乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『枕草子』37 三巻(解還四173、岩波赤180、岩波緑173「雪のいとたかくあらで。うすらかにふりたるなどは」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

2023-02-09 | 枕草子

『枕草子』37 三巻(解還四173、岩波赤180、岩波緑173「雪のいとたかくあらで。うすらかにふりたるなどは)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

 

 

解還四173、岩波赤180、岩波緑173「雪のいとたかくあらで。うすらかにふりたるなどは

 

 

 

解還四172、岩波赤179、岩波緑172 一部写す。

、、、、、雪のいとたかくあらで。うすら

かにふりたるなどは、いとこそたのしけれ。又、雪のいと

高くつみた流は、夕ぐれより。はし誓うおなじこゝろ

なる人。二、三人ばかり、火おけ中にすへて。物がたりなど

するほどに。くらうなりぬれば。こなたには火もとも

さぬに。火方雪のひかり、いとしろう見てたるに。火ばし

しくはいなど、かきすされて。あはれなるも、おかしきも、

いひあはするこそ、おかしけれ。、、、、、、、、、、、

 

早稲田大学蔵書

二条通(京都) : 沢田庄左衛門,

慶安2[1649]

4冊 ; 25.6×18.5cm

早稲田大学図書館

 

 参考

『枕草子』九曜文庫 慶安2年

『日本古典文学大系』

『新日本古典文学大系』

『枕草子解環  四』

 

 

 

            

 

『枕草子 一』

(一から三十六 総合)

『枕草子』25  『枕草子』一巻読了(1〜36段 まとめ)  九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

『枕草子 二』

(三十七から五十総合)

『枕草子 二』51 『枕草子』二巻(26〜50段 まとめ) 九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』  『枕草子』二巻(51〜68段 まとめ) 九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

『枕草子』1 三巻(119段 あはれなる物 2枚)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』2 三巻(120段 正月寺にこもりたるはいみじくさむく雪がちにこほりたるこそおかしけれ。5枚)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』3 三巻(121段 いみじく心つきなきものは。1枚 21段全文写す)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』4 三巻(122段、123段、124段、125段、126段 /123段全文写す 3枚6ページ)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』5 三巻(126段、128段、129段、130段、131段 /131段全文写す 4枚7ページ)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』6 三巻(132段(126)、133段(126) 3枚5ページ /132段一部写す 4枚7ページ)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』7 三巻(134段(127)、135段(128) 3枚5ページ /135段一部写す  清少納言の会話部分)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』8 三巻(岩波では、136段 2枚3ページ)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』9 三巻(岩波では、136段と137段の間 )九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』10 三巻(岩波では、137段)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』11 三巻(岩波では、138段  これをだに形見と思ふに都には 葉かへやしつるしいしばの袖)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』12 三巻(岩波では、139段「つれ/″\なるもの」140段「つれ/″\なぐさむもの」141段「とりところなきもの」 )九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』13 三巻(岩波では、142段「臨時の祭り」 長文7頁分)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』14 三巻(岩波赤では、143段「殿などおはしまさで」 長文9頁分)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』15 三巻(岩波赤では、144段「きよげなる男の」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』16 三巻(岩波赤では、146段「こをやん事なき人のうつとて」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』17 三巻(岩波赤では、147段「おそろしげなるもの」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』18 三巻(岩波赤では、148段「きよしとみゆるもの」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』19 三巻(岩波赤では、152段「人はへするもの」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』20 三巻(岩波赤では、153段「名おそろしきもの」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

枕草子』21 三巻(岩波赤では、154段「むつかしきなる物」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』22 三巻(岩波赤では、155段「 ゑせものゝ所うるおりの事」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』23 三巻(岩波赤では、156段「 くるしげなる物」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』24 三巻(岩波赤では、157段「 うらやましき物」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』25 三巻(岩波赤では、159段「 とくゆかしきもの」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』26 三巻(解還三410、岩波赤160、岩波緑159「 こゝろもとなきもの」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』27 三巻(解還三154、岩波赤161、岩波緑154 上 「 『人間の四月』をこそ」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』28 三巻(解還三154、岩波赤161、岩波緑154 下  宣方「わびしのことや」 清少納言「 猶そこ、をしへ給へ」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』29 三巻(解還三155、岩波赤162、岩波緑155  宣方絶交   清少納言「すべて物きこへず。」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』30 三巻(解還三156、岩波赤163、岩波緑156 全文を写す「むかし覚えてふようなるもの」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』31 三巻(解還三157、岩波赤164、岩波緑157 全文を写す「たのもしげなるもの」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』32 三巻(解還三158、岩波赤165、岩波緑158 全文を写す「ど経は、ふだん経」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』33 三巻(解還四158、岩波赤165、岩波緑158〜(4話)「とをくてちかきもの」「井は」「更顔は」「大夫は」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』34 三巻(解還四170、岩波赤177、岩波緑170「六位の蔵人。思ひかく。つき事にも、あらず。」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』35 三巻(解還四171、岩波赤178、岩波緑171 全文を写す 「女のひとり住む家などは。」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』36 三巻(解還四172、岩波赤179、岩波緑172「馬のをとしてさはがしきまであれど、悲し」「歌などかたり聞まゝに」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』37 三巻(解還四173、岩波赤180、岩波緑173「雪のいとたかくあらで。うすらかにふりたるなどは」)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

枕草子 他

『枕草子』関係総合   (日本古典文学大系)

『枕草子解環』を見つけた、、、  枕草子解環 著者 萩谷朴  出版社 同朋舎  刊行年 1981  冊数 5冊

 

 

 

みなさま、

いつもお越しくださいまして、誠にありがとうございます。

感謝の気持ちで一杯です。

 

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『観世流謡曲百番集』より「当麻」 観世左近 著  檜書店

2023-02-09 | 観世流(続)百番集、日本古典文学大系(謡曲)、能楽関係本

写真は奈良の和菓子屋さん「菊屋」

 

 

 『観世流謡曲百番集』より「当麻」 観世左近 著  檜書店

 

 

 能楽を楽しむ時には必ず持っていく『観世流謡曲百番集』より「当麻」を楽しむ。

 この本を開くと、舞台が浮かび上がり、音や声が聞こえてくる様だ。

 

 声の張り(出し方?)やイラストで所作まで記されているので、想像は膨らむ。

 続も含めて、嬉しい二冊なのです^^

 

 

 みなさま、ありがとうございます。

 今回も読んだという記録だけで失礼致します。

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『能を読む2 世阿弥 神と修羅と恋』から「当麻」監修 梅原猛  監修 観世清和  編集委員 天野文雄 2013年

2023-02-09 | 観世流(続)百番集、日本古典文学大系(謡曲)、能楽関係本

  『能を読む2 世阿弥 神と修羅と恋』から「当麻」監修 梅原猛  監修 観世清和  編集委員 天野文雄 2013年

 

 

 

『能を読む2 世阿弥 神と修羅と恋』から「当麻」を読む。

 中将姫の話の展開はカケリでは阿弥陀如来の教えの尊さと念仏の功徳を説いて舞う。

 やがて阿弥陀の功徳を象徴する光が輝くなか、やがて夜明けとなって、僧の夢も覚めるのだった。

 やがて夜明けとなって、僧の夢も覚めるのだった。を読んで、不謹慎にも芝居の『十六夜清心』を思い浮かべるのは、罪深いか、、、

 また阿弥陀の功徳を象徴する光が輝くなかを読んで、『当麻寺縁起絵巻』を思い浮かべたが、実際に本曲が典拠うした中に含まれていた。

   『元享釈書』

   『古今著聞集』

   『当麻曼荼羅縁起』

   『当麻曼荼羅疎』

   『当麻寺縁起』

 

 今回は、能楽「当麻」の話の展開については省略させていただきます。

 

 

 

 

 みなさま、お越し頂き、ありがとうございます。今回も簡単な記録だけで失礼致します。

 

 

 

『元享釈書』とは  (ウィキペディア)

『元亨釈書』(げんこうしゃくしょ)は、日本の歴史書。鎌倉時代に漢文体で記した日本初の仏教通史。著者は臨済宗の僧、虎関師錬(1278年 - 1346年)。全30巻。

 僧の伝記や仏教史を記す。

 

 

 

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『小林秀雄集』「当麻」(昭和十七年四月) 筑摩現代文学大系 43  メモ

2023-02-09 | 文学入門

 

 

  『小林秀雄集』「当麻」(昭和十七年四月) 筑摩現代文学大系 43  メモ

 

 

 小林秀雄集の「当麻」を読了、といっても、大変短い!

「梅若の能楽堂で、万三郎の当麻を見た。」から始まる「当麻」

 僕は、星が輝き、雪が消え残ったと道を歩いてゐた。  (365)

 美しい。詩的だ。

 安部公房が使う「詩的ですね」は逆の捉え方をせざるを得ない場合もあるが、「僕は、星が輝き、雪が消え残ったと道を歩いてゐた。」は、純粋に美しい。

 能楽の「当麻」の念仏と星のきらめきが共鳴し合うような気がする。

 

 余談だが(いつも余談^^)能楽の「当麻」は何度か聴かせていただいたことがある。

 また、当麻寺も何度か訪れたことがある。

 さらに、子供の中高校と当麻寺は寺同士で深い関係にある。子供は中高のクラブで毎年当麻寺のお掃除をさせていただいていたこともあり、私にとっては親しみを感じるお寺。中将姫も割合に身近に感じる。

 

 能楽の「当麻」の中将姫はろのような薄衣に、特徴的な冠をつけ、舞う。

 阿弥陀如来の考えと尊さをといて舞うのだが、カケリでは迫力がある。

 この能楽を踏まえて、当麻寺の蓮で織られたという織物を目の当たりにすると、感動は込み上げてくるような気がする。

 

 、、、、白い袖が翻り、金色の冠がきらめき、中将姫はいまだ目の前を待ってゐる様子であった。それは会館の持続といふようなものとは、何か全く違ったものの様に思はれた。あれは一体何だったのだらうか、何と名付けたら良いのだらう、笛の音と一緒にツッツッと動き出したあの二つの真っ白な足袋は。(365)

 (写真は、「当麻」ではありません)

 

、、、、、、、、、、。世阿弥といふ人物を、世阿弥といふ詩魂と。、、、、、(365)

 

 

、、、、、、、、、、。いつ頃から僕等は。そんな面倒な情けない状態に堕落下のだらう。さう古い事でもあるまい。現に目の前の舞台は、着物を着る以上お面をかぶった方がよいといふ、さういふ人生がつい先だってまで厳存してゐた事を語ってゐる。

(ここで作者は、直面(ひためん)を表立てて、物事を追求して言っているのだろうことがわかる。)

 

 仮面を脱げ、素面を見よ、、、、、 (366)

 私は上の言葉が好き。

 小林秀雄は、あえて、直面(ひためん)とは言わず、素面と置き換え、伝えたいことを強調して書く。

 仮面を脱げ、素面を見よ、、、、、

 力強い。

 

 死に対する思想が、これほど単純な形をとり得るとは。、、、、、、、、あの慎重な工夫された仮面の内側に入り込むことはできなかったのだ。世阿弥の「花」は秘められている、確かに。(366)

 (『風姿花伝』を思い浮かべる)

 

 人間の生きる顔の表情の様なやくざなものは、お面で隠して了ふがよい。彼が、もし今日生きてゐたなら、さう言いたいかもしれぬ。

 僕は星を見たり雪を見たりして夜道を歩いた。あゝ、去年の雪何処に在りや、いや、いや、そんなところに落ち込んではいけない。僕は、再び星を眺め、雪を眺めた。(366−367)

 

 あゝ、

 いや、いや、

と、わざと間隔を置いて区切っているのが印象に残る。

 僕は、再び星を眺め、雪を眺めた。に続く。

 そして書き出しの、僕は、星が輝き、雪が消え残ったと道を歩いてゐた。に戻る。

 回想が繰り返される様に感じた。

 

 

 

 梅若万三郎(うめわか まんざぶろう)は能楽シテ方観世流梅若家の分家当主名。

 梅若万三郎 (初世) (1869年(明治元年)- 1946年(昭和21年)):梅若実 (初世)の長男。

 梅若万三郎 (2世) (1908年(明治41年)- 1991年(平成3年)):初世の子。

 梅若万三郎 (3世) (1941年(昭和16年)- ):二世の子

「当麻」が書かれた時点では、梅若万三郎 (初世) 

 

 

 

 筑摩現代文学大系 43『小林秀雄集』「当麻」(大正十三年七月)

『人と文学 小林秀雄』 細谷博著 勉誠出版

 

 

 

 みなさま、みてくださいまして、誠にありがとうございます。

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『人と文学 小林秀雄』2 「『無常といふ事』と沈黙」 細谷博著 勉誠出版    memo

2023-02-09 | 文学入門

 

  

『人と文学 小林秀雄』2 「『無常といふ事』と沈黙」 細谷博著 勉誠出版    memo

 

 前回は「一ツの脳髄」について書かれた箇所を読んだが今回は『無常といふ事』と云う言葉の響きと、『当麻』『徒然草』に惹かれ、「『無常といふ事』と沈黙」を読む。

 本書を頼りとして、小林秀雄の『当麻』或いは『徒然草』を読んで見たいと思う。

 

『無常といふ事』(小林秀雄)は『カラマアゾフの兄弟』と並行して、以下の作品を連載されたそうだ(135)

   『当麻』

   『無常といふ事』

   『徒然草』

   『西行』

   『実朝』

 

 本書で、〈「対象(もの)」を前にした「経験」〉と云う言葉の魔力に取り憑かれるが、如何にせん、難しい。(135)

 自分の無力さを、恨む。

〈「対象(もの)」を前にした「経験」〉(135)

   『オリンピア』

   『満州の印象』

 

「仮面を脱げ、素面を見よ」と喚きながら(136)

となれば、是非とも『当麻』が読みたいと感じる。

 

「いかにかすべき我心」と云う「呪文」を繰り返した『自意識人』西行は、何事かを「我慢」しているのだ、と小林は言う。「自然」は彼に「謎」をかけて苦しめ、彼より孤独にする。すなわち、孤独はここで何より「守られる」ものとしてある。(138−139)

 ここの記述、かなり好きだと感じる。

 こうなると、『西行』から読むべきか、、、

 

 実篤の孤独は、強いられたもの(139)

 

《文学者ほど言葉に対して神経質なものはない。百円の言葉で必ず百円のものが買えるやうに大事な言葉を使いたい、これが文学者の願いです。

      (「文学者の提供について)」   (141)

 

 

『人と文学 小林秀雄』の「『無常といふ事』と沈黙」には「本居宣長」を引いた小林秀雄についての記述もある。

   『一言放談抄

「充ち足りた時間」を思い出し、本居宣長の思想を「解釈を拒絶して動じない者だけが美しい」と想起し、「記憶するだけではいけないだろう。思ひ出さなくてはいけないだらう」と考える。(137)

 

 

 

『人と文学 小林秀雄』 細谷博 著 勉誠出版 

 

 さて、どれから読もうかと、嬉しい悩み。

『人と文学 小林秀雄』は小林秀雄の作品を読みたいと思い、また、読むきっかけを与えてくださる良書。

 

 みなさま、拙ブログにお越しくださいまして、誠にありがとうございます。

 

 

 

上と以下の写真はアブヤネ(アブヤーネ)

 

先日ふとアブヤネを思い出した。

いや違う。

アブヤネは良い思い出が多い。

好きな村で、度々昔話を思い出してはほくそ笑んでいる。

 

アブヤネには二回訪れた。

そのうちの一回は、2008年だったんだ。

バラの模様。スカーフ風な巻き方をしたヘジャブの女たちが印象深い。

ついこのあいだのように感じる、、、

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