日常

高砂淳二写真展 「Dear Earth」

2016-09-04 22:48:46 | 芸術
高砂淳二さんの写真展 「Dear Earth」を見に行ってきた。
なんと明日9/5まで。(最終日は15時まで!)
ただ、もし時間ある方は是非生で見に行ってください。一人でもそういう方がおられたら、、、と思いブログにすかさずUp。


この今の瞬間にも、遠い世界ではこうした神話的な時間が流れているのか、と、本当に感動。
何十億年の地球の歴史を見るかのようで、心と体がざわめきました。

水平の虹の写真、フクロウの写真、滝や空や星や海や光のの写真など、、、ここまでオールラウンドに撮られている写真家の方も稀有だと思います。




先日は松屋銀座8階に<没後20年 特別展 星野道夫の旅>を見に行きましたが(こちらも9/5まで!)、星野道夫さんが生きておられたら、今のカメラでどういう映像を撮られるのかなぁ、と何故か星野さんが重なった次第。
→○没後20年 特別展 星野道夫の旅(2016-08-29)



高砂淳二さんご本人にもお会いでき、奥様にも娘様にもお会いできて、本当に幸運でした。ついてるなー。











高砂淳二さんの写真には「虹」が多く出てきて、それがまた本当に素晴らしい写真ばかり。

自分も、3歳くらいの時にはじめて天空にかかる「虹」を見たときの記憶は克明に覚えている。
本当に本当に腰が抜けるほど驚いた。動けなかった。
いま生きていること自体に、感動した。


「虹」は、地球を舞台にした光と水の芸術。観客がいてもいなくても日々どこかで上演されている。
虹を見ても自分が驚かないとき、自分の心がパサパサと乾いている印だから、そうした試金石になる。


2年前の2014年にも同じ新宿のコニカミノルタプラザ(ここは来年で閉じられてしまうらしい)で、高砂淳二さんの「ASTRA」という写真展があった。
その時も見に行き、写真集も買い、何度も見返した。
「魂」を意味する「ASTRA」という言葉は、STAR(星)の語源でもあるとのこと。
星と魂が同じ語源だなんて、素敵だと思いませんか?
その話を聞いてから、星を見るたびに誰かの魂のように感じ、ドキドキします。

高砂淳二写真展「ASTRA」



高砂淳二写真展 「Dear Earth」
2016/8/16-9/5
開館時間 10:30~19:00
※ 最終日は15:00まで。

コニカミノルタプラザ
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F

高砂淳二さんHP←超絶に美しいサイト!!!