「トンネルだ」「それでいい」 天下り規制で政府と自民(朝日新聞) - goo ニュース
公務員制度改革に関する5日の政府・自民党の実務者協議で、省庁による国家公務員の再就職あっせんを一元化する「新人材バンク」をめぐって政府と 自民党が激しく対立していたことがわかった。世論向けの体面を保ちつつ、実質的な現状維持を狙う思惑も浮かんでくる。党側は10日に独自案を政府側に示 す。
党側「形式的に通せばよい。各省がバンクの下でやればよい」
政府側「(バンクを)外から見ればトンネルに見える」
党側「(トンネルに)見えてもいいんだよ」
協議の記録によると、「バンク職員に出身官庁職員のあっせんをさせない」とする政府案に党側が反発。天下りが多い公益法人なども対象とする点をふ まえ、党側は「対象にするのはいいけど、やり方がある。各省が(あっせんを)やってチェックすればよい」と省庁出向者が担うよう求めた。
政府側は「非営利法人全般と行政委託型(の公益法人)は異なる。バンクの運用の中でどうするか示す」と応じたが、党側は「(公益法人が多い)国交 省や農水省は大変だ」。政府側に「反対なら君だけでやれよ」と譲歩を求めた。ただ、党側からも「新聞は尻抜けとか言うと思う」と世論を気にする声が出た。
協議には塩崎官房長官、渡辺公務員制度担当相、自民党の中川昭一政調会長、片山虎之助参院幹事長らが出席。政府は26日までの法案提出を目指している。
【過去記事】保守記事.181 なにもかわらない。。。。。。
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