乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『さらば箱舟 』8★ 寺山修司監督 岸田理生  小川真由美 山崎努 原田芳雄 1982

2014-10-05 | 映画
  (ペルセポリス)



   映画『さらば箱舟 』原題 Farewell to the Ark 8★ 寺山修司監督 寺山修司岸田理生 台本 小川真由美 1982年




 昨日見た映画『草迷宮』(10★)が大変良かった。また、随分昔に見た『田園に死す』(10★)が大変好きだったので、寺山修司遺作となった映画『さらば箱舟 』を見た。

 興味深い映画で、場面の折々に感心した。映画『さらば箱舟 』は個人的には8★


 東北が舞台らしく、この映画を見ていて民俗学関係の本が読みたくなった。



『鬼畜』など、私の好きな小川真弓さんが熱演されていた。

 惜しいなと思ったのはこの映画からすれば彼女が具体的な肉感的存在でありすぎたこと。

 いやいや、これは私の感覚的なもので、見る回数を増やせば感想が変わるのかもしれない。


 映画『さらば箱舟 』は寺山修司氏を好きな方であれば、満足のいく時間を過ごすことができると思う。

 私は映画『草迷宮』見てすぐに本映画を見ることができ、大満足だった。
 




 原題 Farewell to the Ark

 1982年
 127分
 株式会社キネマ旬報社

監督 寺山修司
台本 寺山修司
   岸田理生

キャスト
小川真由美 時任スエ
原田芳雄  時任大作
新高恵子  ツバナ
高橋洋子  テマリ
高橋ひとみ チグサ
石橋蓮司  時任米太郡
若松武   ダイ
天本英世  鋳掛屋
蘭妖子   時任ハナ
三上博史  下男アダ
宮口精二  老人
山崎努   時任捨吉

 架空の小さな村を舞台に、約一世紀にわたる一家の興亡を描く一大叙事詩。「草迷宮」の寺山修司と岸田理生が共同で脚本を執筆。監督も同作の寺山修司で彼の遣作である。撮影は「海燕ジョーの奇跡」の鈴木達夫が担当。
(映画com.)

 第8回 日本アカデミー賞(1985年)
 第38回 カンヌ国際映画祭(1985年)

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『嫌われ松子の一生』 (映画)中島哲也監督 2006年 中谷美紀 柄本明 瑛太  東宝

2014-10-05 | 映画



   『嫌われ松子の一生』 (映画)



 映画『嫌われ松子の一生』を見た。

 主演は中谷美紀さん^^柄本明さんも出演されていた^^


『嫌われ松子の一生』はドラマでもあったらしいが、ドラマに疎い私は恥ずかしながら知らない。

『嫌われ松子の一生』は見て楽しめる映画だと感じた。


 この映画で良いなと思った部分を書き出しておこう。

   ☆キャスト&音楽&ディズニー風のアニメと劇団四季風の子役的表情。

   ☆どこかしこの映画のシーンがちりばめられているところ


 監督は『下妻物語』の中島哲也氏。土屋アンナさんを出演されているところが、心にくい^^

 そんなこんなで楽しい時間を過ごすことができるかもしれない。


 それにしても

   歌「まげて のばして お星様を つかもう」

            が、耳から離れない~~~^^

 

監督 中島哲也
脚本 中島哲也
原作 山田宗樹

音楽 ガブリエル・ロベルト
   渋谷毅
配給 東宝
公開 2006年5月27日
上映時間 130分

『嫌われ松子の一生』(きらわれまつこのいっしょう、英: Memories of Matsuko )は、山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作とした映画。2006年5月27日公開。主演は中谷美紀。監督・脚本を中島哲也が務めた。台湾および香港でも公開されている。

 修学旅行中に教え子が起こした現金盗難事件を収めるためにその場しのぎの対応をとったため教師の職をクビになり、家族とのいざこざから家を飛び出したことから転落して行く、川尻松子の悲劇の人生を描いた物語。キャッチコピーは「松子。人生を100%生きた女。」。
 映画は悲劇的な物語を、CG合成による星・花・小鳥が舞い踊るファンタスティックなミュージカルシーンやコミカルなタッチで綴る絢爛たる演出で描かれている。なお、映倫規定では、PG-12に指定されている。

キャスト
川尻松子 - 中谷美紀(幼少時代:奥ノ矢佳奈)
川尻笙 - 瑛太
松子の甥(紀夫・悦子夫婦の息子)。ミュージシャンになるために上京したが、挫折し、恋人にも振られてしまう。それまでは荒んだ人生を歩んでいたが、松子の人生に触れることで、彼女の人間性を知っていく。
川尻恒造 - 柄本明
松子の父。病気の久美を心配する反面、松子には厳しく接する。
川尻久美 - 市川実日子
松子の妹。病弱で、ほぼ寝たきりの状態。
川尻紀夫 - 香川照之
松子の弟。川尻家を崩壊させた松子を恨んでいる。
川尻悦子 - 濱田マリ
紀夫の妻。
川尻多恵 - キムラ緑子
松子の母。
龍洋一 - 伊勢谷友介
松子の転落人生のきっかけを作った元教え子。ヤクザとなり松子と再会。
沢村めぐみ - 黒沢あすか
松子の親友。会社社長。AV女優「水沢葵」。元ストリッパー。
綾乃(斉藤スミ子) - BONNIE PINK
「白夜」のソープ嬢。松子(源氏名 - 雪乃)とコンビを組み一時代を築く。
大倉修二 - ゴリ(ガレッジセール)
見掛け倒しのヘビーロッカー。松子が最期に住んでいたアパートの隣人。
渡辺明日香 - 柴咲コウ
笙と別れ、自分の人生を見つめ直す。そして、青年海外協力隊に参加し、ウズベキスタンに行くことを決意する。
八女川徹也 - 宮藤官九郎
太宰治の生まれ変わりと信じる作家志望の青年。松子と同棲するが、のちに自殺。
岡野健夫 - 劇団ひとり
八女川の友人で作家志望のサラリーマン。のちに松子の愛人となる。
岡野芳江 - 大久保佳代子(オアシズ)
健夫の妻。
島津賢治 - 荒川良々
玉川上水で松子の入水自殺を防いださえない理容師。1か月間松子と同棲。
佐伯俊二 - 谷原章介
松子が想いを寄せる同僚教師。
小野寺保 - 武田真治
雄琴で松子と同棲したヒモ男。のちに松子により殺害される。
後藤 - マギー
松子殺害事件の担当刑事。
汐見 - 渡辺哲
小野寺殺害事件の担当刑事。
杉下教頭 - 竹山隆範(カンニング)
松子が修学旅行先で起きた現金盗難事件の罪をかぶっているところを目撃し、誰にも言わない代わりに胸を見せることを強要する。
田所文夫 - 角野卓造
松子が勤務する中学校の校長。
マネージャー・赤木 - 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
トルコ「白夜」のマネージャー。
宿屋売店の男 - 甲本雅裕
修学旅行の宿泊先の従業員。額に大きなほくろ毛がある。
片平なぎさ (本人役)
挿入されるサスペンスドラマのヒロイン。
本田博太郎(本人役)
挿入されるサスペンスドラマの犯人。
田中要次(本人役)
挿入されるサスペンスドラマの刑事。
女囚A:唄 - AI
女囚B:家族 - 山下容莉枝
女囚C:プライド - 土屋アンナ
女囚D:思い出 - 山田花子
女性警察官 - 木野花
逮捕後の松子の取調べを担当する。
係官 - あき竹城
出所後の松子の希望を尋問する。
牧師 - 嶋田久作
刑務所内で教誨の授業を行う。「神は愛である」の意味を龍に教える。
超人気シンガー - 木村カエラ
アイドル歌手 - 阿井莉沙
その他の出演者:江本純子、浅野麻衣子、星ようこ、蒼井そら、江口のりこ、松下萌子、榊英雄、鳴海剛、田村泰二郎、山本浩司、木下ほうか、片岡涼乃








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