駐車場。

久々に街へ出た。
商店街が奇妙なほど明るくなっていた。


商売を継ぐ人がいないのか、あっさりと畳む店が増えた。
「貸店」と張り紙を残す店舗もあるが、最近はとっとと更地にしてしまうところが増えたようだ。
更地にした後に、アスファルトを入れればコインパークのできあがり。


えらくむっちりした縞にゃんこが走っていった。
ぞろぞろ歯抜けのように店舗が減っていったそこは、いつの間にか「旧」商店街になっていたようだ。





商店街って呼べない状態になってるもんである。それも結構なペースで。

マロンロール。

最近、栗を見ることが多い。
むき栗や甘栗が多いのだが、季節外れなんじゃないかと思っていたら。


どーも、受験生がターゲットであるらしい。
気は心というわけか知らんが…栗＝「勝栗」つーわけにもいかんでしょーに。


などと思っていたら。
本日のあねうえどのの調理実習の成果は、マロンケーキであった。
たっぷりのクリームを中にぐるっと巻き込んだ超太巻である。


（ぱくり）


ラムを入れたクリームはしつこくなく、うまうま。
スポンジもきめ細かく焼けてるし。
スポンジ生地とクリームに刻み入れた栗は、甘露煮を使っているんだとか。…なるほど、色が綺麗である。


胃袋のことを考えると、とても一切れは食べきれなかったのだが。
まだ、ババロアもホールの半分が控えていたりするんである。





さ～って、胃薬でも飲むかなっと。

ガトーショコラ。

バレンタインが近づいてきたせいか。
やたらとチョコが目に付くようになった買い出しタイム。
節分用の豆の大袋や恵方巻の予約受付チラシといい勝負である。


それに触発されたというわけでもなかろうが。
夜中に一人台所に閉じこもるあねうえどの。


以前、調理実習でも作ってきたガトーショコラに再度挑戦。


（ちーん）


見た目も味もなかなか。
市販のチョコを使うとだだ甘くなるのだが。
ココアパウダーを使っているのでその点はクリア。


ただし、づっっっしりと胃袋に堪えるんである。


一切れ味見をしただけで、夕食もろくに入らぬ胃袋を抱え。
げっそりしているワタクシメをよそに、嬉々として自作を殲滅にかかるあねうえどの。
「ホイップクリームもかけようか」って……マヂですか？





あねうえどのの胃袋は、四つぐらいあるんじゃないのかと思ってみたりみなかったり。

うぇいと。

家の中にいる時間が長いので、運動不足がちである。
せめてもと、足首にウェイトトレーニング用の重りを巻いてみる。
片足500ｇ。
このくらいだと、行住坐臥全般に不都合がなくてすむ。


これが、意外と温かい。


身体の冷えを止めるには「首」のつくところを温めるといいという。
首はもちろん、手首、足首も含めてということだろう。
もちろん重りはそれ自体では温かいわけがないのだが。
どうやら、トレーニングズボンの上から巻いているせいで、足首の開口部が密閉され、温かい空気が逃げにくい状態になっているからであるようだ。





意外と冬はウェイトトレーニングを始めるのに良い季節かもよ？

きりたんぽ。

昨日の今日で食したわけではない。


おかんさま御用達スーパーのチラシに、珍しい物を発見。
ワタクシメの棲息地は秋田ではないので、まず鍋の具材をチラシのレシピで確認。
鶏肉と牛蒡と舞茸…ふむふみ。
なかなかうまそうである。


脇からチラシを覗き見ていたおかんさま。
「ねえBooじーちゃ。きりたんぽ食べたことある？」


若い頃に、秋田にいたことがあるそーなBooじーちゃ。
……初めて知った。


Booじーちゃ。「食べたことある」


おかんさま「おいしかった？」


Booじーちゃ。「おいしかったです！」


おかんさま「具は何が入ってた？」


Booじーちゃ。「まんじゅう！」


…………。





どこまで続く、饅頭偏愛。