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保守記事.391-2 希望の光

2011-04-11 12:36:02 | 記事保守

「町は戻ってますか」タイムカプセルに 岩手の小学校

町を襲った震災の記憶を残そうと、岩手県山田町立大沢小学校6年の29人が「20歳の自分へのメッセージ」を書き、31日、校内にタイムカプセルを埋めた。「明るい町に戻っていますか」「みんな元気ですか」。メッセージには、復興の願いが込められている。

 毎年の行事だが、今年は震災のために、食品保存用の容器で代用した。

 大川海渡(かいと)君(12)と海成(かいせい)君(12)の双子の兄弟は津波で家を失った。高台にある学校から津波を見た海成君は「真っ黒い波に家が どんどんのまれていって、最後は砂煙で何にも見えなくなった。怖かった」。津波に流されたとみられる祖母の行方は分かっていない。

 児童会で新聞作りを担当する海成君は、家が津波にのまれる様子を描き、「忘れてはいけないこの瞬間」というタイトルを付けて当時の様子を記録した。

 2人の父親はカキの養殖やメカジキ漁などをする漁師だ。海渡君は「海はとても怖いけど大切。町が前みたいに明るくなって、20歳のときには漁師になってお父さんと一緒に船に乗っていたい」と話した。

 担任の佐藤はるみ教諭(51)は、教室に掲げていた学級目標「おそれず挑戦! 奇跡を起こせ」を書いた紙をカプセルに入れた。「ひどい状況だけれど前向きになるしかない。この子たちは大丈夫」(京谷奈帆子)

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