかった~。




 お茶会はとても順調に進み、お昼過ぎには自宅に戻ってくることができて助かりました。お手伝いに来てくれていた姉は今日帰りましたが、たくさんお料理を作ってくれていったおかげで、これまた店の品出しや接客に時間を取れてよかったです。感謝!



 夜はお筝のお稽古へ。吉崎克彦の『雪はな』、どうにか少しだけ格好がついてきましたが、まだまだ課題が多く、もっと弾き込まなければいけません。特に中盤のすくい爪、早くて細かくて難しい~。先生との息も合わせないといけないのですがそれどころではありません。本番までに口閉じて弾けるように頑張らないと


 相方の股間に顔をうずめるぺこ。なでなでしてもらうまでこのまま動きません。
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お茶のこといろいろ

2008年07月09日 | お茶
 今日はいつも待ちに待っている定休日! 午前中は家事を済ませ、お茶のお稽古からスタートです



 今日は旅箪笥の茶通箱のお稽古。久しぶりに出てきた茶通箱、もうすっかり忘れてしまっています・・・


 これは、2種類の濃茶を飲んでいただく形式のお手前で、茶通箱と言われる箱にお茶入れとお棗を背中合わせにして入れて持ち出します
 先に最初の濃茶をお出ししてから、『今一種のお茶を』と声がかかり、大津袋に入れたお棗(お茶入れ扱い)を出してもう一回お茶をたてて差し上げるもの



 この茶通箱の扱いがまたうろ覚えで、言われるままに左上げ、右上げのように手を扱います。気分はロボット、アシモくんのようです(アシモくんのほうがきっと自然な動きだわ。私はほとんどパントマイムでした)。


 そして大津袋・・・私の中ではどこかでチョキにして挟んだ記憶しかなく、先生に手順を尋ねながらお手前するのですが、どうしてもそこかしこでチョキで挟みたくなってしまい、お手前が混乱・・・(結局、拝見に出すときまで挟まないのね)。

 どっと疲れたお手前でした。来週まで覚えていられますように・・・


 
 夜は喫茶店にて、裏千家青年部の夏の行事、少年少女ジャンボリーの打ち合わせ
 これは、青年部が主催し、地域の子供(幼児から高校生まで自由)を呼んで、少年自然の家でお茶体験や陶芸体験、お菓子作り体験などを行うものです


 といっても、私、今年初めてちょっとだけ参加させていただくので、全然概要がわからないんですが・・・でも、自然にお茶に親しみを持てそうで楽しそう。岩魚つかみなどの楽しい企画もあるようです



 資料を基に、皆様慣れていらっしゃる様子でてきぱきと決めていかれるのですが、私はただ圧倒されて座っているだけでした。途中、床に今年初お目見えの黒々としたコッ○ローチが登場し、さらに気もそぞろに。今月末のイベントなのですが、晴れてうまくいきますように



 明日は、某小学校での本の読み聞かせに伺うため、与えられていた本をいまさらながら、読んでみていたのですが・・・

 最初は男の子二人の話かと思っていましたら、メインはカマキリとヤモリの闘いでございました

 なかなか迫力のある絵で、ヤモリ、リアルです。私は昆虫も爬虫類も好きなので、偶然ですが私向きの本だったのね。明日うまく読めるかしらん。


 今日は一緒に添い寝してくれていたぺこ。ちょっとつまんなさそうです

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お手前いろいろ

2008年02月05日 | お茶
 今日は定休日。ゆっくり寝て起きて、ぼーっと『とくダネ!』を見ていたら、天達の天気予報のところで、懐かしいメロディが




 『Fairground Attraction』の『The Moon Is Mine』です。朝のさわやかな雰囲気によく合った選曲です

 このグループは約20年前、イギリスで活躍しすぐ解散してしまったのですが、アコースティックでノスタルジーなサウンドで、大好きなバンドのひとつでした。というか、そんな昔の曲を取り上げたとくダネにびっくり。誰かファンがいたのでしょうか。


 今日はお茶のお稽古。初釜以来、そして久しぶりに手前座に座ると超緊張します

私は長緒のお稽古をしました。右手の小指もしくは親指に紐をかけ、それを離さずに左側を折り曲げ、それを右手の紐で結ぶのですが、これがなかなかできない・・・何度かしているのですが毎回きれいに忘れてしまっているため、また最初からという感じ
 

本当にお茶って深いし、難しいです。ですがだからこそ、飽きることもないのかもしれません。


 他の方は千鳥板が出てくる貴人清次や、筒茶碗でのお手前。どれも難しいけど、見ているのは楽しいです。ちょっとひょうげものの古田織部の気持ちになって見てみるとまた面白い


 ちなみに千鳥板はよくお持ち帰りになってしまう門人が多いらしい。小さいし軽いし、懐に入れて持ち運ぶため、そのまま帰ってしまうそう。今日もお一人怪しかったです。


 筒茶碗は極寒の時期のお手前のもので、お茶が冷めにくいようにという心遣いから使用するもの。たしかに、筒茶碗でいただいてみると熱く感じて美味しい。茶巾で拭くのも少しやり方が違うし、点てるのも傾けないといけないので難しいけど、風流でいいものです。



 今日は少しの間お留守番だったため、ストーブ前でふて腐れるぺこ。目と鼻の先にあるおやつを、わざと食べないで抗議のポーズです


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社中の初釜

2008年01月06日 | お茶
 今日は社中の初釜です。冬にはめずらしく、晴れの良い天気に恵まれました。朝早くから、近くの美容室でセット。
 
 以前は自分でしていましたが、不器用でうまくいかないのと、つけ毛が使いすぎで傷んでぼろぼろになってしまったので、最近、ここぞというときは美容室に行くことに決めました。

 でも、今日は前髪が高く上げられてしまい、ロカビリーな感じに・・・そして、決めすぎた頭とでかい体のせいで、雰囲気はニューハーフ。ちょっと、まずいです。間違えられなくてよかった・・・

 初釜は、位の高いお茶会なので、紋の入った着物がおすすめです。私は加賀友禅の訪問着に、金縁に唐織の帯。暴飲暴食が続き、二重あごはそのままです。

  
 待合の熨斗押さえは、打出の小槌です。子年なので、大黒天にかけて。掛軸は、福寿草でした。

  
 初炭手前が終わり、先生が用意して下さったお料理は、大聖寺のばん亭のもの。ボリュームたっぷり、美味しくいただきました。濃茶の前の主菓子はお稽古仲間の丸福さんの豊年。ねずみのお顔がキュートです。先生からいただいたねずみの懐紙を使いました。


    
 本席の床の間にしつらえられた三方には、奉書が敷かれ、炭が置かれた廻りには米や梅干、昆布、ごまめなどの山海の幸・五穀豊穣を意味するようなお飾りがなされています。 台子には、しめ縄と御幣がかけられ、新年を迎えるにふさわしい飾り。水指は萩焼です。お釜はあられ釜。いつも先生の心づくしのしつらえには感動させられます
 
 この、御幣(ごへい)という白い短冊飾りですが、神社のお祓いで使われるように、神の依代として、もしくは祓いの意味で用いられます。高山などで売られている五平餅は、もともとこの御幣の姿から取ったものだとか。それが時代の流れで、五平衛という人が作って売ったのが始まりとかいわれるようになったそうです。実際に、御幣餅として売っているところもあるそうです。

    
 薄茶のお干菓子は、京都・鼓月の麩焼き煎餅、辻占。占いは『らくになる』。いったい何がらくになるのか? お酒に酔った方には『さめなさい』と出たり、なかなかこの辻占、盛り上げてくれました。そしていつも先生が用意してくださる福引で、こちらの子のお扇子をいただきました。これは子年生まれの母に、今日店をまかせたお礼にプレゼント

    
 お茶会の後、社中のお仲間と行った紅茶専門店・ポーチコにて、いろいろ楽しくお話しました。なかなかご一緒できる機会がなかったので、嬉しかったです。おなかいっぱいだったはずなのに、ケーキセットを注文。レアチーズも紅茶も美味。

 そして、晩御飯は昨日から決めていた、まぐろといくらのづけ丼にしました。青紫蘇と白胡麻と椎茸の甘辛煮を混ぜ込んだら美味しくなりました。そして最後は、昨日と今日と留守が続いたため、寂しい病になり、無気力になってしまったぺこです。明日も金沢に仕事に出るのだが、大丈夫か・・・
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お稽古

2007年09月04日 | お茶
 毎週火曜日は定休日、そしてお茶のお稽古日です

 8月お休みだったので、久しぶりのお稽古。お濃茶です。

 お茶は、一応お名前をいただいたものの、私困ったことに基本が身についていないのです。私の怠慢の結果です・・・先生、不甲斐ない生徒でごめんなさい。

 今年は、頑張ってすこしづつマスターするぞう~。

 その後、金沢に行き、病院巡り。

 明日もまた、病院です。困ったものです