乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『傾城反魂香~土佐将監閑居の場』中村吉右衛門 中村芝雀 2010年 新橋演舞場

2012年08月06日 | TVで 歌舞伎・能楽



  『傾城反魂香~土佐将監閑居の場』



中村吉右衛門 
中村芝雀   
中村種太郎(現・歌昇) 
中村吉之丞  
中村歌昇(現・又五郎) 
中村歌六   



2010年
86分
カラー
近松門左衛門が描いた夫婦の慈愛溢れる名作を、吉右衛門の又平に芝雀のおとくでお届けする。 絵師土佐将監の弟子又平は師の閑居を妻おとくと訪れ、土佐の名字を許してほしいと願い出る。言葉が不自由な又平に代わって、おとくが切に訴えるが、絵から抜け出た虎を描き消して見せた弟弟子の修理之助や、主君のお家の大事に馳せ参じる雅楽之助のような功績を上げられない又平は門前払い。悲嘆に暮れた夫婦は、死を決意し、又平は今世の名残りに手水鉢に自画像を描く。するとその絵は石を貫き、手水鉢の裏側に抜ける奇跡が起こるのだった。(2010年/平成22年7月・新橋演舞場)


   

 

 四季な演目のひとつ『傾城反魂香~土佐将監閑居の場』を中村吉右衛門 中村芝雀 中村種太郎(現・歌昇) 中村吉之丞 中村歌昇(現・又五郎) 中村歌六(すベての役者さん、敬称省略)で初めて見る。

 テレビで楽しませていただいたが、この芝居も良かった。

 見事に好みの役者さんばかり☆

 中村芝翫 さんとはまた違った味の芝雀さん

 田之助さんとは違った表現の吉之丞さん

 中村芝翫 、芝雀さん。田之助さん、吉之丞さん…それぞれの演じ方でまた違った芝居を楽しむことができた。


 吉右衛門さんは何度か見ている芝翫 さんとのコンビよりもどもるといった表現が明確で、今回の感情移入の仕方の方が好きだった。

 吉右衛門さんも、素晴らしい!


 中村歌六さんも好きな役者さんで、この役もぴったり☆

 かっこいいなぁ~☆


 中村歌昇(現・又五郎)さんは元々すご~く好きな役者さんだったのだけれど、七月の松葉目物で少し…@@。

 でもやはりうまいやくしゃさんなんだぁ~☆

 なぜかしらん…2010年だからかしらん?東京公演だからかしらん…?

      ~~~なぁんて、友人が話しておりました(^^)

 
 中村種太郎(現・歌昇)さん、いつ見ても気持ちの良い演じられ方をなさいます☆


 ところで 中央公論社の続族絵巻物『清水縁起絵巻・真如堂縁起絵巻』から「清水縁起絵巻」を読み始めたのだけれど、これを描いた人が土佐なにがしと言う人でした(^^)

 関係あるといえばあるし、芝居の土佐家と 真筆土佐なにがし 実絵巻物とは関係ないといえば無いし…。

 タイミング良くって嬉しゅうございました^^V

  
 

 


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