韓国大統領選で保守野党ハンナラ党の李明博(イミョンバク)氏が圧勝したことを受け、日本政府は盧武鉉大統領の反日的政策の下で冷え切っていた日韓関係 が改善に向かうことに期待を示している。両国首脳が年1回相互訪問する「シャトル外交」の復活を模索するとともに、北朝鮮政策の変化も注視している。
町村信孝官房長官は19日夕の会見で、新大統領について「大切な隣国であり、より一層日韓関係がいい方向に発展できるよう期待している」と述べた。その上で「6カ国協議への姿勢、取り組みがどういうふうに変わってくるか注目している」と語った。
町村長官が期待感を込めて語るのは、2期10年続いた親北朝鮮の革新政権で、日本政界と韓国政界とのパイプが詰まり気味だったためだ。特に盧政権は、歴 史認識や竹島問題で自国の反日感情をあおる形で政権基盤を維持してきたため、「両国の政治的な結びつきは大きく後退した」(外務省筋)とされる。それだけ に、李氏の当選で、「日韓関係は現状より確実に改善する」(外務省幹部)と歓迎する声が強い。
実際、平成17年末に盧大統領が当時の小泉純一郎首相の靖国神社参拝に抗議して一方的に来日を中止して以来、大統領は訪日していない。政府筋は、「新政 権では現実的な対応に戻るのではないか」と語り、首脳の相互訪問が復活するとの見通しを示す。福田康夫首相が来年2月にソウルで行われる新大統領就任式に 出席し、李氏の早期訪日を促す方針だ。
日韓関係の改善で日本政府が期待を示しているのが、双方に拉致問題を抱える北朝鮮政策での連携だ。盧大統領は今年10月に7年ぶりとなる南北首脳会談を 行うなど、北朝鮮に融和的な政策を推進しており、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議への対応でも両国の温度差が目立った。
外務省幹部は韓国の対北朝鮮政策について「変化はあるだろう。何も言わずに支援するということはなくなるのではないか」と指摘。政府は、李氏が韓国人拉致被害者の帰還を求める考えを示していることもあり、日本人拉致問題でも協力を求める考えだ。
福田首相、韓国新大統領と緊密に協力=対北朝鮮政策を注視 (時事通信) - goo ニュース
韓国大統領選で最大野党ハンナラ党の李明博氏が当選したのを受け、福田康夫首相は20日「日韓の友好協力関係のさらなる発展は、地域や国際社会の安定と繁栄のためにも重要であり、新大統領と緊密に協力していきたい」と歓迎する談話を発表した。町村信孝官房長官も同日午前の記者会見で、「(韓国とは)基本的に価値観を共有しているし、北朝鮮問題など共に取り組む課題を共有して いる」と述べ、北朝鮮問題も含めたさまざまな懸案の解決に向け新政権との連携に意欲を表明。高村正彦外相は外務省で記者団に対し、北朝鮮の核問題などに関 する新政権の方針を見極める考えを示すとともに、拉致問題については「日本の立場に理解と協力を求めていく」と強調した。
[時事通信社]
保守記事.286-1-1-2 韓国も、盛り上がってきたんだってww
保守記事.286-1-1-3 人の金をあてにするか?
保守記事.286-1-1-4 韓国も、盛り上がってきたんだってww
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます