歌会たかまがはら

Ustreamを使い、N○Kのラジオで放送している某夜はぷちぷちする短歌の番組のように皆様の短歌をご紹介する番組です。

歌会たかまがはら2019年9月号 お題+短歌募集

2019年08月14日 | 歌会告知
お待たせいたしました!

歌会たかまがはら2019年9月号の開催要項を発表します。

お題:「これは音楽だ!と思う短歌」※自作に限る
締切日:2019年9月6日(金)まで
配信日:2019年9月14日(土)21時~(予定)
ゲスト:温さん
となります。

※今回のお題は「これは音楽だ!と思う短歌」※自作に限る、です。過去作でも新作でもどちらでも構いませんので、韻律の面で音楽的に優れていると思う自作の短歌をご投稿ください。
※今回のフリートークは「温さんへの質問」と題して、皆様から温さんに対して聞いてみたいことをテーマにお話します。短歌なことでお聞きしたいことがあれば投稿メールと一緒にお送りください。なお、歌会たかまがはらの番組内及びブログにおいて、いただいた「温さんへの質問」にすべてお答えできない可能性がありますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

<投稿方法について>
※投稿方法は(1)歌会たかまがはらメールアドレスへメールを送る、(2)歌会たかまがはらTwitterアカウントへダイレクトメールを送る、の2種類があります。
(1)歌会たかまがはらへメールする
・ utakai_takamagahara★yahoo.co.jp(★を@にかえて送ってください。)宛てにメールでお送りください。
・投稿するメールの題名には「歌会たかまがはら短歌投稿」とお書きください。

(2)歌会たかまがはらTwitterアカウントへダイレクトメールを送る
・歌会たかまがはらTwitterアカウント(@utamagahara)をフォローの上、ダイレクトメールをお送りください。
・なお、リプライでの投稿は受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。

<投稿内容について>
※投稿内容は(1)(2)の方法とも共通で、下記の内容を記載ください。
  1:投稿する短歌(必須・読みにくい漢字等にはふりがなをお願いします)
  2:お名前(必須)
  3:ふりがな(必須)
  4:お住まいの都道府県名(なくてもOKです)
  5:温さんへの質問(なくてもOKです)
※必須項目以外は記載いただかなくても結構です。
※一人何首ご投稿いただいてもかまいません。
※投稿歌は未発表作でも既発表作でもかまいませんが、著作権の絡んでいる短歌のご投稿はご遠慮いただけますよう、よろしくお願いいたします。
※すでに投稿された短歌の差し替え、削除、訂正はできません。あらかじめご了承ください。

<その他について>
※最近、焦って投稿したために無記名であったり、誤字があったりなど記載内容に不備がある投稿メールが多く届きます。焦らずゆっくりでかまいませんので、投稿内容を今一度確認の上、ご投稿いただきますよう、よろしくお願いします。
※投稿完了メールはお送りいたしません。あらかじめ、ご了承ください。
※配信日・配信開始時間は変更することがございます。変更の際はすぐにご連絡いたします。
※その他、質問等がございます場合は、天野うずめ宛にお聞きくださいますようよろしくお願いいたします。


それでは、皆様のご投稿をおまちしています!

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※緊急連絡先はこちら
→延期等の緊急の告知はtwitterで行います。フォローのほど、よろしくお願いします。

「歌会たまがはら」アカウント→@utamagahara

中の人「天野うずめ」アカウント→@uzume_no_hijiri
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歌会たかまがはら2019年7月号 乾遥香さんへの質問

2019年08月04日 | その他・連絡事項
ここでは、2019年7月15日配信の歌会たかまがはら2019年7月号で皆様からいただきました乾遥香さんへの質問をご紹介いたします。

回答につきましては乾遥香さんからいただいたものをそのまま掲載させていただきます。

なお、ご不満等は一切受け付けません。あらかじめ、ご了承ください。

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<番組中にお聞きした質問>
Q1 良い歌は好きですか?「良い歌だから好き」ということはありますか?(東京都 雪吉千春さん)

A1 良い歌は好きです。良い歌だから好きということはありません。好きだから良い歌だなと思うこともありません。好きな歌で、かつ良い歌だなと思うことならあります。
「良い歌!」っていう感情は、理屈ではないですよね。ぱっと見たときに思ってしまう「かわいい!」や、なにが入ってるんだかよくわからない食べ物への「おいしい!」とかと似ているような。私は紫やチョコレートが好きですが、紫色だからかわいいとか、チョコレートが入ってるからおいしい、みたいな判断ってしなくないですか?良い歌かどうかには理屈も理論もなく、私の心が「良い歌」だと思えばそれが良い歌で、それ以上もそれ以下もないです。


Q2 短歌以外で「良い」と思うものを教えてください(大阪府 泳二さん)

A2 チョコレートや化粧品やアクセサリーなどの造形のうつくしさ。好きなひとの仕草や手書きの文字や喋り方の癖。制御しきれない感情。生きているということ。
自然のものよりも、作り手や持ち主の存在を感じるような、人工的なものに惹かれます。


<短歌についての質問>
Q1 とても抽象的な質問で申し訳ないのですが、いぬいさんは短歌を容れ物と捉えていますか?それともそこに入る中身だと捉えていますか?(宮城県 岩瀬花恵さん)

A1 この「短歌」は定型ではなく、短歌一首一首を指すとのことなので、そうすると……容れ物ですかね。中身って、容れ物から取り出して中身を確認したときに、それ以上のことが起こらないような気がするけど、短歌は、その一首を前にしたときにその一首に収められている以上の景色が見えることがあるし、その歌と関係のある(あるいは関係のない)思考や想像を連れてきてしまうと思うんですよ。そういう意味で、容れ物かなぁ。いろんな形や大きさや柄の容れ物になにかを仕舞い込んで部屋に積み重ねて、そのまま忘れてしまったり、なんとなく開けて急に全部思い出したり、みたいなことが「短歌にする」という行為なのではないでしょうか。


Q2 大学短歌バトル優勝おめでとうございます。提出歌はどのような方法で決めたんでしょうか。(雨月茄子春さん)

A2 優勝おめでとうございますをありがとうございます。提出歌は、まず仮の〆切を作ってそれぞれが各題に挑んでみて、途中経過のときに出た歌の中で良い歌があったら、そのお題はもうその人の歌!って決めて、余ってる題を割り振り直してほんとの〆切までに作り直す、みたいな感じで進めました。
最終的にどの歌を出すかは、作者本人も含めて選歌した上で、念人(評者)をする人の意思がなるべく尊重されるように決めました。念人の存在が短歌バトルという形式の最も良い部分であり、褒めたくない歌を褒めちぎって勝っても意味がないと思ったので。


Q3 乾さんの思う「いい歌」の基準を教えてください。(愛知県 岡田奈紀佐さん)

A3 『乾さんの思う「いい歌」の基準』なら、『乾が読んで「いい歌」と思ったかどうか。以上』ということになってしまうような……。チェックリストとかを用意してあるわけではないので、とくに明確な基準はありません。
(※うずめ追記:Q4につづく)


Q4 どんな歌がいい歌だと思いましたか?わたしは、読んで元気が出るとか、ふっと気持ちが和らぐ歌かな、と考えて投稿しました。(兵庫県 ふらみらりさん)

A4 もうすこし一般化するなら、みんなきっと短歌によって世界を認識できている面が少なからずあるので、ふつうに生きていてふっと思い出す歌は、良い歌なんじゃないでしょうか。なぜか思い出してしまう歌も含めて。(今/今後)(あなたが/わたし自身が)使えるから良い歌だなと思うことがあります。ひとつ言えるのは、あなたが良い歌だと思えば、それはあなたにとっての「良い歌」で間違いないですよ、ということです。


Q5 乾さん自身がこれだとおもう自作はどういったものですか?(三重県 はだしさん)

A5 ごもっともすぎる質問だけどこれを訊かれるのはめちゃめちゃこわいですね……。
わたしは、自分で良い歌だと思えないなら発表するべきではないと考えているので、そういう意味では「全部」って答えることもできるとは思いますが……今見ると、短歌はじめたばかりの「ぬばたま」創刊号や第二号の頃の歌はちょっとあやしいのもありますね。まとめて読めるものなら、第三号の「Iris」30首と、谷じゃこさんの「バッテラ」のゲストをさせてもらったときの「何階で降りるの?」7首は全部良い歌です。わたしはどんどん間違えなくなってきているので、これからもっと良くなると思います。


Q6 好きな歌集を教えてください(複数でも)(大阪府 雨虎俊寛さん)

A6 うーん。好んで読む歌集なら何冊もありますが、気分によって変動もするので明言したことがないんですよね……。歌集(という発表形式)としてこの形が最善だったと思えることってなかなかなくないですか? リアルタイムで連作単位で追いかけるほうがつらくないから同人誌が好きだし、本にすらなっていない紙とか画像とかも好きです。
先のことなら、(7月)23日に短歌研究社から刊行される山階基『風にあたる』に期待しています。


Q7 質問とは違うかもしれませんが、題詠のものを題詠から離れた場所で詠むことの意義というと大げさですが、どんな感じになるのかなと興味があります。(抹茶金魚さん)

A7 申し訳ないんですが、質問の意図が捉えきれず……。関係なく読んだ歌に、題詠の文字が含まれているから出詠する、というような話ですか?それとも、題詠の題から意識を外して、意図的に関係のないことを詠む、ということでしょうか?でも題詠って題字詠み込み必須だろうから、完全に離れたところから題詠をクリアするのってむずかしくないですか? 個人的に題詠はあんまり好きじゃなくて、題詠しなきゃいけないときはなるべく題のことを忘れるようにがんばっています。うーん。回答が不十分だと思うので、もしこれ以上聞きたければご連絡ください。


Q8 乾さんが最初に出会った良い歌はなんですか?(東京都 越 慶次郎さん)

A8 基本的に今月のことだけを考えて生きているので、「最初に」なんて言われると遠い目をしてしまうけれど……短歌をはじめる前のことを思い出すと、たぶん短歌バトル2016の
春を抱く どこに行っても君の踏む土は土だよだいじょうぶだよ/初谷むい
なんじゃないですかねぇ。そのときのわたしに「好き」と「良い」の区別はなかったので、これで回答になっているかは不明ですが……。


<その他の質問>
Q1 「本当」って、なんだと思っていますか?(青森県 カリフォルニア檸檬さん)

A1 「本当」は、嘘じゃないこと。これは最近の予感だけれど、嘘じゃないっていうのは、信じられるかどうかってことと同じなような気がしています。あなたが「死なないよ」ってわたしに言ったとして、あなたが本気で言っててわたしもそれを信じるんなら、「死なないよ」は「本当」。


Q2 「人間」って、なんだと思っていますか?(青森県 カリフォルニア檸檬さん)

A2 「人間」は、よくわからない。
定義の話なら、「人間はいつか死ぬらしい」ということだけは知ってるんだけど、でもそれって死ぬそのときまでわからないから、現状あなたが人間かどうかを判断する術はない。しいて言うなら、本人が自分は人間だと主張しているならその人は人間なのでは?全く定型でない歌でも、短歌連作のなかに置かれていて作者が短歌だと言っているならそれは短歌、と同じような話で。
性質の話なら、それこそよくわからない。いろんな人間がいるなぁとは思うけど。みんななに考えてるのかわからないし知らないし。わたしに確かにわかるのは、わたしがあなたのことをどう思っているか、っていう、それだけですよ。


Q3 「主張」って、なんだと思っていますか?(青森県 カリフォルニア檸檬さん)

A3 「主張」は、自分による自分のための自分に対して取るポーズ。セルフブランディングにかなり近い。あなたのことは、たぶん二の次。ここで黙ったらわたしじゃないなって思うときに主張をする。主張をすると(その主張が通るか通らないかとは関係なく)あなたがわたしのことを少しだけわかる。それを繰り返していって、あなたがわたしを理解していればいるほど、わたしは生きやすくなる。ここでお題「良い歌」と主張したことで、あなたはわたしのある一面を認識でき(ているつもりになっ)たでしょう?


Q4 「五感」の意識について、何かありますか?(青森県 カリフォルニア檸檬さん)

A4 「五感」の意識は、あると便利だろうなと思う。短歌を作る上でも、たぶん。わたしは視覚と聴覚から得た情報を記憶することにステータスを全振りしてしまっている気がするので、今後は五感をつかった生活もそれなりにやっていきたいなとは思っています。


Q5 「不満」はありますか?(青森県 カリフォルニア檸檬さん)

A5 「不満」は、いっぱいある。それをなくすためにするのが「主張」だとも思っているからわたしはたくさん喋ってるつもりだし、年度目標のうちのひとつを「発信する」に定めたのも、不満があるからですね。権力が心底欲しくて、なるべくはやく国王になりたい。


Q6 街などで、これは良いと思われたネクタイの色や柄はありますでしょうか?(近日購入予定)(東京 上條 素山さん)

A6 人生でネクタイに注目した回数がそれほどなくて今はひとつしか思い出せないんですけど、斜めの線で、明度のちがう紫のグラデーションみたいになっている柄のネクタイが好きでした。自分の言語力の限界を感じているので、気が向いたら写真をツイートしますね……。


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以上となります。皆様からのたくさんのご質問ありがとうございました。
コメント

歌会たかまがはら2019年7月号採用歌(2019年7月15日配信分)

2019年08月04日 | 歌会採用短歌
7月15日に行いました歌会たかまがはら2019年7月号に短歌をご投稿いただいた皆様、また歌会の配信をご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。

ここでは、当日採用した短歌、当日発表できなかったけど気になった短歌、出演者の短歌をご紹介いたします。

なお、短歌の感想等は省かせていただきます。ご了承ください。


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お題:「良い歌」※自作に限る
ゲスト:乾遥香さん
司会:天野うずめ

<当日発表した歌(順不同)>
◎乾遥香さん選
・ウイルス性胃炎と言えばする顔のどこをとってもあなた一人だ(神奈川県 大村咲希さん)

・北十字下端の星が開くとき地味な話に頷いている(東京都 瀬口真司さん)

・鳥飼ってそうと言われてそうかなあまぼろしの鳥横切るばかり(千葉県 阿部圭吾さん)

・淡水魚としかしゃべってない 日本、けっこう広いとこなのになあ(三重県 はだしさん)
→天野うずめも選

・アップルのリンゴは誰がかじったの 誰があなたの隣にいるの(埼玉県 えんどうけいこさん)
→天野うずめも選

・東京の雪でうれしい ナンパしたお姉さんにもLINEを送る(東京都 雪吉千春さん)

・ぼた餅をすべての棚に置いてきた。置いてきた。置いてきたんだってば(滋賀県 西村湯呑さん)

・山ほどの洗濯物をはためかせ夏の王者といえばわたしだ(滋賀県 西村湯呑さん)
→天野うずめも選

・信仰がほんとにあってよかったね陽性モデルを子のごとく抱く(京都府 的野町子さん)

・素直さが欲しいね焼きたてのパンにゆびしずめればゆびが焼かれる(櫛田有希さん)

・でもおいしいよっておおきなハンバーガー食べてこぼれてしまうかずかず(東京 北虎あきらさん)
→天野うずめも選

・あの犬はいつも南を向いている仲良くしたいタイプの犬だ(滋賀県 涸れ井戸さん)


◎天野うずめ選
・「じゃく」という音うつくしく雪を踏むあなたは若く、弱く、寂しい(大阪府 泳二さん)

・極東の意味をきかれて果ての有る世界の果てにきみとゐるやう(抹茶金魚さん)
→乾遥香さんも選

・先生は皆が静かになるまでに昨日のキスを思い出してた(福岡県 眞子和也さん)
→乾遥香さんも選

・ひと雨が過ぎて見馴れた駅前の街のにおいともてあます傘(大阪府 雨虎俊寛さん)

・フラフープ研究会をやめてたらどうなってたんだろう、私は(三重県 はだしさん)
→乾遥香さんも選

・ゴールデン・レトリーバーがじゃれてきてああこれはもう春の襲来(鹿児島県 西淳子さん)

・誰ひとりへだてることはないけれどそれは藤棚という結界(滋賀県 西村湯呑さん)

・モノレールの曲線光る 意識して遠くを見つつ歩くはつなつ(東京都 窪田悠希さん)
→乾遥香さんも選

・今日からの全ての歌があかねさす柿崎芽実への恋文なんだよ!!!!!!!(雨月茄子春さん)
→乾遥香さんも選


<当日発表できなかったけど気になった歌>
◎乾遥香さん選
・歯磨き粉借りにあなたが部屋に来た修学旅行の密やかさあれ(神奈川県 大村咲希さん)

・ガムを燃やして遊ぶみたいな夕方がある二十代 きらり風騒(東京都 瀬口真司さん)

・「思い出してしまっていい」と言いながら長期滞在者がくれる蜜(東京都 瀬口真司さん)

・人生の一部を勝手に春と呼び色までつけるあまつさえ青(大阪府 泳二さん)

・犬の舌びろんと伸びてその影はもっと長くて散歩の帰り(兵庫県 ふらみらりさん)

・新幹線から見える街 東京は運動会の準備の季節(新潟県 橙田千尋さん)

・図書館を出たあとみんななまぬるい なまぬるいのを笑える人だ(新潟県 橙田千尋さん)

・もう一段あると思って降りるときみたいに生まれてきたんだろうな(福岡県 眞子和也さん)

・冷蔵庫にて海、海、とささやいて、たじろいだ鮭から順に焼く(はねさん)

・河岸で今も揺れてるねこじゃらし水上バスを待ってたことも(大阪府 雨虎俊寛さん)

・海沿いの展望台は遠くまで見えすぎていてふたり黙った(大阪府 雨虎俊寛さん)

・まだ水も飲んでないのにお昼だな テレビは海でごみ拾ってる(三重県 はだしさん)

・靴下で神経衰弱するようなだらしなさです毎朝なんです(鹿児島県 西淳子さん)

・エレベーターガールとグリコしたかった あなたと上にまいりたかった(鹿児島県 西淳子さん)

・僕たちはプラネタリウムにない星をあさり炒めの中に見つける(愛知県 岡田奈紀佐さん)

・最後までよう分からん人やったけど取っ手が取れへんティファールもある(滋賀県 西村湯呑さん)

・全身で蜜にとび込む蟻でした 後悔なんて人のすること(滋賀県 西村湯呑さん)

・あの赤は毒の赤やと誰か言い驚きもせず見る彼岸花(兵庫県 野添まゆ子さん)

・ふわふわとわたしは言ったフワフワとあなたは言った泣きそうだった(東京都 窪田悠希さん)

・五年くらい会わないでいてみましょうかときどき膝と膝のふれあう(東京都 窪田悠希さん)

・砂浜で遊ぶこどもたちが笑う走っていって遠くでも笑う(東京都 窪田悠希さん)

・あのひとがずっとすわっていたいすのざめんはいまもあたたかいという(東京都 窪田悠希さん)

・おもいだしわらいのような人でしたみんなでおもいだしてわらうの(青森県 カリフォルニア檸檬さん)

・見比べて月の大きな方へ行くそこに充満している むやみ(青森県 カリフォルニア檸檬さん)

・見えている屋根を数えていれば星 けれども星を見たことがない(青森県 カリフォルニア檸檬さん)

・なるべく賢い獣の名前で呼び合えば日々はただ木漏れ日の仕草で(宮城県 岩瀬花恵さん)

・猫町に迷い込んだ白い仔犬たいせつにされ町長になる(滋賀県 涸れ井戸さん)

・「振り込め詐欺注意!」とバスに描かれたる絵のばあさんが持つ黒電話(松木 秀さん)

・江戸時代という言葉を使い捨ての袋のおしぼりのように使う(青松輝さん)

・Do it with others でいきましょうひかりをここに置いておきます(東京都 郡司和斗さん)

・鏡があると前髪を触りだす俺、投球フォームをチェックする父(東京都 郡司和斗さん)

・赤赤赤と滲む雪道 遠くから青青青と迫るさよなら(北海道 伊藤 雅さん)


◎天野うずめ選
・水無月の闇を照らして五分咲きのあじさい電車はしずかに登る(大阪府 雨虎俊寛さん)

・薄雪はまだ踏まれずに側道の消火栓の蓋ここにあるはず(大阪府 雨虎俊寛さん)

・「まにまに」という神様がいるらしい なみのまにまに、はろーまにまに(鹿児島県 西淳子さん)

・USB端子の上下を気にせずに挿せる時代の君に幸あれ(京都府 麻倉ゆえさん)

・手をつなぎぽてりぽてりと歩く夜どこだっていいだれだっていい(東京都 窪田悠希さん)

・何でもないところで何でもないような ちゃお、明日こそ世界しようね(青森県 カリフォルニア檸檬さん)



<出演者の短歌>
◎乾遥香さん詠歌
・まだ生きている人たちとテーブルをつなげてつくる広いテーブル

◎天野うずめ詠歌
・君のいない世界がとても新鮮でふいに名前を呼びそうになる


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<反省会>
歌会たかまがはら2019年7月号へのご投稿及び番組の配信をご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。
今回は乾遥香さんをゲストにお迎えしました。
「短歌の話がしたい」という乾さんのご希望もあり、通常は1時間の配信時間を30分延長してお送りしました。
内容はとても濃いものがあり、見所が多いのではないかと思います。
配信の録画がありますので、ぜひ、ご覧いただければと思います。
さて、最後に、今回はお題を「良い歌」(※自作に限る)としました。
今回、乾さんと私の選から漏れてしまった投稿歌があります。
ですが、選からはずれたからといって「悪い歌」ではないので、落ち込まないようにしてください。
乾さんと私の選から漏れただけで、他の方は「良い歌」と評価するかもしれません。
ですので、選ばれなかったからといって落ち込む必要はありません。
改めて、ご投稿いただきありがとうございました。
それでは、次回も、歌会たかまがはらをよろしくお願いいたします。
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次回の歌会たかまがはらですが、現在調整中です。

決まり次第、こちらのブログ&Twitterで告知いたします。

「歌会たかまがはら」ブログ:http://blog.goo.ne.jp/utakai_takamagahara
「歌会たかまがはら」twitterアカウント:@utamagahara
「歌会たかまがはら」Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCJkfNZG1lIS645KmqIR0pkg

今後とも、歌会たかまがはらをよろしくお願いします。
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歌会たかまがはら2019年7月号 お題発表+短歌募集

2019年06月06日 | 歌会告知
お待たせいたしました!

歌会たかまがはら2019年7月号の開催要項を発表します。

お題:「良い歌」※自作に限る
締切日:2019年6月28日(金)まで→2019年7月7日(日)
配信日:2019年7月6日(土)21時~(予定)→2019年7月15日(月)21時~(予定)
ゲスト:乾遥香さん
となります。

※今回のお題は「良い歌」※自作に限る、です。過去作でも新作でもどちらでも構いませんので、自作の「良い歌」だと思う歌をご投稿ください。
※今回のフリートークは「乾遥香さんへの質問」と題して、皆様から乾遥香さんに対して聞いてみたいことをテーマにお話します。短歌なことでお聞きしたいことがあれば投稿メールと一緒にお送りください。なお、歌会たかまがはらの番組内及びブログにおいて、いただいた「乾遥香さんへの質問」にすべてお答えできない可能性がありますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

<投稿方法について>
※投稿方法は(1)歌会たかまがはらメールアドレスへメールを送る、(2)歌会たかまがはらTwitterアカウントへダイレクトメールを送る、の2種類があります。
(1)歌会たかまがはらへメールする
・ utakai_takamagahara★yahoo.co.jp(★を@にかえて送ってください。)宛てにメールでお送りください。
・投稿するメールの題名には「歌会たかまがはら短歌投稿」とお書きください。

(2)歌会たかまがはらTwitterアカウントへダイレクトメールを送る
・歌会たかまがはらTwitterアカウント(@utamagahara)をフォローの上、ダイレクトメールをお送りください。
・なお、リプライでの投稿は受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。

<投稿内容について>
※投稿内容は(1)(2)の方法とも共通で、下記の内容を記載ください。
  1:投稿する短歌(必須・読みにくい漢字等にはふりがなをお願いします)
  2:お名前(必須)
  3:ふりがな(必須)
  4:お住まいの都道府県名(なくてもOKです)
  5:乾遥香さんへの質問(なくてもOKです)
※必須項目以外は記載いただかなくても結構です。
※一人何首ご投稿いただいてもかまいません。
※投稿歌は未発表作でも既発表作でもかまいませんが、著作権の絡んでいる短歌のご投稿はご遠慮いただけますよう、よろしくお願いいたします。
※すでに投稿された短歌の差し替え、削除、訂正はできません。あらかじめご了承ください。

<その他について>
※最近、焦って投稿したために無記名であったり、誤字があったりなど記載内容に不備がある投稿メールが多く届きます。焦らずゆっくりでかまいませんので、投稿内容を今一度確認の上、ご投稿いただきますよう、よろしくお願いします。
※投稿完了メールはお送りいたしません。あらかじめ、ご了承ください。
※配信日・配信開始時間は変更することがございます。変更の際はすぐにご連絡いたします。
※その他、質問等がございます場合は、天野うずめ宛にお聞きくださいますようよろしくお願いいたします。


それでは、皆様のご投稿をおまちしています!

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※緊急連絡先はこちら
→延期等の緊急の告知はtwitterで行います。フォローのほど、よろしくお願いします。

「歌会たまがはら」アカウント→@utamagahara

中の人「天野うずめ」アカウント→@uzume_no_hijiri
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歌会たかまがはら2019年4月号 越田勇俊さんへの質問

2019年05月10日 | その他・連絡事項
ここでは、2019年4月28日配信の歌会たかまがはら2019年4月号で皆様からいただきました越田勇俊さんへの質問をご紹介いたします。

回答につきましては越田勇俊さんからいただいたものをそのまま掲載させていただきます。

なお、ご不満等は一切受け付けません。あらかじめ、ご了承ください。

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<番組中にお聞きした質問>
Q 好きな街(あるいは町)はどこですか。また、その理由(おすすめのポイントなど)がありましたら聞きたいです。(鹿児島県 西淳子さん)

A 私の古里、鎌倉。グルメ的なものはよく分かりませんが……
ただ、観光案内にあるような有名な寺社でなく、小さくて、ちょっと外れた所にある寺社こそたのしいです。
仙台に暮らし、鎌倉を離れたことで、かえって鎌倉愛が募ってくるようになりました。

本州を出たことがない上に、西の端は兵庫まで。でも、兵庫県の城崎温泉は良い「町」として思い出深い。鉄幹・晶子のゆかりもあって、歌人は訪れるべき場所かもしれません。
風情のある、素敵な温泉街でした。また、ゆきたい!

山形の湯野浜温泉。寂れた「町」でしたが、妙に思い出に残る「町」でもあります。

東京の神田・神保町近辺。最近、神保町近辺で呑みました。おいしかったのですきです。

あれだけ本のある「町」というのも至福の空間でしょう。


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以上となります。皆様からのたくさんのご質問ありがとうございました。
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