50歳で初めての子供誕生!<大学を卒業する時、私は72歳>

50歳にして子供を授かりました。がんばって働いて育てていくぞ!という気持ちを込めて「子育て日記」を書いていきます。

息子も5ヶ月になりました

2008-12-31 16:10:09 | Weblog
7月31日に生まれて以来、本当にいろいろなことがありましたが、息子は無事、5ヶ月を迎えることができました。奥さんもアイソトープ治療以来1週間以上経過したので、息子の相手をすることができるようになりました。大晦日の実家で、じいちゃん、ばあちゃん、奥さん、そして私に囲まれてけらけら笑っている息子を見ていると、まあなんとも幸せな光景ですが、2,3ヶ月前には全く考えられなかったシーンです。
やはり病気で先が見えないと、悪いことばかり考えていけませんね。
もっとも、奥さんの体力も子育てができるレベルに回復するまで、どれくらいかかるか分かりませんが、ひとまず新たな段階に入ったことは間違いないでしょう。

友人や、会社の同僚の皆さんにも心配をかけました。このブログを見て、息子のためにプレゼントを贈ってくれた方もいました。奥さんの実家のご両親を始め、親戚の多くの方に、奥さんが入院中、息子の面倒を見ていただきました。

皆さん、本当にありがとうございました。ひとまず親子がそろって年を越せるのは皆さんのおかげです。
来年も頑張ります。

皆さんにも、良い年が訪れますようお祈りしています。

退院しました

2008-12-30 21:04:17 | Weblog
「病院で年越しか」と心配していましたが、12月26日、血液検査の結果、白血球も好中球も増加、無事退院することができました。で、今、実家で暮らしています。私も一昨日から実家にお邪魔して息子の面倒を見ています。
何せ、アイソトープ治療後一週間は乳幼児に近づかないようにと言われているので、奥さんは何もできません。
実家も年末は掃除や餅つきなど忙しく、少しでもお義父さん、お義母さんに楽をしてもらおうと言う訳です。
息子も、世話する人が次々に入れ替わって大変ですが、明るく元気に育っています。しかし一日子供の相手をしていると疲れますね。幸せな疲れですが。

明日もがんばろう。

アイソトープ

2008-12-23 20:26:46 | Weblog
現在、奥さんが入院中のJ医大病院に「家族待機」の許可をもらい泊り込み中です。個室に入っているのですが、一人になるとやはり不安感が強くなるということで、実家のお母さんと交代のような形で泊り込んでいます。
おかげで今のところにこやかに過ごしています。
アイソトープの治療は昨日でした。これから放射線が効果を発揮して甲状腺を破壊し、ホルモンの生成を抑え、その効果がバセドー氏病の症状を抑えるまで、どれぐらい時間がかかるのか、しばらく様子を見なければなりません。

当初は明日(12/24)に退院の予定でしたが、血液検査の結果、白血球(好中球)の数に問題があり、感染症を防止するため若干入院期間が伸びそうな雲行きです。一分一秒でも病院にいる時間は短いほうがいい、と言っておるのに、どうしてこういう事態ばかり起きるのでしょうか。(使える薬にも制限ができてしまいました)
正月は、自宅は無理でも実家で迎えられればと思っていたのですが、あまり過度な期待を持たないようにしておきます。

明日までしか休みを取っていないので、奥さんを置いて東京に帰らなければなりません。実家のお母さんと明日以降のことを打合せしないといけません。申し訳ないです。

息子の生活

2008-12-14 23:20:06 | Weblog
朝、目が覚めると横におじいちゃんが寝ている。
昨夜は、11時と5時にミルクを飲ませてくれたので、疲れているのかもしれない。あ、気がついた。

「着替えてミルク飲むか?」

もちろん。お腹空いてるもん。早くしてくれないと、泣いちゃうぞ。
ミルクの後は、もう一度寝ることもあるけれど、おばあちゃんにベビーカーで散歩に連れて行ってもらうのが好きなんだ。

おじいちゃんはどこかに行っちゃった。「畑」とか「裏」とか言ってた。

お昼ごろになるとおじいちゃんが戻ってきて、またミルクの時間。その後は、気が向いたら昼寝をするよ。たまにぜんぜん寝る気にならないときもあります。そういう気分だから仕方がないです。おばあちゃんがおんぶをしてくれると思わず寝ちゃうときもあります。

外が暗くなると、お風呂の時間です。うちでは「ポチャ」って言ってます。生まれて初めて入れてもらってから、お風呂は大好きだったよ。あったかくて、気持ち良いよね。頭を洗ってもらうのもぜんぜん平気。

お風呂上りに飲むミルクは最高。思わず眠くなっちゃって、そのまま寝ちゃうこともある。夜中に絶対起きるけどね。

時々おじいちゃんやおばあちゃんの代わりにミルクをくれたり、お風呂に入れてくれる人がいるんだ。

「パパだよー」って言ってるけど、本当かな。
生まれてすぐのとき、「ママ」と一緒に世話をしてくれていたような記憶があるけれど。なんとなく同じ匂いがするのは確か。悪い人じゃなさそうだよね。

「ママ」がしばらくいなくなっちゃって、心配したけれど、最近会うことが多くなっているみたい。「にゅういん」して「アイソトープ」を飲んだら、戻ってくるらしいので、楽しみです。

早く毎日ママと暮らしたいな。

また試練がやってきました

2008-12-08 00:05:28 | Weblog
12/4(木)、奥さん、息子とお義父さんと一緒に自治医大に行ってきました。
奥さんの病状の検査と、息子に奥さん由来の抗体が残っていないか、念のための検査です。

息子は問題なさそうでした。最終的な検査の結果が出るのは11日ですが、担当の先生からも「大丈夫」という言葉をいただきました。顔や頭のカサカサ(乳児脂漏性湿疹)が気になるので軟膏を処方してもらいました。首も据わってきたし、そろそろ離乳食の準備も始めています。自分でやっているわけではないのが残念ですが。

問題は奥さんのほうです。何と言うか、また状況が悪くなってしまいました。
前の病院に入院中に薬を変えていた(メルカゾール)のですが副作用が出てしまい白血球が極端に減少してしまいました。入院を勧められるような状態だったようです。以前使っていたプロパジールも副作用がでるので、薬による治療の道はなくなってしまいました。
薬の効果で甲状腺ホルモンの状態は安定しており、このところ体調も安定していました。それだけに本人もショックだったと思います。

前回の入院が精神的なストレスになっていて、素直に入院を承諾できるような精神状態ではなく、即座に断ったらしいです(私は息子の検査に付き添っていて現場にはいませんでした)。

しかし、薬による治療ができなくなった以上、アイソトープによる治療か手術を選択する必要があります。

前の病院で、アイソトープ治療は通院でできるという説明を聞いていたらしく、こちらを希望したところ「では入院の手続きを」と言われ、半泣きで私の携帯に電話をしてきました。自治医大では、アイソトープ治療は一週間入院をして行うプログラムになっています。

入院生活が耐えられず、時間がかかってもいいからと覚悟して薬を服用しながら実家での静養を選んだのに、結局薬が使えなくなり、絶対に避けたかった入院しか選択肢がないという状況。どこまで追い詰められたら許してもらえるのでしょうか。

とりあえずアイソトープ治療に期待するしかないので、現在、どうすれば入院治療できるか模索中です。個室なので親戚に協力してもらって毎日泊り込むか、というようなことも考えています。

がんばらなくては。


衣替え

2008-12-01 01:05:27 | Weblog
今更、と言う感じではありますが、今週末は自宅にとどまり冬物の衣料を引っ張り出したり、押入れの中から暖房器具を探し出したりしています。同時に仕事もしてます。本当は保存のきく料理でもしようと思っていたのですが、やはり時間が足りません。今日食べるものを作るのが精一杯でした。精米した米も無くなったし、どうしたものか。精米に行こうにも車は実家。精米機でも買おうか。
木曜日には奥さんの通院に同行して実家に行くので、少し精米した米をいただいて来ようかな。

昨日あたりから、奥さんの電話での声がとても明るくなっているように思います。子どもと過ごす時間が増えているようです。甲状腺の病気について話をすることも少なくなっています。回復に向かっていることは確かなようです。

ありがたいことです。お世話になっている皆さん、ありがとうございます。