乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

寂しかった!ミニバイクであてずっぽに走った奈良の平群町。道にあった道標で一喜一憂。(13景+12枚)

2011-03-01 | お出かけ





   ミニバイクであてずっぽに走った奈良の平群町。道にあった道標で一喜一憂。






 







 右竜田法隆寺           ここでは「竜」の文字は元の古い方を使用されていた
         道
 左超木塚十三峠


 
 右生駒山松尾寺
         道 
 左勢野王寺駅


 さらに十三峠方向に進む。





 心奪われる落ち着いた景色





 左いこま             いこまはひらがな

 通学路の看板もある





 心奪われる落ち着いた景色が続く。

 奈良も美しい所が多い。




 しばらく走ると……




 山道山中

 民家無し

 ツタがおおい茂り、車も人の姿もない。

 心細い道が続き、怖さに絶え、必死で進む。

 途中、パトカーに出会い、思わず会釈。

 嬉しかった。

 パトカーに出会い、心から嬉しいと思う 寂しき山道
 



 
 助かった!民家☆

 よく見ると蜂園の看板がかかったお家。

 こんお家を境に道は二手に分かれていたが、標識がなく、左を選択。

 たぶんここで間違ったのか?

 ついに十三峠には到着せず。

 次回は地図を持って行きたい。





 蜂園民家の左を進むと、道標。

 あまりにも怖さが勝り寂しかったので、知っている地名の方向に進む。

 それは信貴畑。

 おそらく信貴山方向だと解釈し、そちら方向に進む。

  



 焼き米

 汗かき毘沙門さん

 奥之院

 ……大和北部八十八ヶ所第四十五番霊場

 わぁ!霊場、霊ではないけど、霊場なんだ。

 また寂しい気持ちがふくれあがる。(泣)


 





 美しいこんな景色が続く。

 でも、誰もいない。

 車も見かけない。





 錆びてるが、道標あり。

 とりあえず 信貴畑方向に向かおう!

 そして知っている道に出たならば、家路に向かおう。

 家についたら、暖かな紅茶を飲もう…夕刻なの出、帰宅するや否や 食事の用意が待っているというのに。

 いつもにもまして思考力がぐちゃぐちゃ。

 人は恐怖感にかられると、何がなんだかわからなくなるんだと、この時悟った。


 
 信貴畑では下のようなものをみた。

  
  
  
  

 樽地蔵(たるじぞう)と呼ばれる油壷台座に立たれている 舟形十一面観音立像( 明和五年 1768年)3景

 信貴畑勧請(かんじょう)の地で 舟形十三仏板碑と舟形如来座像(10景)





 最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございました。

 とても嬉しいです。





       2011年2月27日

       奈良県 平群町 





 
コメント (14)
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28; 『神社若奥日記』―鳥居をくぐれば別世界  岡田桃子 著  1991年 祥伝社黄金文庫

2011-03-01 | 読書全般(古典など以外の一般書)






 2011年度 28



        『神社若奥日記』―鳥居をくぐれば別世界



   




 岡田 桃子 著


 祥伝社黄金文庫

 1991年 
 
 315ページ 630円 






 奥様の名前は桃子。旦那様の 名前はダーリン。

 ごくふつうの二人は、ごくふつうの結婚をしました。 でも、ただ ひとつ違っていたのは、旦那様は神主だったのです。







 へぇ~。神社も著者の言葉も気になって『神社若奥日記』を読む。

 鳥居をくぐれば別世界っていう感覚は感じてはいたが、本書は神社の私たち一般人がみぬ裏側までおみせして下さる。

 由緒正しい大阪の片埜神社の嫁として、妻として、檀家の目までを考慮しながら書く本書を考えると、色々と制約もあったことだろう…。

 その中でよくここまでおもしろおかしく書きとめたものだと感心することしきりなし。

 もったいない。

 もし、神社の若奥でなければ、相当面白いエッセーが期待できたはずと、一般読者は残念に思う。

 それにしてもよかったよかった。

 いわゆる玉の輿で、読んでいる方も神社蘊蓄(蘊蓄)を知ることができると同時に、幸せ感に浸れる。


 神社の細かなしきたりや裏話を読むにも面白いが、一番理解できたこと、それは次の六文字。

        神社が儲かる


 
 儲かるが故に結婚式では十二単(じゅうにひとえ)。

 おそらく山のようにもらわれたヘネシーで梅酒といった一般人にとっては冗談とは受け止めにくいことがらまで普通のこことして書かれる。

 この感覚のずれを読むのもまた本書の醍醐味だと感じる。

 知らない世界を知るのは楽しいものだ。

 若奥の桃子さんがタバコを吸われる記述とご自身祖母の宗教までかかれているのには若干寒さを覚えた。

 しかし美人でお茶目な著者桃子さんは、やはり由緒正しい神社の若奥にふさわしい素敵な女性だと魅力を感じた。


 


 岡田 桃子 さん、おもしろかったです。

 お幸せにね☆

 また違うものがあれば、読ませていただきますね

        (って、誰に向かって言ってるの?バカねぇ、わたしって^^;)
 

  


 みなさま

 雑談記録におつきあい下さいまして、ありがとうございました。

 心より感謝しています。




 

 
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朔日餅  (一月二月の ほんのきろく)

2011-03-01 | 乱鳥徒然 Rancho's room.





 今回の読書スランプは長かった。

 生まれて初めての低迷期。


 今日から三月。

 季節は変わった。


 朝から小豆を炊く。

 今日はおはぎを作り、朔日の餅としよう。






    ゆっくりのんびり少しずつ本を楽しんだ 一月二月

    スランプ期だったが、なんとか下のような内容が読めていたことは喜ばしい。


1; 『文楽瑠璃集 』から「伊賀越道中双六 沼津の段」           日本古典文学大系 99 岩波書店
2; 『近松瑠璃集  下』から「女殺油地獄」  近松門左衛門        新日本古典文学大系
3; 『異素六帖 ; 古今俄選 ; 粋宇瑠璃 ; 田舎芝居』から「雑豆鼻糞軍談」    新日本古典文学大系
4; 『異素六帖 ; 古今俄選 ; 粋宇瑠璃 ; 田舎芝居』から 新梓戯作 「絵兄弟」  新日本古典文学大系
5; 『異素六帖 ; 古今俄選 ; 粋宇瑠璃 ; 田舎芝居』から 「田舎芝居」     新日本古典文学大系
6; 『異素六帖 ; 古今俄選 ; 粋宇瑠璃 ; 田舎芝居』から 「茶番早合点」    新日本古典文学大系 本
7; 『ペルシャ文明展  煌めく7000年の至宝』              図録  2006年から2007年度
8; 『竹田出雲 並木宗輔  浄瑠璃集』から「芦屋道満大内鑑」竹田出雲   新日本古典文学大系
9; 『歌舞伎十八番集 』から「鞘当」                   日本古典文学大系 昭和40年
10; 『歌舞伎十八番集 』から「鳴神」                   日本古典文学大系 昭和40年 (現在の歌舞伎との比較)
11; 『観世流百番集』「弱法師」(『摂州合邦辻』比較)「石橋」「天鼓」「高砂」『続百番集』「枕慈童」
12; 『歌舞伎十八番集 』から 「勧進帳」                 日本古典文学大系
13; 『文楽瑠璃集 』から「摂州合邦辻」                  日本古典文学大系 昭和40年
14; 『説経節』「信徳丸」                        東洋文庫(『弱法師』『摂州合邦辻』『文楽瑠璃集 』の「摂州合邦辻」比較)
15; 『竹取物語・伊勢物語』(岩波書店)から「竹取物語」         新日本古典文学大系17 岩波書店
16; 『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から   「土佐日記」 新日本古典文学大系
17; 『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から   「土佐日記」の解説
18; 『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から   「土佐日記」の解説 2
19; 『中原中也  河上鉄太郎編 詩集』                 角川文庫 1149  昭和43年
20; 『一握の砂・悲しき玩具』  石川啄木                新潮文庫
21; 『説経節』から 「付 信太妻」                   東洋文庫 平凡社
22; タビハナ『倉敷・尾道 瀬戸内の島々』                JTBパブリッシング  2010年
23; 『仮名草子集』(岩波書店)から「一休ばなし 巻一」         新日本古典文学大系  渡辺守邦 校注
24; ブルーガイドてくてく歩き18『倉敷 広島 西瀬戸内海』       ブルーガイド編
25; 『観世流百番集』から「山姥」「江口」「石橋」/ 『続観世流百番集』から「白楽天」  観世左近 著
26; 『仮名草子集』(岩波書店)から「都風俗鑑」 渡辺憲司 校注     新日本古典文学大系
27;  隔週刊 『日本の 古寺・仏像』DVDコレクション 2011年  創刊号 法隆寺



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