加賀女あっちゃんの晴れときどき着物

石川県加賀市で呉服店を営むあっちゃんのブログ。
きもの、お茶、お筝、そして犬も登場。

お伊勢参り その2

2008年01月03日 | 日々つれづれ
 昨日に引き続き、お伊勢参りの続編です

 伊勢神宮とは、『お伊勢さん』とも呼ばれますが、正式名称は『神宮(じんぐう)』といい、内宮(ないくう)と外宮(げくう)に分かれています。(全く知りませんでしたが

 五十鈴川の上流にある皇大神宮(内宮)は、皇室のご祖神の天照大神をおまつりしてあります。 
 山田原にある豊受大神宮(外宮)は、天照大神のお食事を司る豊受大神をおまつりしてあり、内宮創建より500年後に建立したもので、衣食住をはじめ、あらゆる産業の守り神だそうです
 この両大神宮を中心として、14の別宮、43所の摂社、24所の末社、42の所管社があり、神宮とは、これら125の宮社の総称でもあるそうです。


 今回は、内宮をお参りしました。よくわからないけど、普通は内宮なのかしら?

 まずは、五十鈴川を渡る宇治橋鳥居の前でパチリ。この鳥居は、旧御所殿の棟持柱を使っているそうです。寒いので険しい顔しています


宇治橋(長さ101.8m)の上から臨む五十鈴川。水が清らかです。


 わ~、綺麗な松~、日本画みたい~とただはしゃいで撮った松。帰ってから確認すると、大正天皇御手植えの松でした。そりゃ道理で、美しいはずです


 警衛部と呼ばれるところに、なぜか鶏がたくさん。ブロイラーとは違い、よく手入れされていて毛並みが美しいです、そしてなぜか雄鶏ばかり。動物好きの私、食い入るように観察してしまいました。由来は尋ねませんでしたが、鬨の声を上げるため?

 この後、火除橋を通り、手水舎でお清め。そして一の鳥居、二の鳥居をくぐったところで、15列くらいの、すごい行列になってしまい、ほとんど動かない状態に・・・30秒ごとに1mくらい進む速さで、じりじりと前進します。

 そしてここは、御正宮直前。ここに来るまでに、約30分くらいかかりました。この御正宮内は、撮影禁止のため、カメラはここまで。苔むしている屋根が御正宮です。萱葺きの屋根に、10本の鰹木がのせられ、4本の千木の先端は、水平に切られています。

 お賽銭箱の中には、気前のいい方が投げたお札もちらほら見えました
そして、その御正宮の中に、神主さんに案内されて立つご夫婦が一組いらっしゃいましたが、あの方々はどなただったのでしょうか?
 写真も許されない空間に立ち入っているということは、相当やんごとなき方なのではと思われますが・・・一般庶民には想像もつかないのでした


 御正宮の敷地は東西に2箇所あり、20年に一度の式年遷宮により社殿が新しく建て替えられます。次は平成25年、もうすぐですね。


 今回、初めての伊勢神宮でしたが、そのスケールの大きさに圧倒され、荘厳な気持ちになりました。年の初めに、身を清めてもらった感じで、すっきりししました。また改めて、少しすいている時期にゆっくりお参りしてみたいです



 最後に、これは帰りにおかげ横丁で射的をして(残念賞だったけど)、ご機嫌の私。回りにはいっぱい人がいますが気にせずスマイル。おバカです
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