寂しい帰り道

実家から戻りました。

陽の短いこの時期になると、帰り道がいっそう憂鬱になります。
今日も、実家最寄の駅で夕日が沈むのを見て帰ってきました。

宇都宮線とへの乗換駅に着くと辺りはほとんど夕闇。あと2時間半の道のりが、すごく長く感じられます。誰もいない家に帰るのかと思うと、引き返したくなります。

今日は、実家を出る時に息子が泣きました。奥さんが駅まで車で送ってくれるのですが、いつもならお義母ちゃんに抱かれて「バイバーイ」とか言ってる息子が大泣き。どうしたことか。
父親との別れが悲しく感じられるようになったのか、と一瞬思ったのですが、どうもそうではないらしい。自分を残して奥さんが出かける時はこのところ何時もこうなんだそうです。残念。

来週は仕事でいろいろありそうなので、来られないだろうと思います。
まあ、奥さんも病院に行ったり忙しそうなので、ＳＯＳが出たらやってこなくてはなりませんが、とりあえず息子とは2週間のお別れです。

夕べと今朝、奥さんと話していて、珍しく今後のことについて彼女から話題が出ました。
これまではこの手の話をすると、「プレッシャーになるから」と必ず避けられていたのですが、自分から話を持ち出してきたのでびっくりしました。

このところ、実家の仕事を手伝ったり、今朝もリサイクルに出すゴミの分別などせっせとやっていたので、病気の状態も良くなってきているんじゃないかと思っていましたが、これからのことまで考えられるようになったのかと、びっくりしながらも少しほっとしました。

まあ、息子も1歳になり、本人も1年以上実家に世話になったままで、さすがにこのままではいかんと思い始めたと言うこともあるんだと思いますが。

奥さんとしては、実家の近くに家を購入して暮らしたいとのことでした。私としても、こちら（自宅）に帰ってくることは考えていないと伝えていたので、異存はないところです。

昨日今日で、われわれとしての目標が決まりました。次はそのためにどうするか。具体策について考え始める時期になったのだと思います。

お義父さんお義母さんは、みんなで実家で暮らしても良いと言っているらしいです。一時的に実家に身を寄せて、その間に仕事や家を探すという手もあるな、なんて思い始めています。

とにかく3人で暮らしたい。日曜日の夜は、それしか考えられなくなってます。