夕張の財源穴埋め、市町村基金使えず 広域組合が拒否
2008年02月03日23時47分
地域振興のために各地に発足した「ふるさと市町村圏基金」を、自治体の財源不足の穴埋めのために取り崩すことを総務省が容認する方針を決めたが、北海道 夕張市や美唄市など9市町でつくる「南空知ふるさと市町村圏組合」(代表理事=渡辺孝一・岩見沢市長)は3日、夕張市が求めていた同組合基金への同市出資 金約9700万円の取り崩しを認めないことを決めた。
取り崩しを認めれば組合の存立が危うくなるとの危機感が夕張市以外の市町の間に強かったため。協議は藤倉肇・夕張市長を除いた8市町の 首長で行われ、「夕張を含めた広域行政は今後も必要で取り崩しは認められない」とする一方、「再建団体への融資など支援策も必要ではないか」との意見もあ り、今後具体策を練ることにした。
この結果、財政破綻(はたん)した夕張市が国・道の同意で作成した財政再建計画は初年度07年度の歳入確保に誤算が生じることになった。
昨年9月に夕張市から要請が出されていた。全国の自治体から基金取り崩しを求める要望が多いことから、総務省が1月、「広域事業実施に必要な限度で、取り崩しを認める」などの判断を示していた。
【過去記事】保守記事.131 ファンタスティック!
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