夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

BABYMETAL -METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN EXTRA SHOW LEGEND 参戦記 その3

2020-02-23 14:27:22 | ライブ
次の日は、大学時代の友人と久しぶりに会って、昼酒をした。
久しぶりに楽しい酒になったが、驚いたことに、アイドル好きを唾棄するようなタイプだった友人が、単身赴任中に乃木坂にはまっていた。
暇な単身赴任中、酒を飲みながら深夜の乃木坂の冠番組を見ているうちにはまったらしい。
彼の口から「推しメン」「箱推し」などいうワードが発せられる日が来ようとは、月日の流れを感じる。
ちなみに彼の推しメンはすでに辞めた某メンバーだとのことだが、その名前を聞いて、さもありなん、もろ彼のタイプだと思った。
乃木坂にはまった理由も聞いてみたが、要約すると「癒し」かな。
彼にとってアイドルとは大人の言うとおり歌ったり踊ったりする操り人形というイメージだったようだが、
乃木坂の番組をみていると、メンバーそれぞれちゃんと自分を意見を持っていて、ちょっとした驚きがあったことが興味を持つきっかけだったようだ。
大人数アイドルグループの場合、自己アピールをしていかないと埋もれてしまうから必死なんだよ、と言おうとしたが止めておいた。

昨年の横浜ライブの時は連絡したが都合がつかず会えなかったが、BABYMETALのライブとは言わなかったのに、
BABYMETALのライブに行くのかと向こうから話を振ってきたのはそういうことだったのかと納得。
しかも、今日のためにわざわざBABYMETALのファーストを買って(中古だが)聴いてくれていた。
もちろんSU-METALの実姉が乃木坂の元メンバーだということも知っていた。
その彼からBABYMETALの「推しメン」を聞かれた。
彼の中ではBABYMETALはアイドルという認識らしく、
もともと活動的ではない自分が一人でライブに行ってしまうぐらいはまっているBABYMETALという存在が気になったらしい。
「それは、もちろんゆ・・・・」と答えてもよかったが、自分にとっては「推しメン」とかそういう存在ではないので、
きっかけはソニスの動画、IDZでのSU-METALのロングトーンを聴いてしまったことだと答えた。
BABYMETALのお勧め映像作品を聞かれたので、限定ではなく一般発売の中からLive in Londonを勧めておいたら、帰り足でツタヤで買ってくれたらしい。
その後感想が返ってきたが、パフォーマンスを評価しつつも、「大人にやらされている感」が気になったらしい。
まあ、彼はBABYMETALにははまらないだろうな。
対象をカテゴライズして判断する傾向のある人は、ベビメタにははまらないと思う。
BABYMETALは、アイドル的な要素を持ちつつ、その枠からすっかりはみ出してしまっている日本でも、海外でも異形の存在。
カテゴライズせずフラットに見られないと、その先にはなかなか進まないと思う。
まあ、はまったらはまったで、妻子持ちにはなかなか厳しい状況が待っているので、はまらないほうがいいかもしれないが。

帰りの車中でDAY2の状況をチェック。
BxMxCやったんですか。昨日BBABやならかったからノーマークだった。
あれをライブでやれるのか。いや、今のSU-METALならもうできないことなんてないかもしれない。
昨日のBrand New Dayを聴いてそう思う。これがサプライズの1つめ。
さらに、アンコールに5人のIDZ!しかもセットリストはDAY1と被りなし。東京ドーム以来か。
ああ、花道の存在から予想していたのに、やはりLEGENDライブはすべての公演を見るべきだった。
必ず映像作品にしてください。あれだけカメラ入ってたんだからするでしょうけど。
限定盤はいくらですか。LEGEND-Mが2万円だから、この幕張は3万円ですね。
分かりました。ありがたく買わせていただきます。その代わりTHE FORUMは通常版にします。

ライブ後の紙芝居で、例の20201010のお告げがあったらしい。
メタルレジスタンス第10章が最終楽章、出ましたDoomsday。
「最終」の二文字がスクリーンに表れて、ライブ会場でも微妙な空気になったらしいが、これでたぶん4回目のDoomsday。
BABYMETALの場合、新展開が始まりますよぐらいの意味でしかない。
情報が錯綜していてよくわからないところがあるが、メタレジ第10章は202010101日のみなのか、その日から10章が始まるのか。
これまで単独公演で1章完結というのが2回あり、広島が第6章、そして名古屋が第9章という位置づけとなている(名古屋が、現在の8章の前に9章として行われていたことに今頃気づく。)
これまでのメタルレジスタンスもコンセプトが今のBABYMETALに合わなくなってきたので、BABYMETAL10周年にあわせて終了。
新章ではなく、メタルレジスタンスに代わる新編(たぶん「メタルなんとか」)が始まるのだろう。
もしかすると、これに合わせて新体制となり、新メンバー参加ということになるかもしれない。
新メンバーが加入があるとすれば、このタイミングしかないだろう。
YUIMETALの脱退の状況を踏まえて、BABYMETALの活動、特にかなり過密な海外ツアーに対応できるかのテストを現在のアヴェンジャーズシステムが兼ねているとすれば、
Metal Galaxyツアーの総仕上げのライブでの発表というのは現実味はあると思う。

これまでどおりLEGENDの名を冠したライブは特別で、万難を排して行くべきというルールは守られた。
おそらくヨーロッパ―ツアーは西の神バンド。その前にリハーサルも必要だし、公開ゲネプロとしてライブやっちゃうかというのがこの幕張ライブの企画だと思う。
日本とアジアは東の神バンド。日本でのライブからヨーロッパツアーへというタイミングでの東と西の神バンドの邂逅と
海外には行けないKanoさんを含めたアヴェンジャーズ総出演という、これまでにないサービス満点の企画。
神バンドという点でいえば、神バンドとしての経験十分な東の神バンドから、まだアメリカツアーを行っただけの西の神バンドへ神バンドとしてのノウハウを伝えるという意図もあったのだろう。
また、結果的に藤岡さんがレギュラーメンバーとなる前のメンバーで固定となりつつある東のオリジナル神バンドについては、完成度は非常に高いものの、
モチベーション、新鮮味という点では若干マンネリ感が感じられなくもないので、フレッシュな西の神バンドから刺激を与えようというぐらいのことは、策士KOBAMETALなら考えそう。

これから始まるヨーロッパツアーがとても楽しみだが、そのあとアジアツアーとヨーロッパでのフェス参加もあり、6月までは海外でのライブ活動が続く。
そして今年は20201010が控えている。20201010は新国立クラスの大箱になるだろうから、これまでのパターンだと、国内の夏フェスには出るが、ワンマンは行わないということになるだろうか。
20201010の前にアメリカでの公演はありそう。もしかするとMSGもあるかも。

20201010については、個人的な妄想がある。
YUIMETALの正式な復帰はないと思っているし、諦めてもいる。
YUIMETALは突然BABYMETALからいなくなったが、水野由結はアミューズの所属タレントとしてまだ名前がある。
水野由結として活動を始めることがあるなら、その前にYUIMETALとしてもう一度だけファンの前に姿を見せてほしい。
まだ解かれていない封印、「BABYMETAL DEATH」とともに。
20201010に新メンバー加入という大きなイベントがあるのであれば、このタイミングしかないと思う。
アンコールに1、2曲だけでいい、元気が姿を見せてほしい。
そうでもしないと自分の中のYMYが成仏してくれない。
IDZの封印が解かれた以上、もうそれもないのかもしれないが、そうあってほしい。

202010101の詳細は4月1日のFOX DAYに分かるらしいから、それまでは海外メイトのファンカムを楽しみにしていこう。

BABYMETAL -METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN EXTRA SHOW LEGEND 参戦記 その2

2020-02-22 22:17:18 | ライブ
LIGHT SIDEとDARK SIDE 表裏一体 そんな内容の紙芝居。
正面に高さ10m以上の巨大スクリーンがあり、さらに両サイドにサブスクリーンがある。
これまでで最大の大きさだと思うが、この大きさになっても超高解像度。
いったいどういう仕組みになっとんねん!と言いたくなるほどの解像度で、この大きさ、この画質であれば後方でもスクリーンは見やすいだろう。
そして1曲目「FUTURE METAL」。この曲はオープニングとしては結構上がる曲。
ほぼ正面頭上に、メインのラインアレイスピーカー右があり、距離も近いためかなりの爆音。
周りは誰もしていなかったが、念のためライブ用の耳栓をしていてよかった。ただ、バランスを重視してか低音は抑え気味。

そして、最近の定番「FUTURE METAL」からの「DA DA DANCE」。
おお、3人が近い。肉眼で表情まで十分見て取れる。やっぱり近いっていいですね。
最初のアヴェンジャーズはMomokoさん。SU-METALは細すぎるな。MOAMETALはホントキレイになったよな。
CD音源を聴いたときは違和感ありありだったのが、もうすっかりなじんでしまっている。
神バンドの衣装が白い。あの評判の悪い仮面は被ったままだが、楽器で日本のオリジナル神バンドと分かる。
仮面は付けてるとはいえ、白衣装の神バンドを見るなんて、2年以上ぶりか。
やはり、オリジナルの神バンドの演奏は安心する。ライブで聴いたわけではないが、
洋の神バンドは、ベース専業ではないギタリストがベースを演奏しているためベースが弱く、ドラムが目立ちすぎてバランスが悪いような気がする。
そこへ行くと日本の神々の演奏は盤石である。メンバーも藤岡さん亡き後のベストメンバー。
超モッシュだが、いきなり圧縮が来ることもなく、意外と自分の周りは大人しい。
ここから「Elevator Girl」、「Shaniti Shaniti Shaniti」とアルバムのDisk1と同じ曲順。
正面の巨大スクリーンにはMV的な効果映像が流され、両脇にサブクスリーンにはメンバーのパフォーマンスが移されているということが多かった。
超モッシュの恩恵により、サブスクリーンはあまり見なくともよかったかも。
移動ステージは前後に移動するだけではなく、上下にも動くが、今回のはリフト量がかなり大きかったのではないか。
あまり上に上がってしまうと、近くで見ている超モッシュ勢は、逆に見切れてしまう。

ここで懐かしい紙芝居。例の女性ナレーション久しぶりに聞いた。
今日はLIGHT SIDEなので光GENJIパロディーか。
シャカリキコロンブスならぬシャカリキモッシュッシュとは笑わせる。
そうここで「OH! MAJINAI」。
巨大スクリーンのCGヨアキムが多すぎて大爆笑。こういうふざけた感じも久しぶり。
でもちょっとヨアキムいじりすぎなのではないかと心配するほどの振り切れぶり。
スクリーンのヨアキムに気を取られて、ダンスはあまりみれなかったが、今までにないトラディショナルダンスのミックス。
ハードではないがライブでは盛り上がる。
SU-METALのお気に入りとのことだが、メタ太郎もそうだがこういうバイキングメタルというかフォークメタル系がお好みなのね。

ここまではDisk1の曲順どおりだったが、この次に「YAVA!」がきた。
かなり久しぶりでちょっと驚いた。ライブで演るのはいついらいだろう。
ダークサイド以後はやってなかったのではないか。選曲はやはりLight Sideだ。

次に「Brand New Day」。もちろんライブ初披露。
この歌が聴きたかった。この曲がメタルなのかという点についてはさておき、SU-METALのヴォーカリストとしての進化と新たな一面が聴ける曲。
バックのスクリーンの映像も歌詞の内容とシンクロしてよかったが、なんといってもライブ初披露にしてこの仕上がり。
CD音源で聴いたときから、キーがかなり高いうえに、力を抜く部分が多いので、曲中の抑揚のつけ方が難しいかなと思ったが、そんなことは現在のSU-METALにとって問題ではない。
 晴れの日ばかりじゃない。雨の日ならブレイクすればいいよ。
 そしてまた新しい日がやってくる。
無意味系、元気系の歌詞が多い中、珍しくちょっと内省的な歌詞。
まるで誰かに語り掛けているように思えるのは、気のせいだろうか。
ああ、耳が幸せ。

ここからは「ギミチョコ!」、「メギツネ」と定番のアッパー系の曲が続く。
「メギツネ」のときに移動ステージが中央に動いた。中央の柵の方へ軽い圧縮があり、割とステージに近いところに流される。
ほぼ真横から3人を見る形になったが、曲中のC&RでKanoさんが上手方向に向いてくれた。
おお、肉眼で見るKanoさんは横浜で見たときの印象とは違って、大きく見える。
Kanoさんと入れ替わりで、MOAMETALが上手に来た。
いや、もともとYMYであるためモアシタンではないんですけど、最近のMOAMETALはほんとにきれいになったなとは思ってたんです。
でも、油断してました。かなりの至近距離からMOAMETALの満面の笑顔をもろに食らってしまいました。
ええ、「無事死亡」というのはこのことなんだと思いました。
ZEPP名古屋でYUIMETALを見た時以来の破壊力でした。
おかしいな、MOAMETALもライブでかなり見ているはずなんだけど、
まあ、あれをもろに食らって無事でいられる人はこの世にはいないと思いました。
(中2に戻ったおっさんの感想)

ここで「Night Night Burn!」。新曲の大盤振る舞いだ。
ダンスはやはりフラメンコ入り。合いの手にクラッピングも入り、まさにラテンメタルという感じに仕上がっている。
ラテン系の国ではかなり受けそうな曲調。
パイロの炎も上がりまくりで、文字通り燃え上がる曲。

ほう、ここで「THE ONE」か。ということはBBABはなしか。
日本限定盤の曲はやらないのかとこの時点では思っていたが、これがDAY2の伏線になっているとは。
以前はライブの締めか締め前の曲として演奏されることが多かったが、ダークサイド以降はなかったので久しぶりだね。
 ♪No reason why I can't understand it
SU-METALが歌い出す。この後の展開を予想していた人は多分いないと思う。
 ♪Please let me know もし答えがあるなら
全く予想していなかった「THE ONE」での日本語。
思わず変な声が出た。周囲もあっという感じでざわついた。
「Metal Resistance」が出てからは、ずっとEnglish versionしか歌われてこなかったこの曲(たぶん)。
おそらく2015年の横浜での初披露以来のオリジナル日本語ヴァージョン。
この日のライブ最大の驚きだった。個人的なハイライト。
SU-METALの日本語は美しい。ただ、もうこの曲が日本語で歌われることはないと思っていた。
「封印を解く」との謎かけ。1日目はこの曲だった。
この曲を聴くと、なぜかYUIMETALを思い出す。
ゴンドラに乗っていた初披露の横浜。瞳に涙を浮かべてうっとりとしていた東京ドーム。
そしてその姿がなかった広島。
驚きとうれしさ、そしてちょっとした切なさが入り混じった中聴くオリジナルの「THE ONE」は特別だった。

締めはやはりこの曲しかない「Road of Resistance」。
ただ、始まるまでの間が長い。ステージを見ると、あれ下手にもドラムセットが。
上手になんか神が4人いないか。
東西神バンドが勢揃い!8人でRORやんのか!
盛り上がるピット。
と思ったら、そう、ここは超モッシュ、Wall of Deathの準備が始まった。
まずい!巻き込まれたくないので、後ろに下がろうとしたらもう下がるスペースなく、いつの間にやらWall of Death最前列。
しかも、気の利いた整列担当のメイトさんが隣のスペースとくっつけて、よくある丸い空間ではなく、メイト同士が正面で対峙するこれこそWall of Deathという状態になってしまった。
数ある映像でもこの形で大きさは見たことない。
ああ、SU-METAL様の「Wall of Deathやらんかい」ゼスチャーが始まってしまった。
「1、2、3、4!」のカウント。
後ろから飛び出すメイトの圧力を何とかすり抜けて、なんかWall of Death回避。
その後も、今まで比較的おとなしかった上手のピットでモッシュやらサークルやらが多発するので、
その対応でほとんどステージを見る暇なかった。
曲の後半で、ふとステージを見ると、あれアヴェンジャーズ勢ぞろい。5人のBABYMETAL。
今まで何だったのというぐらいサービス良すぎ。さすがLEGEND公演。
エンディングでステージ左右に伸びた花道に5人が来て、We are BABYMETALコール。
5人が現れた方へ、一気に人がなだれ込む。今日一番の圧縮状態。
一瞬目に飛び込んできたのは、達成感を表情の浮かべたSU-METAL様。
これまでこんな近い距離でSU-METALを見たことはなかったが、とにかく細い!
そして、そのお姿に後光が差して見えましたとさ。
いつものように特効火薬が爆発したが、ステージに近いこともあり、耳栓していてもすごい音。
やっぱ耳栓しててよかったな。
最後に短めの紙芝居。Dark SideのDAY2につづくみたい内容だった。

自分も含め周りのメイトさん大満足。
超モッシュでは恒例?の脱げた靴を高く掲げて持ち主を探す「この靴誰の?」が始まり、みんな笑顔。
これはDAY2もかなり期待できる。
まだ当日券売ってたはず。行こうかなと思ったが、明日は友人との会う約束をしていたのでやめた。
気になったのは左右の花道。最後のC&Rのためだけに作られているとは考えにくい。
あの形の花道を使う曲といれば、ヘドバンでのスモークガンか、IDZでのダッシュか。
この時はDAY2のセットリストと関連して考えていなかった。
Disk2には、日本限定盤にのみ収録されている曲を除き未披露曲がないので、DAY1ほどのサプライズの玉がない。
DAY1のラストでRORをやったとすれば、DAY1のラストは…と考えれば自ずと結論は見えていたのに。

BABYMETAL -METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN EXTRA SHOW LEGEND 参戦記 その1

2020-02-15 22:24:05 | ライブ
行ってまいりました、初の幕張。今回はほぼピットなので嫁メタルは参加せず、一人での参戦。
ということでこれまた初の超Moshを申し込んだら見事当選!
帰りの新幹線のこともあるので1日目だけにしたが、今となっては…。

実はというか、当然のように11月のSSAも行っていた。
こちらは嫁メタルと一緒だったので、シートを申し込んだものの、昨年のDark Side Carnivalとほぼ同じ、ステージ正面のシート。
PA卓の近くなので音はよかったが、何せ遠い。
昨年より大きなスクリーンがあったので、映像はよく見えたものの、肉眼ではやはり厳しかった。
ただ、横浜がKanoさん、名古屋がRihoさんで、今回はMonokoさんだったのでこれでアヴェンジャーズコンプリート。
セットリストについては、The Forumとほぼ同じだろうという予想はついていたので、あまり意外性はなかった。
台風来る中The Forumのライブビューイングを見てきたし。
ただ、Brings Me The Horisonが前座という超贅沢なライブだったので、楽しめた。
そして、そこで予告された今回の幕張。
LEGEND、しかも日本の神バンドだけでなく、アメリカの神バンドも出演するとな。
LEGENDと名前の付いたBABYMETALのライブは万難を排して行くべしというのが鉄則なので、迷わず超Mosh一択での参戦となった。

行きの新幹線が早い時間しか取れなかったが、幕張着がちょうど物販にいい頃合いの時間になった。
初幕張。BABYMETALは何度もここ幕張でライブを行っているが自分としては初参加。
建物が見えてくるとちょっと感慨深いものがある。ドーム状の屋根のイベントホールが見えてきた。
一昨年のDark Sideになって初のライブもチケットは抑えていたが、平日で都合がつかず参加できなかった。
ただ、事前情報なくあのダークサイドライブを目の当りにしたら、YUIMETAL脱退後初ライブを見ていたら、どんな気持ちになっていただろう。ふとそんなことを考えてしまう。
この日の幕張は、他にもイベントが複数開催されていて、昼前だというのに人が多い。
黒い格好のメイトばかりではなく、一般の方々もいてライブ単独の会場とは違い、とても華やかな感じを受ける。

正面の入り口を入って右に曲がるとすでに物販待ちの長い行列。一般だけではなく、超モッシュの優先列もかなりの行列になっている。
この日は、日帰りだと最終の新幹線が微妙な時間だったので、ホテルを抑えておいたが、
幕張からは少々離れた場所のホテルだったので、物販終了後ライブ前にホテルにチェックインできないことも考えて、なるべくライブ会場に近いコインロッカーを確保しておきたかった。
物販列を左手に見ながら、ホール1の方に進んでいくと、まだこの時間だからかコインロッカーを確保することができた。これで入場時間までの行動の選択肢が増える。
後は物販列に合流。超モッシュが初めてなので、物販の優先購入も初めて。
並び始める時間が中途半端だったので、結局1時間ぐらいは並んだだろうか。ただ、待機列がずっと屋内だったので、その点はありがたかった。
物販会場のホール4に入ってから気づいたのは、会場内に流れている曲。もちろん「Metal Galaxy」なわけだが、なぜかDisk1の曲だけが延々とループされている。
事前に予想はしていたものの、やはりこの日DAY1は「Metal Galaxy」のDisk1+ファースト、セカンドの定番曲というセットリストになるようだ。神バンドは日本の神々に違いない。
DAY2は「Metal Galaxy」のDisk2中心、神バンドはUSの神々というところだろう。
US神バンドの演奏も生で聴いてみたかったが、音が悪いという評判の幕張なので、そこはあきらめた。
それにDisk2の曲は既にライブで演奏している曲ばかり(Japan Limited盤のみに収録のあの曲を除いては)
なので、どちらか1日となればライブ初演奏曲をやる可能性が高いDAY1かなという選択。
アヴェンジャーズは3人勢ぞろいという予告があり、THE FORUM方式で曲を分担しながらを3人が順番に出てくるだろうというのは大方の予想で、アヴェンジャーズガチャは今回はないだろう。
今回の物販はなかなか魅力的なグッズがそろっていたが、結局Tシャツとタオルだけにしようと思っていた。
しかし、目の前でワッペンが早々に売り切れになったのを見て気が変わり、「BABYMETAL DEATH」のワッペンも購入。
今思うと、懐かしのデザインのものも多かったので、買えるワッペン全部買っておけばよかったか。

思いのほか時間がかかったものの、物販も無事終了。一般の方はかなり並んだようですね。
今回の物販は人気のグッズが多かったので、超モッシュの特典を有効に使わせてもらった。
ライブの整列開始時間まで相当あるので、会場を離れとりあえず昼食。
さらに時間があったので、チェックイン開始までさらに時間があったもののとりあえずホテルのある場所まで移動することにした。
電車を乗り継ぎ、最寄りの駅から微妙に離れた場所にホテルはあった。
チェックイン時間までまだ間があったが、とりあえずフロントの人に聞いてみると、部屋の清掃が終わっているの入室OKとのこと。
とてもいいホテルだ。
ここまでだいぶ歩き回ったので、少々休憩。買ったばかりベビTeeに着替えて、荷物を軽くし、再び幕張へ向かう。

入場時間か近くなったせいか、幕張メッセ周辺は黒い服装のメイトさんが増えたような気がした。
超モッシュのチケットは確保したものの、整理番号は2600番台。
今回の超モッシュは3000人ほどという情報もあったから、最前列近くなどというのはそもそも期待していないので、ゆったりと入場開始を待つ。
待機は室内で、会場の中はさらに暑そうなので、ベビTeeの下は、コンプレッションシャツ1枚にした。
相変わらずオッサンメイトが多いが、11月のSSA以上に若い人が多くなった印象がある。
年末の地上波テレビ番組への出演、邦楽フェスへの参加は多少は効果があったのだろうか。
中々入場が始まらず、予定の入場開始予定時間から20分ほど遅れて、超モッシュの入場開始となった。
恒例の整理番号4番と44番への拍手に参加しつつ、整列を待つ。
まずは1500番までの整列だが、その後の整列アナウンスがなかったが、列はホール1付近の入り口から室外の連絡通路まで伸びており、
薄着の中一応屋根はあるものの室外で整列することになった。
意外と列は早く進み、チケットチェック、手荷物チェック、金属探知機チェックを経て、ライブ会場であるホール1と2に入る。
いきなり視界が開けて、会場を見渡せる場所に来たが、やはり会場は広い。
2015年の巨大天下一メタル武道会のときは、ホール1から3までを使用していたので、これよりさらに広い会場に25000人オールスタンディングという過酷な状況だったらしいが、ホール1と2だけでも十分広い。
今回は会場後方にシート席もあるので、観客は20000人弱というところだろう。
いつものようにスモークがたかれ、視界が悪く、メタルの客入れSEが流れる会場内を目的にZブロックを目指して進む。
もしかすると縦長でホールを使うかなと思ってみたが、もちろんそんなことはなく通常通りの横長の配置。
今回も通称ルンバと呼ばれている移動式のステージが使われるらしく、舞台中央から前方に向かって花道状のスペースがある。そのスペースを取り囲むようにZブロックが設けられていた。
整理番号が2600番台だったので、ブロック後方かと思いきや、ステージ上手にはまだ余裕があり、ステージに近い位置をとりあえず確保することができた。
ライブが始まれば、かなり動きがあるだろうから流れに任せていけば、もう少しステージに近寄れるかもしれない。
LINEチケットなので、会場内にスマホを持ち込んでいるので、ライブ開始までの暇つぶしは、もうすっかりSHAZAMでの客入れSEの曲判定になっている。
以前はそれほぞ多い印象はなかったが最近はアイアンメイデン、アーチエネミーが多いような気がする。
ステージが高く、前方に背の高いメイトがいないおかげで視界良好。
暗くてよくわからないが、ステージはかなり近い。おお、これが超モッシュの恩恵か。
このぐらい近くで見られるなら、超モッシュのチケットの価格プレミアムなどたかが知れたもの。
ただ、超モッシュだから、このまま落ち着いてステージを見ていられるなんて甘いことは考えていない。
客入れに手間取っているようで開始は遅れたが、7月の名古屋ほどではなく20分遅れで客電が落ち、紙芝居が始まった。

BABYMETAL ARISES -BEYOND THE MOON- LEGEND–M – 参戦記その3

2019-09-01 12:38:26 | ライブ
暗転して聴きなれないイントロが流れる。
お、また新曲か。皆醒めない興奮の中待ち構える。
アコースティックギターが聴こえてきた。ステージ上にはギターを弾くMOAMETALの姿が。
LEGEND-M限定のグッズにギターピックのセットというのがあった。
メイトさんの中にはMOAMETALのギタープレイがあるんじゃないかという方もいた。
自分もそう思っていたが、エレキギターのイメージしかなかったのでアコギとは!
ここでメイトさんから驚きのほぼ怒号みたいな歓声。
MOAMETALはコードをストロークしている。その姿がスクリーンにも映し出されたが、手元を見ると右手の指を広げていて、ピックは持っていない。
ピックを持たずに指でコードを弾けないこともないが、聞こえてきている音からするとフィンガーストロークには聞こえない。当て振りか。
ギターとコーラスだけの演奏からイントロが始まり、MOAMETAL踊り出す。
ギターはギタースタンドに立てて固定してある。そのギターを愛おしむように撫でる振付。
後ろからSU-METALが登場し、歌い出す。
透明感はあるが抑制された声がこの会場に響き渡る。
ギターを中心に二人が回る。
バラード。そういえる曲。歌詞がよく聞き取れる。

 昨日 今日 明日 続く道から終わりなき旅の途中でも
 巡り合えた奇跡信じて 僕らは行く君のもとへ
 Shining Light さあ行こう
 Shining Light どこまでも
 はるか超えて永久(とわ)の国へ
 ここを超えて永久(とわ)へ
 光の彼方まで 光の彼方まで 光の彼方まで


ここからいきなり転調。テンポが上がり、エモーショナルな曲と踊り。
そしてギターソロが泣く。

 長く続く闇の中さまよっても わずかな光を手繰り寄せて
 心が叫んだ 叶わない答えでも まばゆい光が僕らを照らすから


悲しい歌。素直にそう思った。
前半の抑制された歌唱から一転。
SU-METALの歌は絶唱だった。

 Shining Sky もう飛び立とう
 Shining Road どこまでも
 はるか遠く永久(とわ)の国へ
 はるか遠く宇宙(そら)へ
 Shining Road さあ行こう
 Shining Road どこまでも
 はるか超えて永久(とわ)の国へ
 ここを超えて宇宙(そら)へ
 Shining Forever Shining Forever Shining Forever


この曲の演奏中は宇宙の映像がスクリーンに映し出されていた。
闇の中から蝕が明け、月の影から太陽の光が差し込むところから始まる。
歌の途中は、まさしく銀河だ。
そしてエンディングとともに月が太陽を隠し、また闇へ。

この曲が終わるころにはメイトの多くがこの歌が誰に捧げられた曲かを理解していたに違いない。
「LEGEND-M」のMは、MOAのMだとばかり思っていたが幹大のMでもあったんだね。
ダークサイドに藤岡さんはいなかった。
一瞬だけこの曲の間だけ藤岡さんがよみがえったような演出。
曲の終わりとともにまた闇へ。
この曲のときにステージの上にいたのは、SU-METAL、MOAMETAL
そして神バンドは大村孝佳、Leda、BOH、青山英樹。
藤岡さんと関わりが深かったチームBABYMETALの面々。
この曲を演奏するにはこの人たち以外はあり得なかった。
特に大村さんはどんな気持ちでこの曲を演奏していたのだろう。
その表情はマスクに隠れて見えないけれど。

曲としてはプログレメタルバラードといったところか。
実は全く気付いていなかったが、このメロディはLEGEND-Sの紙芝居で使われていたし、
METAL RESISTANCE EPISODE VIIのトレーラーにも使われていた。
曲としては既にあったものをダークサイドの中でこの曲に仕上げたということになる。

この曲を聴いていて、LEGEND-SのNo Rain , No Rainbowを思い出していた。
この曲が一番違うのは明確にある人のことを思って作った曲、歌詞だということ。
LEGEND-SでNRNRを歌った時のとまどった素の中元すず香の姿はそこにはなかった。
明確な意志をもってこの歌い切ろうとするSU-METALの姿だった。
まさに絶唱。
抑制された前半とサビの部分の対比。
抑制された前半部分の安定感が光る。
これは是非とも記録に残してほしい。
行けなかった人も見ればわかる。これがどれほど特別な時間だったか。
曲中神器のライトが光った。
わずかな光でもそのステージを照らすように。

このライブが開催されることが分かってから、1つ不思議に思っていることがあった。
ライブのタイトル「BABYMETAL ARISES -BEYOND THE MOON- LEGEND–M –」
横浜と対をなす「AWAKEN」と「ARISES」。
広島と同じく誕生祭を示す「LEGEND–M 」。
問題は「-BEYOND THE MOON-」の部分。
直訳すると「月の向こうへ」。
この意味が、そうこの曲の終わり。あの映像で分かった。
ダークサイドの闇の先、月の向こうには光あふれる銀河がある。
BABYMETALはそこへ向かっていく。
そう、「理想郷」を目指して。

ここからの「Arkadia」は、ほんとずるい。
曲もダンスもエモいのに、前の曲のあの演出からこの曲とは。
月の向こう、闇を超えてチームBABYMETALは進んでいく。
 
  誇り高く旗を掲げて 星の欠片を抱いて
  光より早く 鋼より強く この途に恐れなく
  闇が覆いつくそうと この途を歩こう
  目指すは夢のアルカディア

もうここで泣かずにいられない。
視線の先には力強い助っ人アヴェンジャーとともに歌い踊るBABYMETALがあった。
 「WE ARE BABYMETAL!」
そう叫んで、いつもより多めの火薬が爆発してライブは終了した。

帰りのあおなみ線は激混みだったが、混雑を予想してクロークには荷物を預けず、急いで駅に向かったので、
その後の金城ふ頭駅の入場規制にはかからず、割と早めに名古屋駅に着くことができた。
まあ、ここでSuicaチャージ機の上に大事な神器を忘れてくる大失態を犯したが、嫁メタルの神器があるからまあいいか。
名古屋といえば手羽先、手羽先といえば世界の山ちゃんなので、駅から一番近い店を探していったら、あら2年前銀キツネの後に寄った店でした。
前回と同じく「満席です。他の店をご案内します」と言われて、待っている途中でこの店の席が空いてご案内されるというところまで一緒だった。
2年前の銀キツネのときも生ゆいちゃんを見てしまった衝撃と興奮で上機嫌だったが、今回も最高に気分がいい。普段はあまり飲まないがとにかく今日は酒がうまい。

次の日は豊川稲荷まで足を延ばして、狐塚を見て名古屋を後にした。


LEGENDと名前の付くライブは、やはり特別だった。
ダークサイトを耐えたメイトには最高のMOAMETALの生誕祭だった。

BABYMETAL ABABYMETAL ARISES -BEYOND THE MOON- LEGEND–M – 参戦記その2

2019-08-30 10:27:32 | ライブ
1曲目はROR!横浜とセットリストを変えてきた。
そうするとあの曲がラストだな。
などと考えていたら後ろが何か騒がしい。
振り返るとすっかりWODの準備が出来上がっている。
えー、みんな待機中はあんなに大人しかったじゃないですかー。
例の法螺貝聞いたら別人になってテンションいきなりマックスですか?
慌てて嫁メタルをWODに巻き込まれない位置に移動させた。
俺はステージが見たんじゃー! 曲を聴きたいんじゃー!
ということでWODからサークルモッシュになってからも視線はステージへ。
今までほとんどシートで、ピットの時も後方が多かったのでそういうのには巻き込まれずすんだが、
並ピットとはいえ最前ブロックを甘く見ていた。
ただサークルのそばにいると、回転の風圧で風が来て涼しい。

今日のアヴェンジャーは…鞘師里保さんですね。予想通りです。
そうすると明日は現役生徒会長かな(これも当たりました)。
横浜は2日目だったので、鞘師さんを生で見るのは初めてだったが、かなりダイナミックなダンス。
いろいろな表現ができるだろうが、メタルダンスということでかなりダイナミックな動きを意識してやっているんじゃないかと推測。
1曲目のRORというと東京ドームRED NIGHTを思い出すなー。いきなりぶち上がる。
2曲目はメギツネですか。飛ばしすぎじゃないんですか。
ステージは高いのだが、目の前に背の高めの男性が2人いたのでなかなか肉眼では見えない。
時折隙間から3人が見えると、肉眼でもその表情が捉えられる。
いつもディスプレイ上でしか見ていない3人を肉眼で見るのって変な感じがするんですよね。
今まで一番近くで見たのは、2年前の同じく名古屋、ZEPPでしたが、その時よりは遠かったもののしっかり見えましたよ。

Elevator Girl、Distortionと続く。セットリストは横浜と同じようだ。
続いてInd-metalというかシャンティ。
数日前のグラストンベリーの様子がBBCで中継されて、自分も含めしっかり予習してきたメイトさんも多く、イントロが流れると歓声が一段と大きい。
横浜で聴いた時にはもう少しヘヴィーがな感じが欲しいかなと思っていたが、この日はその印象は薄れ、ヘヴィーな感じが出てきたような感じを受けた。
このポートメッセ名古屋は展示会場なだけあって音響はやはりよくない。
低音が回らないようにかなり低音は絞ってあるが、音の分離が悪い。

次のスターライト。この曲はSU-METALのヴォーカルを堪能する曲。
横浜ではステージばかり見ていて気付かなかったが、後半の間奏からサビの移る時のスクリーンの演出はよかったな。
星を追い求めて、銀河へ突き抜けたような映像。
ここにSU-METALのハイトーン。
すぅっと魂があっちの世界にいってしまいそうなそんな高揚感に浸れる。
すっかりその存在を忘れていたが、ここで神器のライトが光った。
またメイトが星になったよ。

ここからシンコペーション、YAVA!と続き、次にきました、PA・PA・YA!
曲自体はリリースされたばかりなのにすっかり大人気です!
よーし、タオルの出番だ!
隣の人に回したタオルが当たらないように、隣の人のタオルの直撃を食らわないように、
盛り上がりながらも慎重に回す。
これはライブで化けたなー。単純に楽しいぞ。
ここからギミチョコ、KARATEと鉄板のセトリになだれ込む。
KATATEのイントロになったら隣にいた元バンギャと思われるおねいさんが長い髪を振り乱して本気のヘドバンを始めたのにはちょっと驚いた。
KARATEのリフは超強力ヘヴィーだからねー。その気持ちはわかりますよー。
そして例のインタールード。
横浜で聴いたときは上田剛士かなと思ったが、改めて聴くとちょっと違うような気もする。
上田剛士にしてはポップ感がちょっと足りないような。
まあ、アルバムが出ればわかるでしょ。

で、横浜だとここでThe ONEになるのだが、このイントロは!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ヘドバンギャー!いや、MOAバンギャーですね!
待ってました!このまま横浜と同じじゃLEGEND-Mじゃないですもの。
周りの盛り上がりもすごい。
おっと、例のところの歌詞は1番から「ハタチの夜を忘れはしない」になっとる。
まあ、ステージ上には未成年はいないからな。
そして、いよいよ間奏。フレディ棒と称される黒と赤のクリスタルで装飾されたショートマイクスタンドをSU-METALがいつものように上に向け、
一瞬「ん、やらないのか?」と思ったら、フレディ棒を横にしてMOAMETALに差し出した。
この会場にいたメイトさん、みんなこの瞬間を待ってました。
横浜ではこれを渡されるはずだった人はステージ上にはいなかった。
ダークサイドを抜け、今日ここにこの時を迎えられる。
「頭、頭、頭!」のスクリームに合わせて自分も頭を横に振ってみたり。
そして、MOAMETALの久しぶりのスクリームではないヴォーカル。
「ハタチの夜を忘れはしない」
MOAMETALのあまーい声が響く。メイトからはウォーという低いうなり声。
MOAMETALは歌うまくなったんじゃないかい?
去年のひとりGJ!よりうまくなったような気がする。
メイトの皆さんうれしくて本気のジャンプ!
ああ、幸せ。
この時はこれで十分かなと思った。
次は、THE ONEのはず。しかし、その予想は見事に裏切られた。
MOAバンギャーから次の2曲までのラスト3曲がこのライブのハイライト。
LEGEND-Sほどの大掛かりなセットはなかったが、忘れなれない時間となった。