うさとmother-pearl

目指せ道楽三昧高等遊民的日常

やっつけしごと

2006年10月30日 | お出かけ
急な内職が西からやってきた。おおこれはあそこ、例のとこ、なんて思っておもしろかった。たまにはよその地区のお仕事もいいもんだ。ただ、期限切れ間近なチケットが2枚あり、この日曜に行かねば使用不可になってしまう。お仕事をちゃんとやり終えてお出かけしようとしたけれど、ええい、ままよ、と出かけてしまった。まずはここ。

始めて志村ふくみさんの織物を見た。そうして多くの展示物の中でもなぜか、やたらと箱が気になる。なぜ?
常設を見ていたら、広い展示室に突然独りになってしまった。たくさんの須恵器が並ぶ部屋の中。お茶碗が襲ってくるわけではないのに、とにかく怖かったなあ。
そうして、ここ。

観覧者は、5人。みんなすぐ近くの新しいところに行ってしまったのでしょう。竹の植わった中庭でぼんやり甍を見る。先週はいろいろあった。本当は、怒りと徒労感の真っ只中だったんだ、あたし。でも、またこんな日は、ここに来ようと思った。見る人も疎らな資料館。まっすぐな甍に囲まれて、この中庭には結界ができている。護りたまへ、浄めたまへ、休ませたまえ、美濃の甍よ。

ついでなんで、近くの新しいとこにも行った。いい建物だ。悔しいけど(これは岐阜県民の血税だもんね)初めて来た時から、好きなんだ。ここ。

もう山の端しかわからぬほど日が暮れている。なあんて遊んでしまったので、帰ってから再開したお仕事は真夜中までかかってしまったけど。

あ、なんか画像がちゃんと貼り付けられない。何分やっつけ仕事なのですわ。
コメント (2)
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