ここでは、2021年7月2日配信の歌会たかまがはら2021年7月号で皆様からいただきました淡島うるさんへの質問をご紹介いたします。
回答につきましては淡島うるさんからいただいたものをそのまま掲載しております。
なお、ご不満等は一切受け付けません。あらかじめ、ご了承ください。
**********************************************************************************
<番組中にお聞きした質問>
Q1.育休から復職し、この頃短歌にかけられる時間が以前よりも減りました。なんとかやりくりして短歌時間を捻出しています。淡島さんはどのように短歌を作る時間、または読む時間を作っていますか?また作るとき、ひとつの短歌を作るのに、どのくらいの時間を要しますか?(石川県 塩本。2381さん)
A1.現在私は結社などに所属せず、作品ができたらできたなあ、と眺めているような状態なので、ときおり締切が発生した場合に歌が足りない場合徹夜になります。歌集は、読むと決めたらいつもそばに置いて開くようにします。どの歌集もすべての頁を目にしたとしても、読み終わった気がすることのほうが少ないですしね。一首を作るのにかかる時間は、難しいですが、作業時間の総計で平均90分ほどかと思います。
Q2.酒癖が悪い人への対処法(京都府 寺村たこさん)
A2.酒の席をともにしない。
<短歌の質問>
Q1.最近読んでグッときた歌集があれば教えてください。(埼玉県 成瀬悠さん)
A1.最近読んだ、しかしかなり過去に出版された歌集になってしまいますが、古川房枝『路地の歌』です。こういう旅行詠を読みたいものだと思います。
Q2.自分の短歌が下手くそだなと思ってしまったときはありますか?またそう思えてしまったときの解決法はなんですか?(群馬県 さんかまぐねしうむさん)
A2.下手くそだと思わなくなるまで改作し続けるか、無理そうなら題材ごと一旦置いておきます。既発表歌を下手に感じたとしたら分析の上で次作への参考にします。
Q3.短歌以外で、大事にされていることはありますか。(ものでも考え方でも、何でもかまいません。)(神ヤ飛ビ魚さん)
A3.今生限りで解脱するという覚悟です。
Q4.ご自分が作られた歌について、どのように加除修正するのか、過程を教えてほしいです。(神ヤ飛ビ魚さん)
A4.どうしても連作での発表機会が多いため、連作づくりについてをベースに答えさせてください。うまく言語化できないのですが、たいてい複数の歌が同時に生まれるので、それらがまず連作の原型になります。このとき、まだ定形になっていないものや言葉の断片も混じっていたりします。そこから近作を寄せてきて肉付けをするうちに、明らかに浮いた子が見えてくるのでその連作からは避けます。その中で、歌の切れ端が歌になったり、他の歌の句を奪ってしまったりするのを見届けてから、全体の語彙のバランスや韻律を整えたり、あるいは敢えてそのままにしたりします。
Q5.好きな歌集を教えてください。(大阪府 雨虎俊寛さん)
A5.たくさんあるのですが、谷岡亜紀『臨界』を挙げます。
Q6.短歌を詠まれる上で一番大切にされていることは何でしょうか?(北海道 河岸景都さん)
A6.作品自体にも、発表方法にも、なんにでも、自分自身が納得することです。
Q7.短歌の創作や推敲はどんな場所・シチュエーションで行うことが多いですか?(宮城県 天崎紋さん)
<その他の質問>
Q1.淡島さんのお好きな場所、居心地良く思う場所はどこですか?(石川県 塩本。2381さん)
A1.京都です。
Q2.いちばん好きなお酒はなんですか(北海道札幌市 草間凡平さん)
A2.サッポロクラシック!!
Q3.コロナ禍で会えなくなった人はいますか?私は息子に会えません。(名古屋市 戸倉 恭子さん)
A3.老人ホームにいた祖母でしょうか。亡くなってから会うことができました。
Q4.食べてみたい悪魔の実(漫画『ONE PIECE』に登場する果実)があったら教えてください。(鹿児島県 西淳子さん)
A4.瞬間場所移動のためにトキトキの実を食べたいです!
**********************************************************************************
以上となります。皆様からのたくさんのご質問ありがとうございました。
回答につきましては淡島うるさんからいただいたものをそのまま掲載しております。
なお、ご不満等は一切受け付けません。あらかじめ、ご了承ください。
**********************************************************************************
<番組中にお聞きした質問>
Q1.育休から復職し、この頃短歌にかけられる時間が以前よりも減りました。なんとかやりくりして短歌時間を捻出しています。淡島さんはどのように短歌を作る時間、または読む時間を作っていますか?また作るとき、ひとつの短歌を作るのに、どのくらいの時間を要しますか?(石川県 塩本。2381さん)
A1.現在私は結社などに所属せず、作品ができたらできたなあ、と眺めているような状態なので、ときおり締切が発生した場合に歌が足りない場合徹夜になります。歌集は、読むと決めたらいつもそばに置いて開くようにします。どの歌集もすべての頁を目にしたとしても、読み終わった気がすることのほうが少ないですしね。一首を作るのにかかる時間は、難しいですが、作業時間の総計で平均90分ほどかと思います。
Q2.酒癖が悪い人への対処法(京都府 寺村たこさん)
A2.酒の席をともにしない。
<短歌の質問>
Q1.最近読んでグッときた歌集があれば教えてください。(埼玉県 成瀬悠さん)
A1.最近読んだ、しかしかなり過去に出版された歌集になってしまいますが、古川房枝『路地の歌』です。こういう旅行詠を読みたいものだと思います。
Q2.自分の短歌が下手くそだなと思ってしまったときはありますか?またそう思えてしまったときの解決法はなんですか?(群馬県 さんかまぐねしうむさん)
A2.下手くそだと思わなくなるまで改作し続けるか、無理そうなら題材ごと一旦置いておきます。既発表歌を下手に感じたとしたら分析の上で次作への参考にします。
Q3.短歌以外で、大事にされていることはありますか。(ものでも考え方でも、何でもかまいません。)(神ヤ飛ビ魚さん)
A3.今生限りで解脱するという覚悟です。
Q4.ご自分が作られた歌について、どのように加除修正するのか、過程を教えてほしいです。(神ヤ飛ビ魚さん)
A4.どうしても連作での発表機会が多いため、連作づくりについてをベースに答えさせてください。うまく言語化できないのですが、たいてい複数の歌が同時に生まれるので、それらがまず連作の原型になります。このとき、まだ定形になっていないものや言葉の断片も混じっていたりします。そこから近作を寄せてきて肉付けをするうちに、明らかに浮いた子が見えてくるのでその連作からは避けます。その中で、歌の切れ端が歌になったり、他の歌の句を奪ってしまったりするのを見届けてから、全体の語彙のバランスや韻律を整えたり、あるいは敢えてそのままにしたりします。
Q5.好きな歌集を教えてください。(大阪府 雨虎俊寛さん)
A5.たくさんあるのですが、谷岡亜紀『臨界』を挙げます。
Q6.短歌を詠まれる上で一番大切にされていることは何でしょうか?(北海道 河岸景都さん)
A6.作品自体にも、発表方法にも、なんにでも、自分自身が納得することです。
Q7.短歌の創作や推敲はどんな場所・シチュエーションで行うことが多いですか?(宮城県 天崎紋さん)
<その他の質問>
Q1.淡島さんのお好きな場所、居心地良く思う場所はどこですか?(石川県 塩本。2381さん)
A1.京都です。
Q2.いちばん好きなお酒はなんですか(北海道札幌市 草間凡平さん)
A2.サッポロクラシック!!
Q3.コロナ禍で会えなくなった人はいますか?私は息子に会えません。(名古屋市 戸倉 恭子さん)
A3.老人ホームにいた祖母でしょうか。亡くなってから会うことができました。
Q4.食べてみたい悪魔の実(漫画『ONE PIECE』に登場する果実)があったら教えてください。(鹿児島県 西淳子さん)
A4.瞬間場所移動のためにトキトキの実を食べたいです!
**********************************************************************************
以上となります。皆様からのたくさんのご質問ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます