歌会たかまがはら

毎回お題に沿った短歌を募集してゲストの方とおしゃべりする短歌の番組です。
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歌会たかまがはら10月号 阿波野巧也さんへの質問

2017年10月23日 | その他・連絡事項
ここでは、歌会たかまがはら10月号で皆様からいただきました阿波野巧也さんへの質問をご紹介いたします。

回答につきましては阿波野巧也さんからいただいたものをそのまま掲載させていただきます。

同じような質問はまとめて掲載させていただきます。

なお、答えに対するご不満等は一切受け付けません。あらかじめ、ご了承ください。

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<番組中にお聞きした質問>
Q1 阿波野さんは、学生より短歌で活躍されていらっしゃいますが、社会人となられて、つくる歌に変化はありましたか?学生の時とは、違った視点というのでしょうか。(鈴木惠子さん)

A1 歌の素材を日々の生活の中から見つけたりするので、家と職場の往復のルーティンだと歌をつくるのが難しくはなりました。

Q2 京都の想い出の場所は?(愛知県 東 恭子さん)

A2 鴨川は外せませんが、もう少し細かくいくと百万遍の「おむら屋」、荒神橋の「くれない」、熊野寮ちかくの「てらこや」などは歌会のあとよく行った居酒屋でそれぞれ思い出があります。居酒屋以外にも、寺町二条の「三月書房」、三条の「六曜社」、北白川の「ジュネス」なんかもめちゃくちゃよくいきました。



<短歌についての質問>
Q1 短歌を始めたきっかけは何ですか(東京都 高清水 純さん)

A1 高校生のときに枡野浩一さんの『ショートソング』を読んで、授業中につくったり、投稿したりしていました。短歌つくるぞ!って意識してつくるようになったのは大学2年のときに京大短歌に入会したのがきっかけです。京大短歌に入っていなかったら短歌は作らなくなってたとおもいます。

Q2 口語で短歌を作る難しさはありますか?(愛知県 辻聡之さん)

A2 一般論でいくと、口語の短歌の文体自体はいまは成熟してきているので、それに沿いながら作っていくことはさほど難しいことではないかなとおもいます。ただし、新たな口語文体を開拓しようとか、従来の口語短歌のありがちな文体から逸脱していこうとする(つまり、文体のオリジナリティを獲得する)のは、難しいことだとおもいます。僕自身は、自分の文体を確立するのにずっと試行錯誤しているところです。



<その他についての質問>
Q1 巧也さんというお名前は本名でいらっしゃいますか?あたたかくも巧みな歌だなあ、と感じるので気になってしまいまして。(東京 hypo-さん)

A1 本名です。もともと巧(たくみ)という名前になる予定だったのが、字画の関係で巧也になったようです。

Q2 好きなお笑い芸人などはいますか。(東京 狩峰 隆希さん)

A2 バラエティをあまり見ないのでなんとなく思いついたところでいくと、三四郎とかすきです。あとくまだまさし。



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以上となります。皆様からのたくさんのご質問ありがとうございました。

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