行きかふ年もまた旅人なり

日本の歴史や文学(主に近代)について、感想等を紹介しますが、毎日はできません。
ふぅ、徒然なるままに日暮したい・・・。

来週開幕。

2009-02-21 00:23:45 | Weblog
 28日から国立西洋美術館にて、「ルーヴル美術館展」が開幕する。
 かなり前から気になっていた展示会で、既に前売りチケットまで購入し、気持ちだけは先走っている。土日祝日は混むに決まっているのでしっかりと計画を練って行きたい。

 また、14日からは趙雲子龍を主人公にした映画「三国志」が公開されている。蜀の五虎将軍、関羽雲長・張飛益徳・趙雲子龍・黄忠漢升・馬超孟起の5人が揃うのは220年前後である。史実では、関羽は荊州に、他は成都平定とその後の漢中侵攻で同じ作戦に揃う事は無かった。趙雲は三国志で私の最も好きな武将の一人である。冷静沈着に任務をこなし、情に流されたり、酒で誤ったり、決してミスを犯さない、安定した人物である。五虎将軍の中で最後までの生き残りで、彼の存在感に蜀軍の将軍は統率されていたと言っても過言は無い。彼の死は、諸葛亮を大きく落胆させた。正史の記述は至ってシンプルで説話らしい説話は殆ど残っていないが、裏を返せば確実に仕事をこなしたと言う事であろう。当時の人物評は「子龍は一身、是肝也」と評したという。
 『蒼天航路』での描写も光っていた。中でも許チョ仲康は趙雲を「あいつはスズメバチだ!」と評していたのは、巧い表現だなと感心してしまった。

 美術に映画、自分の世界に浸れる空間に閉じこもり、自分自身と話をし、今後の事を決めて行きたい。

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1 コメント

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はじめまして (飛龍)
2009-02-21 23:22:36
 はじめまして。飛龍と申します。以前から拝読させていただいてましたが、初めて投稿させていただきます。

 ルーヴル美術館、館内をしっかり廻ると1週間はかかるそうですね。パリにアパートメントを借りて長期滞在し、ルーヴルやオルセーに通いつめるというような一都市滞在型の海外旅行をしてみたいです。学生のうちにやっておけばよかったなあといまさらながらに思いますが。
 さて、以前にもジョジョに関する記事がありましたし、数日前の記事にも吉良義影とありましたので、このこともご存知かとは思いますが、ルーヴル美術館&荒木飛呂彦氏のドッキング情報を紹介させていただきます。
 ルーヴル美術館で1月22日から4月13日まで「小さなデッサン展-漫画の世界でルーヴルを」という企画展が開催されているそうなのですが、そこに荒木飛呂彦氏のイラスト原画が展示されているということです。
「荒木氏のォォォォォォ、漫画はァァァァァ、世界一ィィィィィィィィ!」(失礼)といったところでしょうか。
 参考までに、以下はルーヴル美術館の公式サイトです。
http://www.louvre.fr/llv/exposition/detail_exposition.jsp?CONTENT%3C%3Ecnt_id=10134198674118667&CURRENT_LLV_EXPO%3C%3Ecnt_id=10134198674118667&bmLocale=ja_JP
 以下は漫画情報のサイトで、ルーヴルでの展示の様子を見ることができます。
http://natalie.mu/comic/news/show/id/12919

 趙雲子龍は、私も好きな武将の一人です。NHKの人形劇三国志や光栄の三国志の印象から美形顔のイメージを作っていたので、横山光輝三国志のドカベンみたいな趙雲を初めて見たときは思わず腰砕けてしまいました。いや、もちろん横山光輝三国志は愛すべき作品ですが。

 お許しいただければ、また折を見て投稿させていただきたいと思います。
 御見苦しい文で失礼いたしました。
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