乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

江戸漢詩集から 太平風雅 淤足斎  『蚤』

2010年12月10日 | 漢文






 

   日本語の世界11『詩の日本語』を小一時間見て楽しんだ後、岩波の『五山文学集・江戸漢詩集』をぱらぱら読んで遊んでいた。

  「江戸漢詩集」は ‘犬の噛合’などはとても有名。

   他にもおもしろいものがいっぱいある。



  




  太平風雅      淤足斎



     蚤     


   甫伊甫伊又甫伊

   縫目細處歩骨折

   段段廻手漸捕来

   生殺得見是絲屑 


     
 

  太平風雅      淤足斎
  たいへいふうが   おそくさい

    

     蚤

  
   甫伊 甫伊 又 甫伊たれば

   縫目の 細き處をば 歩くは 骨も 折れるべし

   段段と 手を廻して 漸く 捕へ来り

   生殺にして 得と見たれば 是れ 絲屑なりけり




          写し間違いなどがあれば、お許し下さい。









 蚤と言うと、次のような感じで続く、谷川俊太郎さんのことば遊び『のみのぴこ』を思い出すなぁ^^





 これはのみのぴこ

 これはのみのぴこがすんでいるねこのゴエモン

 これはのみのぴこがすんでいるねこのゴエモンのしっぽをふんずけたあきらくん

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)

 これはのみのぴこがすんでいるねこのゴエモンのしっぽをふんずけたあきらくんのまんがをよんでるおかあさんがおだんごをかうおだんごやさんにおかねをかしたきんごういんとピンポンをするおおすもうさんがあこがれているかしゅのオウムをぬすんだ泥どろぼうにトマトぶつけたやおやさんがせんきょでえんだしちょうのいればをつくったはいしゃさんのホルンのせんせいのかおをひっかいたねこのシャルルのせなかにすんでいるのみの・・・















コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 179; 明治大学公開文化講座... | トップ | 雑    古典講座 『徒然草』 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まーちん)
2010-12-11 09:24:09
子供に読みましたよ。のみのぴこは懐かしいですね。
返信する
のみのぴこ (まーちんさんへ)
2010-12-11 12:24:02
 まーちんさん こんにちは
 コメントをありがとうございます☆^^☆
 とってもとってもうれしいです*^^*

 わが家でもですよ。
 子供が喜んで、暗唱していましたよ^^
「のみのぴこ」って一気に読むと、たのしいですね*^^*
 谷川俊太郎さんはとても好きです^^

 今日の奈良は昨日に比べて寒いです。
 風邪をひかれませんように*^^*

 楽しんでくださいませ☆♫☆
 
返信する
Unknown (まーちん)
2010-12-11 14:59:18
一気に読めるかどうかを、3人で競い合っていました。乱鳥さんは今日は何をなさっておられるのかな?もうすぐご旅行ですね。何かとお忙しいでしょう?
返信する
こんにちは☆ (まーちんさんへ)
2010-12-11 16:32:34
 まーちんさん 
 心暖かなコメントを頂戴し、ありがとうございます☆^^☆
 うれしいです☆

 そうですか?たのしかったでしょうね。
 笑顔いっぱい部屋中にあふれていたのでしょうね^^

 今日は午後から家でお掃除をしたりのんびりとしています☆
 農家の方に葉付きの人参も持ってきていただいたので、有職の下ごしらえは済んでいたのですが、急遽にんじん葉のおひたしの下準備も加えました。

 まーちんさん
 ご心配いただき、ありがとうございます☆
 師走ということもあり、何かと気ぜわしい今日この頃です。

 まーちんさん
 おからだに気を付けて楽しんで下さいね*^^*
返信する

コメントを投稿

漢文」カテゴリの最新記事