厚労省はブラック企業を取り締まるのもいいんだけど、その前に製薬会社の「風邪ひいても休めない仕事をクスリ飲んでなんとか乗り切る」みたいなCMをやめさせなよ。監督省庁でしょ。「風邪引いたら仕事休んで家で寝てるのが当たり前」ってことにするよう監督するのも、厚労省の仕事の一つだと思うよ。
何度でも書く。
日本は安保を通したことで「韓国を守るため」の自衛隊派遣と、米・韓の合同軍事作戦に参加する責任をおったのです。安保に賛成な方たちが何を求めていたのか知らないが、日韓は軍事で緊密な体制をとるため、小異(慰安婦・ヘイト)を捨てる必要性があったってことね。
今回の日韓合意について、アメリカの「国家安全保障」担当のライス補佐官が歓迎のコメント出してる。アメリカ政府にとってこの問題は歴史問題でも人権問題でもなく、北東アジアの安全保障問題なんだという事がよくわかる話である。 twitter.com/toshihikoogata…
National Security Advisor Susan E.Riceのコメント「米国は韓国日本両政府が第二次大戦中の『慰安婦』の悲劇的処遇について『最終的かつ不可逆的』合意に達したことを歓迎する。米国は協定とその完全実施を支持する。 」
そして、この包括的解決が癒しと和解のための重大なジェスチャーであり、これが国際社会によって歓迎されるべきであると信じる。米国はわが国の最も重要な同盟国である両国の指導者がこの困難な問題についての持続的な決着に至る勇気と見識を持ったことについて拍手を送る。」
われわれはこれからのち両国と世界各地においてまた地域において、相互の国益と共有された価値観に基づいて協力関係を深め、三国の防衛協力体制(trilateral security cooperation)を前進させるものと期待している。」
アメリカは三国防衛協力体制の立ち上げを東アジア戦略の優先課題として位置づけてきました。米国のこのわかりやすいコメントによって、日韓の指導者が「タフなナショナリスト」としてふるまうより「アメリカの従者」としてふるまう方が自らの政治的延命に資すると算盤を弾いた事情がよくわかります。
AERA原稿だん。慰安婦問題決着について。書き終わってから読んだ白井聡さんのコメントがすばらしい。「今回の合意に関してポジティブなことがあるとすれば、次のことでしょう。まず、安倍晋三氏は『国家の関与は証明されていない』といった類の妄言を二度と口にできないであろう、ということ。」
このことは、この世の中から不快なことをほんの少しだけ取り除いてくれる。それからもう一つは、今回の「合意」形成の経緯から、『日本の歴史修正主義者が歴史を修正できる範囲は、アメリカが決める』という構図があらためて周知されたことかもしれません。」