行きかふ年もまた旅人なり

日本の歴史や文学(主に近代)について、感想等を紹介しますが、毎日はできません。
ふぅ、徒然なるままに日暮したい・・・。

裁判員制度

2008-04-14 20:11:38 | Weblog
 来年から始まる制度だが、万が一当たってしまったらこの上なく迷惑だろう。職場を休めるという次元ではなく、休んだところで、誰かが代わりに仕事を終わらせる事はできないだろうし、裁く事に対する抵抗感というか責任感を払拭させてくれるのだろうか?
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機動戦士

2008-04-12 01:19:08 | Weblog
 この手のネタは、できれば避けたかったが、久々に見てしまったので書いている。
 今回は、「ファースト」ではなく、サイドストーリーである「ポケットの中の戦争」から。
 これまでTV用に放送されていたが、ガンダムシリーズ初のOVAという位置付けで登場した。1年戦争末期の中立コロニー内が設定である。中立でありながら、連邦軍の新型ガンダムが開発され、その動きを察知したジオン軍が新型機を破壊しようとするのが物語の骨子である。ジオン軍サイドで描かれた視点で、滅び行く者達の散り際を淡々と描いている。それが却ってリアルな印象である。敗れると分かっていながらも任務に取り組むサイクロプス隊。中立コロニー内の一少年とサイクロプス隊の若き兵士のやり取りを通じてクライマックスへ進んでいく。
 内容の詳細は省くが、この作品は泣いた。もし、ガンダムシリーズで1本選べ、と言われたら、この作品を選ぶだろう。戦争の無意味さを実感する切ないストーリーである。
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甘い食べ物

2008-04-11 23:02:13 | Weblog
 残業の際についつい購入してしまうお菓子類。健康に悪いな、と分かっていながらも誘惑に負け続けている。スナック菓子は食べないが、菓子パンやチョコなどを買ってしまう。ホントに気をつけないと、満腹フトルになってしまう。
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スタメン

2008-04-10 23:56:40 | Weblog
 自分の健康と身体を鍛えるために続けている剣道。
 学生時代のような試合に勝てれば良い、という姿勢から正しい「社会人」の剣道に変わりつつあるのだが、試合のためにオーダーが組まれた。中堅か副将らしい。あまり、試合には乗り気ではない。だからと言って、辞退するのも納得できず、結局受ける事になると思う。稽古量の不足もそうだが、闘争心が落ちているのも勝負をしたくない原因である。技に走れば形が崩れ、形を重視すると技が疎かになる。このバランスが巧くできない上、試合なので負ければ悔しい。
 週に複数回、稽古を積める様な仕事量でいたい。
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読書記31 『世に棲む日日』

2008-04-09 20:12:48 | Weblog
 『世に棲む日日』(司馬遼太郎 著)
 
 吉田松陰、高杉晋作が主人公の作品である。3年間の松下村塾での師弟の絆は、新しい時代を創り上げる原動力となった。
 
 1853年、アメリカ東インド艦隊司令長官ペリー提督率いる黒船が浦賀沖に出現して以降、国内は開国か攘夷か、勤王か佐幕か、国内の世論は大きく揺れた。海外諸国の出没は、19世紀に入り、ロシア、イギリス、アメリカの各国が日本近海に現れていたが、江戸湾の奥深くまで侵入し、測量をしたのはペリー艦隊が初めてだった。また、毎年のように起きる飢饉や疫病、膨れ続ける各藩の経済破綻等々、国内の問題も多数抱えていた。そうした時代の中での海外からの通商要求は、国是である鎖国体制、ひいては徳川幕府そのものの危機であった。
 当時の諸藩の武士の教育水準は世界的に見ても高く、私塾が発達し、また、藩外に留学する事も頻繁であった。
 長州藩には吉田寅次郎(松蔭)がおり、後の長州藩の倒幕思想の原点となる。松蔭が活躍する前、松代の佐久間象山や、水戸の藤田東湖、会沢正志斎らが活躍しており、特に水戸藩は2代徳川光圀(水戸黄門)から『大日本史』の編集が始まっており、親藩でありながら同時に勤王思想を持った藩であった。尊王攘夷の総本山とも言うべき藩であった。

 通商を求めたペリー艦隊に1年後までに国論をまとめて回答する、として保留したが勅許も国論も統一しないまま幕府は独断で日米和親条約を締結。この時アメリカへ密航しようとした松蔭は捕縛された。その後長州で謹慎処分となるが、松下村塾を開き後継者を育て始めた。藩は教育という事で大目に見ていた。この松下村塾に幕末から明治の日本史に名を刻む人材が多数集まる。久坂玄瑞や吉田稔麿らは、松下村塾でも最優秀の人物だったが、幕末の動乱で死ぬ。奇兵隊を創設した高杉晋作も、明治を見ることなく病没した。
 しかし、吉田松陰の教育方法は、人材育成の要諦が示唆されている。高杉晋作は上級武士の子息でプライドが高く手が付けられなかったが、高杉の持つプライドを刺激しながら接していった。特に久坂玄瑞を褒めれば褒めるほど、久坂にだけは負けられない、という意識を強くし、人が変わったように勉学に励むようになった。桂小五郎(木戸孝允)は、この当時、既に藩の要職にあり、客人、友人として松下村塾に顔を出していた。
 松蔭の思想は過激で、やがて安政の大獄の標的となる。役に立たなくなった幕府を公然と倒幕せよ、と呼びかけ、後継達に伝えていった。わずか3年の松下村塾での教えが、討幕の原点となり、近代日本の礎を築いた。

 松下村塾の出身者である、吉田、久坂、高杉、(正確には出身ではないが)木戸ら優秀な人物が明治前、あるいは明治初期に亡くなると、第2線だった、伊藤、山県、井上馨らが明治期に権力を掌握し、歪んだ形としてしまった。
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漱石 前3部作

2008-04-09 00:24:53 | Weblog
 「三四郎」は既に紹介したが、その後に続く「それから」と「門」は未だ紹介できていない。
 漱石作品は、テーマが文章の底に秘められており、表面上の文章をひたすら読んでも、作者の意図が見えてこない。文学作品に壁を感じるのはこうした意識があるからだろう。本来なら、率直な感想を述べれば良いのだろうが、ある程度、それらの作品に親しんできたため、この程度しか読めてないのか、と自分を情けなく感じるようで避けている。しかし、次に進むためには、前3部作を順次読まねば後3部作につながらない気がする。
 こういう意味では、歴史ものは、その人物1代か、ある程度の時間で区切られるため、読む楽しさはこちらの方が手軽なのかも知れない。
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再三再四

2008-04-08 20:23:23 | Weblog
 財布を職場に忘れる。1度や2度ではないので、自分が心配になる。電車に乗らなくなってから、財布を忘れた事を気付かず帰宅してしまう。これまで事故にならなかったのが不思議なくらいだ。
 しかし、財布を忘れたときの精神的ショックとその後の予定が変更せざるを得なくなるため、以後気を付けたい・・・。
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春眠zzz

2008-04-06 21:41:54 | Weblog
 「春眠暁を覚えず」この言葉の如くこの季節、睡眠欲に駆り立てられる。
「春はあけぼの やうやう白くなりゆく山際 少しあかりて 紫だちたる雲の 細くたなびきたる」・・・あけぼのを確認するような時間に起きるのは苦痛だが、清少納言は四季の情緒を絶妙な文章で表現した。

 さてさて、眠さを感じつつ夕方、日本史(大化の改新、律令の完成と動揺期、奈良時代の藤原氏の台頭近辺)を再確認していた。壬申の乱は古代史における最大級の戦乱で、大海人皇子の戦略のキレが冴えている。大友皇子は目も当てられない惨敗だった。
 その後、奈良時代に入り、長屋王の変、藤原広嗣の乱、橘奈良麻呂の変、恵美押勝の乱、藤原薬子の変、等々を経て藤原4家(南・北・式・京)のうち、北家が勝ち残り、道長・頼通の全盛期を迎える。
 藤原氏の血を引いた聖武天皇の即位は、皇族政治の終りと新たな時代の出現であった。古代史はロマンを感じる時代だが、真相が不明のまま今日に至る事件が多い。上述の戦乱の当事者の真意など、何か残っていると、より興味深くなるのだが、敗者は史上からも消し去られるため、難しい。
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桜散る

2008-04-06 10:46:42 | Weblog
 満開だった桜は散り始め、桜の花びらが風に舞う風景をよく見る。葉桜も、それはそれで風情があり、季節の移ろいを感じる事ができる。
 また来年会おう、と思いながら桜の散るのを見ている。
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キン肉マン2

2008-04-06 10:26:16 | Weblog
 懐かし過ぎて夢中で見てしまった。ブロッケンJr.VSザ・ニンジャ。王位争奪戦では同じソルジャーチームの一員となる二人だが、この時は黄金のマスク編で、正義超人VS悪魔超人での戦いだった。ブロッケンJr.VSミスターカーメンもあったので、それも見てしまった。ラーメンマンがモンゴルマンとして復活する貴重なシーンも。
 王位争奪戦は、視聴率低迷などいろいろあったが、話としては面白かった。次から次へと超人の設定や必殺技など、キャラクターの宝庫だった。マンモスマンVSロビンマスクは本当に熱くなる闘いだった。二人とも歴史からその存在が消え去ってしまう、タイムリミットのある闘いで、より熱くなった。ロビンマスクは1回戦から決勝まで闘い続け、やはりその存在が光る。ラーメンマンは2回戦から合流したが、モーターマン、バイクマン、プリズ魔に勝ち、その実力の高さを見せた。
 1巻から再度読み直したい、とか、年末にDVDが販売されるので大人買いしてしまおううか、等々、考えてしまう・・・。
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DBエンディングと吉良

2008-04-05 19:35:15 | Weblog
 最近こんなのばかり・・・。
 以前にも書いたが、「ジョジョの奇妙な冒険」第4部に登場する吉良吉影。DBの「ロマンティックあげるよ」の編集動画があった。巧い。荒木氏本人が描いているのでは?と思う程巧く、見惚れてしまった。
 こうした動画や画像を見ると、日本人はやはり技術力は高いのではないか、と感心してしまう。本物か否か分からない精巧なものを作る技術は、我々のDNAに流れているのだろうか?
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日付が変わる頃

2008-04-04 00:38:26 | Weblog
 日付が変わる頃まで仕事をしていると、確実に集中力が低下している事が分かる。
 仕事が趣味であれば良いのだが、仕事以外に興味が強いので、より集中力の低下に気付く。好きな事を仕事にでき、かつそれで生活していける人間が実に羨ましい。時間を有効に使いたいために今の仕事に転職したが、なかなか思い通りにいかないものだ。
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読書進まず・・・

2008-04-03 23:40:16 | Weblog
 最近読書が停滞している。
 少しでも義務感から読もうとすると、ページの進みどころか、本を開くのも億劫になる。没頭するのは、歴史ものばかり。歴史しか読めなくなっているのではないか、心配になる。既に概略を知っている時代でも、作者が異なれば、異なる歴史観があり、苦も無く読めてしまう。
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2008-04-01 22:07:12 | Weblog
 1分け3連敗。未だ勝利せず。予期はしていたが、現実のものとなると寂しい。巨人は開幕4連敗だが、そうは言っても選手は揃っているし、戦力的に悲観するものはない。しかし、今年の鯉には明るい要素が無い。
 1番高橋慶、2番山崎、3番正田、4番山本、5番衣笠、6番小早川、7番長島、8番達川、9番北別府、抑えに津田。このオーダーに今の鯉は勝てまい。ダメだな、と思っても応援し続けるのがファンである。野村、江藤、金本、前田らを擁しても優勝できなったのだ。今年はAチームで、て志が低いよ・・・。
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