夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

DAC導入その後~それは物欲との闘い~

2010-06-19 23:21:16 | オーディオ
DACというかヘッドフォンアンプというかHP-A3を導入してからしばらく経ちまして、
相変わらず手持ちのCDをちまちまとWAV化しているわけですが、
その中には古いCDもあるわけで、それをWAVして聴いてみるとあることに気づきました。
特にLPからCDに切り替わって間もない80年代後半ごろの日本のCDに顕著なのですが、
とにかくサ行がきつい!!
サ行だけでなく「つ」とか「ひ」も、きついんです。
「つぎはぎ」なんて単語は、擦れまくりですよ。
ちょっとチューニングのずれたFM放送を聞いている感じ。

うーむ、最初の頃は、洋楽とかボーカルなしの曲ばかりHP-A3で聴いていたので、
あまり気にしていなかったのですが、古い音源であまり録音のよくないものは、けっこうきつい。
上級機のHP-A7にくらべて、HP-A3のほうは、音色をわずかにウォームに振っている
とのことなので、とても聴いていられないというほどではないのですが、
やはりかなり気になるのは確か。
ま、これは使用しているヘッドフォン、オーテクのATH-AD7のせいなのかなと思っています。
音の傾向的には、オーテクのヘッドフォンは高音重視のクッキリ系。
イージーリスニングには合わないかも・・・
そんなことを考えていると、物欲がふつふつと・・・

〔今後のアップグレード予定(かなり希望的)〕
まずは、ヘッドホン!
HP-A3の導入により、株を上げたATH-AD7ですが、何せそろそろ10年選手。
HP-A3と使うにはちょっと見劣りするということで、
もうちょっとよいものを使いたい。
前にも書きましたが、ヘッドホンに求めるものは、音よりも何よりも「装着感」。
つけていて痛くなるようなものは論外。圧迫感があったりするものだめですね。
そうなると自ずとオーバーヘッドのオープンエアーとなってしまいます。
ヘッドホンも何となくオーテクばかり使ってきたので、別なものにしてみなくなります。
それで探してみると、ゼンハイザーのHD595がよさそうです。

この上にHD650というのがあるんですが、主にこのヘッドフォンを使用して
HP-A3の開発をしたらしいということなので、相性はバッチリだと思うのですが、
インピーダンスが300Ωとちょっと手ごわい。
HP-A3でも十分音量は取れるという評判ですが、さらに値段がかなり手ごわい。
ということでその下のグレードのHD595がいいかなと思った次第です。
インピーダンスも50Ωだし、なにしろHD650にくらべて大分お財布にやさしい。
音色も暖色系でまろやかということで、夜中のイージーリスニングにはぴったりじゃないか、
と思いヨドバシカメラの店頭で視聴してみました。
が、試聴環境が非常に悪く同じ音源を同時に視聴用のヘッドホンで慣らしているという状態で、
ボリュームの調整とかは全くできない状態だったので、音質については判断できませんでした。
装着感は、なかなか良いです。特にイヤーカップの耳たぶが入るところの深さがあるので、
パッドのあたる部分については、ATH-AD7よりもいいですね。
ただ、頭があたる部分については、オーテクの特許「ウイングサポート」の圧勝!
HD595は、ブリッジの部分にウレタンが付いているだけで、
「頭になんか乗せている」って感じですね。そんなに悪いわけではないのですが。
ウイングサポートは、ほんと素晴らしいです。

オーテクの現在のラインアップを見ると、ATH-AD7の後継にあたるのが
ATH-AD700という機種。
その上を見るとATH-AD1000という機種があるので対抗はこれかな。

おー!ウイングサポートも進化して3Dになっとる。
HD595のイヤーカップに3Dウイングサポートが合体すれば完璧なのに…
音的には、やはりクッキリ系で高音に特徴があるということ。
そうなると、ウイングサポートがなくともHD595かなー?

お次は、USBケーブル。
現在は、HP-A3に付属のUSBケーブルですが、
話によるとUSBケーブルはケーブルによる音の変化が大きいとか。
しかもHP-A3はバスパワーだし、けっこう影響が大きいのではと思っているのですが、
最近オーディオグレードのUSBケーブルが続々と登場しているのでかなり気になるのです。
でも相性と値段を考えると、純正とも言えるFOSTEXのET-U1.0でしょうか。
比較的くせはないタイプのようです。


しかし、ここにきて俄然気になるものが。
USBケーブルではなく、サウンドボード。
玄人志向のCMI8787-HG2PCIというやつです。
http://www.kuroutoshikou.com/modules/display/?iid=1503
2chのみでかなりの低価格ではありますが、
ASIO2.0に対応というのが非常に気になります。
現在使用としてるLilithという再生プレーヤーがASIOに対応しているので、
このサウンドボードからHP-A3に光でつないだ方がいいのではないか?
と思い出したのです。
どちらも大した価格ではないので、両方試せばいいのですが、
果たしてどちらから試すべきか、ちょっと思案のしどころです。
よく考えてみると、サウンドボードを入れたとしても、
HP-A3はバスパワーのみの作動なので、電源ケーブルとしてUSBは必要なんですね。
とすると、やはりET-U1.0からでしょうかね。

さらにインシュレーター。
DACといえども精密機械ですから振動を嫌うのは当然として、
以前書きましたKRYNAのC-PROP miniとかを使用してどの程度違いが出るものなのか?
雑誌なんかにはけっこう違いが大きいようなことが書いてありますが、
要はコストパフォーマンスの問題になるわけです。
実は、そのうちインシュレーターを自作する予定があるので、
それを試してからでもいいかなとは思っているのですが、
アクセサリー類はほんとに効くのかどうか使ってみるまで分からないところが困りモノです。

最後にスピーカー!
これもHP-A3の導入で株を上げたMediaMateⅡですが、
これもATH-AD7ほどではありませんが、大分長く使っていて、
ボリュームにちょっとガリが出ているのです。
まあ、スピーカー側のボリュームは使わないのでいいのですが。
これを換えるとなると、ちょっと選択に悩みますが、
ここまで来たらFOSTEXでそろえてしまえ!PM0.4nだ!


これはPC用というよりは、モニター用ですかね。
楽器屋さんで売ってる感じのパワードスピーカーです。
サイズ的にはマイデスクトップにはギリギリの大きさ。
それも、部屋が広くなってPCをデスクトップから下ろせるようになったらの話ですが。
音は聴いたことがありませんが、デスクトップ用、しかもヘッドホンメインなので、
これ以上のものを望む必要はないでしょう。
ディスプレイも古い16インチのを使っているので、22インチワイドとかにして
スピーカーともども更新するのは、いつになることやら…